GT750
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 DP2X
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 5.5.3.0000
レンズ 24mm F2.8
焦点距離 24mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/60sec.
絞り値 F4.5
露出補正値 +0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス "Daylight"
フラッシュ なし
サイズ 2640x1760 (1,593KB)
撮影日時 2017-05-21 10:21:31 +0900

1   読者   2017/6/10 20:31

やっぱり、こう言うのは旧センサーですかね。
ベイヤー機の最新型が2400万画素から2000万画素に
減っているのはびっくりですね。
800万✖️3層か1000万画素✖️3層で越えられるのは
確かなのでは。
動態物にD7500がレンズ兼用出来ればと思います。
ニコン用マウントアダプターが欲しいですね。
ハンドル名ですがいろいろ考えるのが面倒なので
匿名の代わりに安易な名前を使っているのですが
これまた安易に真似する人がいるのは心外でした。
ただ私も過去の投稿を調べたわけでもなく被って
いたら逆の立場ですね。

2   読者-2   2017/6/11 23:58

この手の旧センサーのシグマDPですが、中古価格が上がっています。中古市場に出回る玉が
少なくなったということもあるんでしょうけど、時代がクワトロになってから、返って見直されていて
いるのかもしれませんね。

従来機2400万画素が新機種2000万画素になったというのは、ニコンD7500のことですか?
http://digicame-info.com/2017/04/nikon-rumo.html
これを見て頂ければ分かるように、D7200は東芝製でした。その東芝センサーはソニーに売却
されましたので使うことが出なくなったのです。7500のセンサーメーカーはちょっと不明ですね、

>800万✖3層か1000万画素✖3層で越えられるのは確かなのでは。
  動体物にD7500のレンズが兼用出来ればと思います。
  ニコン用マウントアダプターが欲しいですね。
これはSDクワトロのことを申されているのですかね?というよりも、クワトロ方式を使わない
希望的SDフォビオンでの話をされているのかもしれません。
つまりミラーレス・レンズ交換式カメラで、センサーは純粋(メリル)フォビオンで、総画素数は
2400万画素から3000万画素。マウントは、アダプターでニコンレンズが使えるようにしてと・・・
残念ながらそういう、うまい話はなさそうですね。(笑)

読者ネームで写真を投稿されいたのは、
https://photoxp.jp/pictures/160976
この方ですが、多分、現読者さんと同じ人物だろうと推察します。
なお、読者のネームはコメント投稿では随分以前からあって、現読者さんが初めてというわけ
ではありません。
ただし、読者名でもって、写真を投稿されたのは、現読者さんが初めてでしょう。

ところで、改めて上のURLの読者さんの記事を見ますと、いまになって納得させられることは
多いですね。ほんとうにシグマのカメラがクワトロ式になってから、シグマ写真の投稿は減少
しまくっているように思います。
この掲示板だけでなく、あの有名なシグマ関連のサイト、◯◯雑記帳も閑古鳥が鳴いています。
あのシグマフリークの◯さんがブログの投稿意欲を失ってしまうなんて、想像もしていませんでした。

そんなわけで、ユーザーのクワトロへの結論は既に出てしまったのではないでしょうか。
つまり、クワトロ方式ではダメだ、売れないということです。
とは言え、海外事情はどうなんてしょうね。海外ではクワトロは人気なのかな?

