メーカー名 | SIGMA |
機種名 | dp2 Quattro |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 6.2.0 |
レンズ | 30mm F2.8 |
焦点距離 | 30mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/250sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2712x1808 (906KB) |
撮影日時 | 2015-01-02 06:30:44 +0900 |
本来はオートマチカルな道具をわざわざマニュアルライクに改造して、それで得られる
ものが、はたして何であるかは、私にもよく分かりません。
しかしそれは画質を求める為だけではないことは確かでしょう。いや、純正レンズとは違う
画質を得たいということでは確かに画質希求なのですが、でもそれが主力の意味では
ないと考えます。
マウントアダプター+マニュアルレンズを使いたい本当の理由は、少なくとも私の場合は、
間違いなく、そのアナログチックな操作感にあります。
もちろんある一定の最低限の画質は必要なのですが、そんなもの、単焦点レンズだと
ほぼ皆クリアしているわけで問題はないのです。
滑らかな手に吸い付くようなヘリコイドの動き、チチッと軽やかに回る絞りリング。何よりも
嬉しい金属鏡胴の手触り感。アダプターにしたって真鍮製だ。
そういうものがなによりも大切だと思っているのです。
その感覚を得たいがために、マウントアダプター+マニュアルレンズをやっていると言って
間違いはありません。(私の場合は)
そういうのを人々は、「遊び」たという。オールドレンズ遊び。(私の場合はクラシックレンズ
とまでは行かないので)
写真趣味としては一段と下に見られていて、発展しない奴、とか精神的レベルが低い幼稚
な人間とか、そんな風に思われているのではないでしょうか。
しかしそんなもの、写真は我々にとっては全て遊び趣味なんであって、目くそ鼻くそを笑う
っていうことだと思うんですけどね。
マウントアダプター+マニュアルレンズで言えることは、永遠にピント合わせに終止して、
それ以上の写真の発展を自ら拒否するという、そういう錯誤的な状態にわざと身を置く
ということかも知れません。
しかし、ピントを合わせるということは、これは写真の基本の中の基本です。その基本動作
を永遠に繰り返してやっていたとしても、それが間違いであるとは誰にも言えないでしょう。
一つだけ付け加えます。この世のカメラ機材のなかで、最もきちんとピントが合うのは、
ライブビューでみてマニュアルレンズを自分で操作することです。これが一番凄いピントが
得られるんですね。
※写真は今題とは関係のない写真。AFで撮ってますから。(^^;