雑文3
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS 5DS
ソフトウェア
レンズ 28mm
焦点距離 28mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/166sec.
絞り値 F5.7
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 4320x2880 (4.98MB)
撮影日時 2015-02-13 20:58:37 +0900

1   kusanagi   2024/1/16 21:33

つぶあんさん。ご丁寧なコメント、ありがとうございます。
動画は、消磁(機能)とはこんなことをするのか、というのが分かってなかなか興味深いですね。
しかしちょっと余計なことを書いてしまったかなって思っていて、つぶあんさんの、レンズ1本で
自分の写真をやっていきたいという覚悟が揺るがなければよいんてすが。

今の写真趣味というのは高齢者が多いですね。それは時間とお金に余裕があるからでしょう。
しかし若い人はそうはいきませんからね。それでも写真が好きな人は自らを律し自制しながら
写真をやっていきたいというのは大変に立派だと思います。

つぶあんさんは以前はペンタ67をお使いだったとか。フイルムカメラの時代ですから、つぶあん
さんが20歳代のころでしょうか。若いときから写真をやっておられたということで、これは流石だ
なって感じています。
ペンタ・モノクロームを見抜いた方は、つぶあんさんだけです。はっきり言って普通の方は分かり
ません。と言いますか、そもそも黒白写真というものに馴染みがないので、カラーから黒白に
起こした写真と、黒白専用機の根本的な違いというものが理解できないのだろうと思っています。

https://photoxp.jp/pictures/223952
参考までにリンクしましたが、これはペンタックス独自のPEF-RAW(DNGではなく)で撮ったものを
JPEGに展開したものです。18MBありますので、そうそうは投稿できません。シグマの10-20ズーム
で撮影したもので、お世辞にも良いレンズとは言えませんが、オリジナルサイズで見れば(出来れば
ダウンロードして)、そのレンズ中央部の解像力は、粒子感も出ていて眼を見張るものがあるようです。

このカメラは私のいつものカメラ道楽で買ったものですが、しかしこのカメラを手にしてからというものの、
私の機材道楽はピタッと止みました。不思議ですね。
つぶあんさんが書かれているように、モノクロネガフィルムのようだ、というのは正にそのとおりで、
私も20歳代に黒白フイルム写真をやっていたものですから、自分の当時の写真感覚を思い出した
ようです。
そして若い頃はカメラ道楽なんてしなかった。どうやら、そういうのも思い出したようです。

このペンタモノクロームを使い出してからというものの、私が撮る写真は基本的にモノクロです。
本当はこのペンタ1台だけあればよいのですが、道楽で集めたカメラがありますので、ついでだから
そういうカメラでもモノクロで撮るか、という具合になってます。645Dもそういう道楽カメラのひとつですね。

雑文/645Dは、JPEGのSサイズ。つまり画素数1/4で撮ってます。縦横各1/2づつですね。
大体どのカメラもJPEG-Sサイズは1/4になります。私の考えではそのサイズがモノクロにしたときに
ちょうど良いかなって考えていて、それは余分な贅肉を削ぎ落とすという感覚ですか。
雑文2/K3MSMも、JPEGのSサイズでの撮影です。カラー写真の時は必ずRAWで撮影したのですが、
モノクロIに転向すると、JPEGでもいいんじゃない?という手の抜きようです。(笑)
ついでに、この雑文3/5DSもJPEGのSサイズです。

なお、私の撮る全ての写真は、写真の表現のことは考えてなくて、つまり自分への記録写真ですね。
私は、こうこういうところに行ったよ、見てきたよっていう私的記録写真ばかりです。ですから人様に
見せるような高尚な写真ではないんです。撮影は歩き運動の一環としてと考えていて、カメラショット
は何も考えずに撮ってます。

ちょっと長くなっているなって思うのですが、つぶあんさんは優秀な方なので長文に難儀することは
ないと思い、このまま続けます。

私がこれまで道楽で買ってきたカメラ(中古ばかりですけど)の中では異色のカメラです。
このカメラを買ったがために、それまでの全てのカメラが霞んでしまいました。いや全否定された、
という感じです。もし私が最初にこのカメラを手にしていれば、私はカメラ道楽&レンズ沼なんかは
しなかったと感じてます。
とにかくこのカメラ、なんか、特別なんですね。他のカメラとは違うんですよ。

『フォトヨドバシ PENTAX K-3 Mark III Monochrome』
http://photo.yodobashi.com/pentax/camera/k3iii_monochrome/
http://photo.yodobashi.com/pentax/camera/k3iii_monochrome-2/
http://photo.yodobashi.com/pentax/camera/k3iii_monochrome-3/
http://photo.yodobashi.com/pentax/camera/k3iii_monochrome-4/
ここで綴られているカメラマンさんの言葉。これを読むと、私もそのとうりだって頷くことしきりなんです。
私がこのカメラを使い出してから半年くらいになるんですけど、以来、私の考え方、写真だけてなく、
他のいろんな事柄も変わってきたと言わざるを得ないんです。
たかだかカメラ1台で何を言ってるの?と言われるかも知れませんが、もしかして最近私はこのカメラ
1台に思いっきり振り回されているんではないかと感じるほどです。