3   読者   2017/6/12 20:56

レスありがとうございます。
いろいろな掲示板で匿名のところもあれば、ここの様に何らかのハンドルネームを付けないと書き込めないところもあります。
某氏と某氏が実名の必要論で言い争って論破されていましたが、真似して偽名を使えば意味がなくなるわけで特定の対象者と会話したい時にはいいと思いますが、その必要性がないときは何でもいいかなと思いまして。
絵を描くのに比べれば簡単なと思う写真も知識、構図、テクと非常に難しいです。
>動体物にD7500のレンズが兼用出来ればと思います。
間違いですね。D7500にSAマウントレンズが使えればと言うことでした。
レス最後ですが、私が書きたかったことその通りです。
旧センサーには皆がこれはいいぞ、違うぞ、凄いとウキウキしながら投稿していたように思います。
それがなんとこの有様。
本当にローパスフィルターのなくなったベイヤー式に比べいいのか?メリットあるのか?と思うのです。個人的には最近のベイヤー式のほうがハッとする写真が多いです。
この事態をシグマの社長、社員はどう見ているのでしょうか。
これだけレンズが評価されてきているのにカメラはさっぱり。
軌道修正するのか、しないのか。出来るのか、出来ないのか。
Merrill後よりも重大決断です。

4   読者-2   2017/6/17 00:59

この掲示板で実名で書かれている方は皆無だろうと思います。単なるハンドルネーム(仮名)と
匿名の違いは何もありませんね。問題は書かれている内容です。内容が詰まらなければ何の
意味もありませんから。そこのところが分かっていない人が多いですね。

シグマカメラの人気がガタ落ちしたのは、クワトロからというよりも、もっと詳細に見ていけば、
SDクワトロが発売されてからです。実はDPクワトロとSDクワトロとは同じセンサーではありません。
SDクワトロは像面位相差AFのセンサーが組み込まれているので、それが必要がないDPクワトロ
よりも画質が随分と落ちているのです。
この事実を理解している人は少ないのじゃないかなって感じますね。しかしミラーレスカメラで、
しかもデジイチの位相差AF用レンズを使おうとすれば、どうしても像面位相差AFセンサーに
せざるを得ないので、これは難題なんですね。勿論シグマもそれは重々に解っていたでしょう。

しかしながらSDクワトロはシグマカメラのフラッグシップカメラです。その旗艦たるカメラが不本意
では、そのイメージはシグマのカメラ全体に大きな悪影響を与えるんではないですかね。
こんなことになるのならば、たとえAFが使い物にならないくらい遅くても、それでも良いからね、
DPクワトロと同じようにコントラストAFのままで行って欲しかったですね。

正直言って今のSDクワトロでは、ローパスレスのベイヤー機と変わらないというか、下手をすると
ベイヤー機の方が良い印象を受けたりするほどですね。このことは読者さんだけでなく私も同意見
です。
それからDPクワトロはあまりにもデザインが悪すぎます。使いにくく、そして大きすぎますし。
(SDクワトロの方はデザインたけは良いのですが)
そんなわけで、シグマがクワトロに変わってからというもの、パッとしないカメラが続いています。
あるカメラ屋さんに言わせると、シグマはカメラ事業から撤退すればいいのに。と言われてしまう
ほどになっています。
これからSDクワトロが、たとえフルサイズセンサーを搭載しても誰も見向きもしないカメラであること
には変わりないでしょう。

5   読者   2017/6/17 22:43

詳しい説明ありがとうございます。
恥ずかしながら個々の技術の差異までは理解できてません。
現状だと、ベイヤー式が駄目だったのではなく、単にローパスフィルターが悪さしていただけではと言った感じです。
クワトロでオオッと思ったのは。最初のフォトヨドバシかどこかの作例といくつかくらいです。逆にベイヤー機ではどのメーカーにもこれはと思える作例が多々見られるようになりました。
SPPの改善でピクセルのずれを直したのが有ったと思いますが、まだまだずれてるのでは、若しくは根本的に解決できないのではと思います。
私のような素人が見ても感動できません。
カメラは止めなくても元に戻せばいいだけです。
元々、目に見えない雲の陰影が撮れるようなセンサーなのになぜに実用的でないSFD?のようなことをしなければならないのか。
開発、設計、企画陣は考え直す必要があるのではと思います。
D7500が2000万画素程度になりましたがFoveonでは何画素にあたるのでしょう。ニコンでも仕入れ上とは言えその程度で上等と言う判断をしたということです。
人の視力の差もあると思いますが、決して細かくなるほど実際に見えた感じに近くなるとはいかないのではと思います。
ややこしいことをしなくても少し画素減らして、単純に1:1:1でするだけで今のCPUでは十分に処理できるでしょうに。
テレセントリック性?についてはレンズごとに補正値を入れておいてずれを処理すればいいし?。(あってますか? その処理はクワトロ的なのかも)
カメラボディも、元の様にコンパクトに。こんなに小さくたって、こんなすごい写真が撮れるんですぜと言うのがうけてたはず。
どうでしょうか。

6   読者-2   2017/6/19 23:07

そもそも、撮像素子センサーの設計はできるだけシンプルなのがよろしかろうと思っています。
ベイヤーパターンは4素子で1単位なのでシンプルこの上なく優れたセンサーだと思っています。
もちろん1素子で1単位のフォビオンはもっと優れている。そういうことでしょう。
それからどんなカメラも画像補完をしています。その補完もセンサーの設計がシンプルならば
簡単なアルゴリズムで補完処理できるわけですね。
クワトロは3素子1単位とすればベイヤー並の補完処理が必用なのではないかと思っています。
それでもシンプルな類なのは間違いないでしょう。しかしシグマファンはベイヤー並の補完でも
許しがたいというところがあるのかもしれません。

ところがこれに像面位相差AFセンサーを組み込むと話はややこしいことになります。補完の上に
さらに補完処理をしなくてはならず、それはSDクワトロだけの話しでなくて、ベイヤーの像面位相差
AFセンサーの場合も同じでして、メーカーは良い画質を保つために苦労しています。

SDクワトロではシャッターショックによって画像が乱れる場合があるようですね。SDメリルでは
そんなことは聞かなかったのに、なぜSDクワトロではそういうことになるのだろうっていう疑問が
出てきますが、それはやはり補完処理が多すぎるっていうことだろうと思います。
DPクワトロでもそういう話は出ませんでしたが、これはレンズシャッターなのでフォーカルプレーン
シャッターのようなショックはあまり発生しません。
何段階もの画像補完処理をしますと、最初のごく僅かなズレがだんだんと処理を重ねるごとに
大きくなっていくものです。

デジタル処理だと誤差がないとか、ノイズが出にくいとか思っている方が多いのですが、けっして
そんなことはありません。例えば個別レンズに対応するアルゴリズムをデジタル処理に付け加え
ますと確実に画質は悪くなります。そういうのはパソコンで画像処理をする場合と同じなので皆さん
ご経験があるだろうと思います。
とにかくアナログであろうがデジタルであろうが、シンプルイズベストなのであって余計な仕事を
させないというのが物事の基本です。

ローバスフィルターもそういう無駄な処理の典型でしたね。メーカーがデジイチにローバスフィルター
を組み込むのにこだわったのは、商業写真家のクレームを恐れていたからでしょう。しかし実際には
そんなことはなかったわけですから、随分と無駄なことをしていたわけです。
そもそも商業写真家にスキルがあれば、モアレなんてフォトショップで消せるわけですしね。

ニコン2000万画素カメラは、その画質としてフォビオンカメラでは何画素に匹敵するのか?という問い
がありましたが、実際、どうなんでしょうね。厳しく言えば総画素数3000万画素・出力1000万画素
くらいではないでしょうか。クワトロでは総画素数3000万画素・出力2000万画素となっていたと思い
ますが。
しかし数値的には、文字通りに受け取って、フォビオン総画素数2000万画素÷3の出力660万画素
のカメラとなります。

しかしこういう試算はあまり意味を持たないわけです。まずフォビオンはAPSサイスですが、ベイヤー
ではフルサイズ機種で比べるべきであると考えています。APSベイヤーではフォビオンと比べられ
ません。
これは簡単な話で、フォビオンは受光層が3層になっているからです。ベイヤーは1層ですね。
これは建築物で言えば3階建ての家と1階平屋建ての家を比較してみてください。その床面積は
どちらが大きいでしょうか。
ですからフォビオンAPSのサイズを2倍から3倍しますと、それはベイヤーフルサイズの面積になる
からです。実際感覚からしてもフォビオン画質はベイヤーフルサイズのライバルであるとする方が
正しい気がします。