こういうカメラがペンタックスから出た。正確にはリコーイメージングですかね。もしかするとペンタックス
というより、リコーだからこそ出せたカメラかもしれません。
このペンタモノクロームは、単にモノクロカメラというだけでなく、(モノクロカメラは他にもライカがある)、
そうじゃなくて、このカメラこそが本当のカメラであるという強い印象を受けるんですね。

私はペンタックスファンでもなんでもないんですよ。メインのカメラはキヤノンや二コンやソニーです。
そういう一般的カメラマニアでしかありませんね。
ペンタファンではないのでリミテッドレンズも持ってませんし、ペンタモノクロームで使うレンズは、ほぼ
シグマの一般レベルのレンズです。もっと良いレンズが欲しいとも思わないのです。不思議ですね。

技術的にはペンタモノクロームは、ベイヤー式画素補完をしていない。RGBカラーフィルターを搭載し
ていない。勿論ローバスフィルターも非搭載。たったこれだけなんですね。そしてシグマのフォビオン
のように凝ったカラー方式もとっていません。よって、モノクロしか撮れません。
とにかく全てがダイレクトでストレートなんです。余計なものが一切ないというか。
それともうひとつありますね。光学式一眼レフのファインダーを採用していること。ライカモノクローム
には、それがありません。よってライカとは使い勝手がぜんぜん違うはずです。AFも使えますし。

ペンタモノクロームの話ばかりになりましたけど、一番に驚き戸惑っているのは私本人ですね。
このカメラ、異端とかではなくて奇跡のカメラという気がしないでもありません。よくぞまあ、こんな
カメラが出たものだなあって感心するほどです。
そうは言っても、もともと黒白写真が好きでない人には不便なだけのカメラかも知れませんね。(笑)

最近は、カラー機でありながら、モノクロモードを充実させているカメラが出ています。パナソニック、
フジ、二コンなんかですね。こういうのも、ライカやペンタのモノクロ機の影響かもしれませんね。
現実的には、デジダル黒白写真はカラー機から起こすのが一般的となります。むろん専用機には
敵わないのですが、可能な限りメーカーはモノクロへの技術力を高めて欲しいものです。そうして
黒白写真ファンが増えてくれれば嬉しいですね。

ところでリコーペンタックスは、フイルムカメラの復活を目指しているようです。
私としては、もうフイルムは不要ですけど、巻き上げレバー(チャージレバー)は復活して欲しいなあっ
て思います。モータードライブではない手巻きレバーのあるデジタル一眼レフです。

つぶあんさんの「古里」のコメント。正直な感想に私も同感ですね。写真する者は、自分の眼で見た
もので、確りと見てそして考えていきたいとの願っています。そういう百聞は一見にしかず。現場主義
への手助けに写真が使われるのが良いのかなって思っています。

2   つぶあん   2024/1/17 04:33

こんにちは。
私もむかしは機械式カメラでモノクロ写真を撮っていたのです(中古ですが)。
フィルムを巻き上げて露出を測ってMFでピントを合わせてと。
旅行にもカメラを持って行って、モノクロで撮っていたこともありました。
高校野球をモノクロで撮ったり、猫をモノクロで撮ったり、もちろんスナップも。
そういうとき、私の目は「モノクロの目」になっていたように思います。
光の濃淡、つまりコントラストに注目する目。
フィルムの場合はカラーとモノクロで住み分けがあって、モノクロで撮るときはモノクロで行く覚悟がなければいけなかったものです。
デジタルでは簡単にカラーからモノクロに変換出来ますから、「モノクロの目」を持てなくなるのかもしれません。
私はというと、モノクロのJPEG撮って出しで撮っていたものをカラーから変換するようになっていました。
その方が楽だからというのもありますが、イメージを詰めやすいという理由もありました。
でも、先日の日曜日、思い切ってモノクロのJPEG撮って出しをしてきたところです(ちょっと実験的な写真)。
そのまえにカラーからモノクロに変換した写真を載せたいと思ってはいるのですが(だったらRAWで撮りなさい←自分へのツッコミ)。

私にはこだわりがあって、それはJPEGで撮るというもの。
フィルムカメラのように使いたいのですね。
そこに絞り解放というこだわりと、レンズはFA43mmだけというこだわり。
撮れない写真も沢山あるのですが、撮れないからこそ楽しいのだと私は思っています。
何もかも撮れてしまったら、そこにロマンはないじゃないかと。
だからK-50にはいまのままでいてもらおうと思います。
春になったら撮りたい写真も、いまのうちから頭のなかにあるものですから。

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