フルサイズの2000~3000万画素のベイヤー機は多いですね。それでそこらあたりにAPSクワトロが
匹敵しているのではないかと私は考えています。
メリルとなるとこれは総画素数が4500万画素くらいになるので、フルサイズベイヤーの3000万~
4000万画素くらいに相当ということでしょうか。
もしフォビオンがフルサイズになると、これはベイヤーでは中判フォーマットのカメラと比べなければ
なりません。
フォビオンは常にベイヤーの上位機種と比べられるべきで、それなのにカメラは小型フォーマット
サイズですむので、ボデイは小さく、且つレンズもAPSレンズでよく、小型化に有利なんです。

フォビオンの特質として出力画素数は総画素数の1/3になります。クワトロでは少し違いますが。
しかし出力画素数は小さくてもデータ量は巨大です。それで現像には時間がかかりますしパソコンの
性能も要求してきます。
情報学的に言えば、画素数とは水平の情報量ですね。しかしもう一つ垂直の情報量があって、
それは画質のことです。発色とかコントラストなどの。
ベイヤーでも本当のプロ機種はフォビオンと同じく優れた垂直情報量の画質を持っています。しかし
センサーは巨大で且つ高価なカメラとなります。

それよりも、ベイヤーとフォビオンの根本的な相違はあるのか、ないのか。それが一番大事だろう
と私は思っています。
フォビオンはカラーフィルターを使わずに独特な方法でカラー情報を得ているのです。
それで、ベイヤー機は所詮は、カラーフィルターの色を超えることが出来ないということではない
でしょうかね。
勿論、フォビオンもフォビオンの仕組みを越えることは出来ないのですが、実際に我々が写真を
撮って、そのの色とかが、どちらが現実の色に近いのか。そういうことだと思うのです。
センサーに組み込まれているカラーフィルターは、レンズ先端に付けるカラーフィルターと同じでして、
カラスなりフイルムに色を塗っているのではないですかね。製造は凸版印刷とかの企業のようです。

フォビオンの仕組みは分かりませんが、喩えて言えば、プリズムによって色を分けるという方法が
ありますね。仮にそれがフォビオンだとすれば理解はし易いですね。
現実の白色光をRGBに分ける方法は色々とあるのですが、手っ取り早いのはカラーフィルターを
使う方法です。それで一般のカメラもスキャナもカラーフィルター方式を使っています。
カラーフィルターを入れれば、どうしても発色はフィルターの色に左右されます。それから、カラー
フィルターはフィルターのひとつですから、そのフィルターを入れることにより、ちょうどローパス
フィルターを入れるのと同じく画質の劣化を伴います。フィルターはないことに越したことはない。
そういう気がします。
もしもカラーフィルターを使わないでもいけるベイヤー機が出たとすれば、それこそフォビオン機に
とっては最大の脅威となりますね。

シグマがこれからどうなっていくのか。どちらかと言うと私は悲観的に見ています。
余裕のある大企業ならばともかく、一旦出したセンサーはそう簡単には引っ込められません。
開発費の元を取るためにも製造し続けていかなければならないからです。クワトロセンサーも、
像面位相差AFセンサーも作り続けていきます。
シグマにとって痛かったのは、DPクワトロデザインの失敗。それからSDクワトロのマウント問題
での判断ミスでした。
これらはセンサー技術とは違うところの、単なる経営陣の誤りです。
SDクワトロのマウントはミラーレスカメラらしい新マウントにすべきでしたね。そしてマウントアダプター
を介してデジイチ用レンズを装着するようにすべきでした。(新マウントレンズのリリースは不要)
さらに言えば、そのマウントアダプターはシグマSKマウントだけでなく、可能ならばキヤノン用、
ニコン用、ソニー用、ペンタックス用と、それらのマウントのシグマ製レンズを着けられるように
すれば面白かったでしょうね。

それから最期にひとつだけ言っておきたいのですが、シグマのユーザーは解像力だけを求めて
しまって、高解像力、イコール、シグマとしてしまったことです。
特にメリル以降はそうなりました。
しかしながら高画素とか解像力というものは、飽きられやすいものじゃないですかね。
シグマのカメラ事業は利益はずって出ていないと思うのですが、それでもメリル時代はかなり
人気のカメラとなりました。
現在のシグマの不人気というのは、そのメリル時代の反動が来ているんじゃないかなって思って
います。余計な流行に対する反動だということです。

本当にシグマのカメラが好きな人は昔も今も変わらずに、それぞれの時代のシグマを愛用して
いるんじゃないでしょうか。
シグマSDクワトロは使ったことがありませんが、私もできればSDクワトロHを使ってみたいと願って
います。センサーサイズが大きいためか、色々な方の作例を見ますと、これまでのシグマとは
迫力が違うように感じます。
シグマのベイヤー機に対する優位点として、ひとつはAPSサイズではベイヤー・フルサイズ並の
画質が得られるということ。それからカラーフィルターを使用していないために自然な色合いが
でるということ。この2つはクワトロになっても依然として失われておりません。

あまり世間の人気に左右されずに、自分の本当の思いでシグマを使っていければ良いのじゃないか
なって考えています。むしろあまり世間に騒がれなくなった今の時期こそ、じっくりと本当のシグマ
の良さが発見できるのじゃないかなって感じますね。

7   読者-2   2017/6/22 22:35

像面位相差AFに関してはネットで情報を多々得ることが可能です。例えば・・・
http://www.sony.jp/ichigan/community/interview/SLT-A99/vol3.html
http://www.photosepia.jp/image_field_phase_detect.html
撮像を多々得る素子とAFを検知する素子が渾然一体となっている感じです。初期のものはAF素子
ポイントは少なかったのですが最近のものはほぼ全画面に配置されていますね。
AF素子の配置によって失われた画素は膨大な補完処理によって再度組み立てなおさなければ
なりません。

クワトロのLOWモード撮影の作例のようです。
https://photoxp.jp/pictures/162353
https://photoxp.jp/pictures/162480
比較。初期型DP1
https://photoxp.jp/pictures/146571
こんな感じでBGRが1:1:1比率なので補正の違和感はないのですが、発色が初期型DP1に比較して
薄いですね。それはおそらくクワトロの各素子の1/4の光の電荷しか取り込んでいないからでしょう。
Bは4素子のうちの1素子だけを取り他の3素子の電荷は廃棄です。GとRは1素子の電荷量を1/4に
減衰しているようです。

シグマがフォビオン素子を旧タイプに戻すっていうことは不可能だろうと思います。そのような余裕は
シグマにはないだろうと思います。昔の大手家電とか現在でも自動車会社ではパイロット的なモデル
を発売して、売れなかったね。じゃあ引っ込めようか。っていうことが会社の規模でもって可能だった
のですがね。(^^
それでシグマは今あるセンサーの路線を突き進むしか選択肢はありません。それから、これは大事
なことですが、現在のデジタルカメラの撮像センサーの方向は、超高画素と高精細という、そういう
方向に、どのカメラ会社も一律に同方向に向いていることです。
もちろん消費者であるユーザーの目も同じ方向を向かされていますよ。

それで画質の精彩が乏しくても、とにかく高解像度を求めているわけでして、その路線を外すことは
出来ないのです。クワトロは処理スピードを速めながらも解像力も得られるという、現在の時代の
ニーズに即応しているんですね。
もちろんシグマもこのままで良いとは考えていないわけでして、これからの方向はセンサーサイズ自体
を大型化するという手法をとってくると思います。それがSDクワトロHですし、やがてはSDクワトロF
というフルサイズになるだろうということです。
色白は百難を隠すと言いますが、センサーの大型化もそうです。コンデジの小さなセンサーから始まっ
たデジタルカメラは現在ではフルサイズという大きなセンサーにまで発展しているわけですから。

それで私はシグマに対して希望があるのですが、RAW-LOWの場合、設計なりアルゴリズムを変えて
いただいて、BGRの1:1:1比率を、Bは4素子全部で光を受けるようにし、GとRも1/4に電荷を減衰せ
ずに、フルパワーでやっていただきたいのです。
そうしますと、SDクワトロHの場合では、B:3,088×2,056 / G:3,088×2,056 / R:3,088×2,056ですから、
630万画素出力、総画素数1900万画素の非クワトロセンサー方式になるということです。
これがフルサイズになればもっと画素数は上がるでしょうしね。(出力1100万画素・総画素数3300万
画素くらいでしょうか。勿論RAW-LOWでの話です。)

もしそういうカメラが出来れば非常に魅力的になるだろうと思います。
画素競争、解像力重視の方向はいづれは頭打ちになります。それは技術の限界ではなくてユーザー
の嗜好の問題としてです。いや嗜好というよりも、本当は人の脳内処理の限界が出てくるからです。
そういう未来も見つめてセンサーの開発はしていかなければならないと感じます。センサー開発には
膨大な資金と、そして時間が掛かります。未来の方向を的確に見据えていかなければなりません。

シグマはこれまでに、低画素フォビオン、高画素メリル、そしてクワトロ式と、3種のフォビオンセンサー
をリリースしています。そのどれも他に比較することのできない個性を持っています。そしてどの時代
のカメラもフォビオンである限り古くなりません。
みなさん自信をもってご自分の気に入ったフォビオンカメラを使っていただきたいですね。
古い時代のカメラも最新の電池やカードメデイアで思いの外、スピーディに撮影することができ、現像
に至っては最新のパソコンでは難なく高速で処理できます。
古いカメラを使うと貧乏くさいっていう気後れを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、けっしてそんな
ことはありません。これはフォビオン以外のベイヤー機でも同じですから。
そしてシグマさんに至りましては、古いシグマカメラでもキチンとメンテナンスサービスを続けて頂くよう
に切望しています。

8   読者   2017/6/22 19:50

再度詳しいご回答ありがとうございます。
AFセンサーの原理については詳細調べないと理解不能です。
たしかクワトロもLowモードでは500万画素の1:1:1になったと思います。
それぞれの画質はどうなんでしょうかね。SD,DPでもAFセンサーの違いが出てくるのでしょうか。
シンプルイズベスト、同感です。
センサーの切り替えですが、センサーだけなら廃棄して、早くやり直してボディの無駄を最小限に抑えるのがいいと思います。
プロセスは昔に戻るのでそんなに大きな投資にはならないと思います。クワトロの開発費は大損ですが。
好きなシグマを愛用。それはいい答えですね。

9   読者   2017/6/24 19:29

DPクワトロLowの作例ありましたね。
SDクワトロLowの作例はありましたか。
LowもAF制御の差が出るのか知りたいです。
A4より大きく焼いたり大きなディスプレイで表示する場合は、精細差が必要でしょうし、小さなディスプレイでも今より高精細に
なっていくでしょうけど、それは小さな絵で綺麗に見えるのが前提でそれが不可能なカメラ、センサーは失格だと思います。
(当然のことを書いていますがそれすらできていない)
私の希望は今まで書いたような画素数の1:1:1と旧機種のファームウェアのアップです。(普通はしないでしょうけど
それを続けると消費者は非常に安心)

10   読者-2   2017/6/26 00:01

SDクワトロRAW-LOWの作例はというと・・・
作例はないようですが文章はありました。
http://review.kakaku.com/review/K0000858120/ReviewCD=1036148/?pattern=C
こちらは作例あり。SDクワトロAPSですが。
http://kiyoshi323jp.blogspot.jp/2016/07/sd-quattro_17.html

SDクワトロでもLOW画像の仕組みはDPクワトロと変わらないだろうと思います。ただ単に1/4の
信号を処理しているだけなので、像面位相差AFセンサーの影響はRAWハイと同じように出ている
でしょう。
しかしながら、SDクワトロの像面位相差AFセンサーの影響を、あまり過大に受け取る必用はないと
考えています。それは単位センサー素子(密度)や、もしくは全体の撮像素子面積が大きくなれば
あまり気にならなくなるからです。
事実、SDクワトロHは、SDクワトロAPSより、かなり画質が良く感じられることからも理解できますね。
この2つはセンサー密度は同じようですが撮像素子全体のセンサーサイズはHが大きくなっている
からです。それでトリミングしない写真などでは印象がかなり違います。

また像面位相差AFセンサーの画質劣化への実際的な対策は、より高価な抜けの良いレンズを装着
することでカバーできます。ズームレンズを使っていたならば単焦点レンズの装着で画質を取り戻せ
るというような意味です。
とにかくシグマに限らず、超高画素化したカメラや像面位相差AFのカメラでは高品質の単焦点レンズ
が最近のトレンドというかお勧めのようです。財布には厳しくなりましたが。

ところで小さな写真で綺麗に見えるというのは大きな画質でもキレイなんだと思いますよ。
このXP投稿板でも最初の絵でハッと感じた写真は大きく拡大しても優れています。ただ読者さんが
言っているのはそういうことじゃないですよね。(^^ それは分かっていますが純粋に画質(色の階調
やコントラスト)は小さく間引き表示しても優劣の違いは分かります。
要するに小さな絵ではその絵としての形に騙されるっていうことでしょうね。形や図柄が目を引いて、
それで拡大してみるとさほどではない写真だったというのはよくあります。

ところでこの写真の画像の画質を見るっていうのは、本当はとっても敷居が高いんじゃないですかね。
何よりも画質というものを見抜く人間の眼というものが求められるからです。
画質、とくに色合いを見る眼というのは、なかばは生まれつきの才能(性能)を求められるような気が
します。加えて経験や知識というもので高めていかないと、画質を見る眼は維持できません。
その点、解像度というのは誰にでも分かります。モニターに写る画像を拡大していけば目の悪い人
でもその違いが分かりますから。

写真の基本は画質。その画質というものに自分が本当に満足できていないと、その人が画質を
評価できるか出来ないかに関わらず、ユーザーの不満足感というのは、つのる一方であるような
気がしています。
自分なりに画質の満足がいく機材を使っているのかどうか。これは案外に大事なような気がして
います。画質に満足の行かないような状態だと、目に見えぬストレスが溜まり、それでやたら写真を
撮り過ぎたり、掲示板に投稿し過ぎたりするんじゃないですかね。

写真を人に見せる為だと考えると、画質以外の要素がものをいいますが、そうじゃなくてまず自分が
満足を得たい。そう考えるならば画質というものはほぼ絶対的な価値を持つのてはないでしょうか。
それから画質というのは機材やソフトも大切ですが、ただ単に高価なものを組み合わせれば、それで
良い画質かというとそうでもないんですね。
画質というのは自分だけの画質という、その追求の努力が求められると思いますね。最新の高価な
カメラに高価なレンズ。優れたソフトにパソコンに。そういうものをただ単に寄せ集めただけでは、
本当に自分が満足する画質の世界には行き着けないように思います。それもまた不満足であるという
結果になるだけでしょう。

写真を、衣服というものに当てはめると分かりやすいところがあります。衣服はまず、自分が着て
気持ちがいいというのが一番大事でしょう。
外から見て格好いい衣服というのがありますが、そういう衣服を着ていて満足がいくのかどうか。
本心で気持ちが良くてリラックスできて動きやすいか。疲れないか。温かいか。涼しいか。
そういう自分の満足感というのが本当は一番大切だろうということです。他人から見てどうのこうの
というのは、言うなれば他人の眼や賞賛を当てにしているわけでして、それが本当に良い衣服とは
いえませんよね。
それで、自分が本当に良いという衣服は他人が見ても分からない場合が多いんです。
写真の画質っていうのもそうだったりするんですね。

それからほんとうに自分に合った良い衣服を着ている人っていうのもそう多くなかったりするわけで、
結局は自分満足半部、他人の目が半部だったりするわけです。写真だってそんな具合でしょう。
ですから本当に自分が本心で満足できる写真、つまり画質を追求するのは大変だったりするんで
はないでいか。
でもとにかく、画質というものが自分を満足させる最重要な要素であるということは間違いがない
ように思うんです。
世の中、色んな考えの人がいますから、この「画質満足」の考えをやたら主張するつもりはありま
せんけど、例えば気軽に撮るには小型で使いやすいカメラが良いとか、自分の写真テーマを追求
したいとか、マニアックな趣味の道具として写真をやっていきたいとか、とにかく、様々なアプローチ
が写真にはあるんですけどね。
しかし私はまず、写真は画質で自己満足することこそが一番大切なことのように思えるんです。
どんなに上手い写真が撮れても画質が良くなければ自分では満足できないところがありまから。

それからこれは案外に盲点なんですけど、画質というのはカメラの映像エンジンと密接な関係が
あります。センサーだけの問題ではないんですね。
その映像エンジンはカメラ内で大まかに処理され、さらにRAWソフトで完成するんですが、最近の
カメラはその映像エンジンが一般向けになってしまって平凡で当たり障りのない、つまりは画質を
落としたものになっていることです。
ピーキーな扱いにくい画像では、たとえ画質は良くても好まれなくなっているということです。
そういうところにも画質の問題はあるわけでして、その点はシグマはマニアックで画質を落とさない
ようにしていると思いますけどね。そうであって欲しいということですが。(^^

シグマは現在はワンワンフォーのクワトロですが、だからといってワンワンワン(1:1:1)を諦めた
わけではないですね。
フジ「X-Trans CMOS」センサー
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0782.html
これは普通のベイヤーパターンではなくて特殊な配列をしているカメラです。それで中判デジタルの
GFXでは普通のベイヤーパターンの素子にしています。まあ、既存のソニー製中判センサーをその
まま使う方が安くできるということでしょうけど、もう一つの考えは大きなセンサーでは特殊配列をする
必要がないということでもありますね。だから敢えて特殊配列センサーは使わなかった。
そんなわけで、シグマもクワトロ方式がもっとも優れていると固着しているわけではないでしょう。

シグマも本当のプロ用のカメラ(必ずそのうち出すはずです)は、きっと1:1:1で出してくると思います。
最近はシグマは映像用のレンズも出しています。そういうプロの業界にも足を踏み入れ杭を打ち込
んでいるんですが、カメラもきっとそうしたいと考えているはずです。
プロ機材は画質の性能だけでなく、使いやすいこと安定していることが大事ですから、そういう方面
のノウハウを今のクワトロやSDクワトロで高めていっているという見方もできます。
とにかくプロの世界では、フジX-Transもクワトロも通用しないと思います。APSセンサーで突起的に
解像力を高めるだけしかなくて、もしAPSという前提がなければ、つまりフルサイズ以上では不要な
技術のように思えるのです。

実はメリルも、開発段階ではモバイル用に向けて開発していたという経緯がありました。それを
APSセンサーに応用したのがSD/DPメリルです。それでやたら緻密なセンサーになっているんですね。
しかしフォビオン社としてはもっと発色の豊かな方式でやっていきたいという気持ちがあり、それが
クワトロ方式に繋がっただろうというところがあります。
それでクワトロは優れた発色と高解像の両取りをしたところがあり、両取りゆえに画質に不安定な
ところがあるのかもしれません。

シグマはリリースの順番としてまず、SDを出しそれからDPシリーズを出してきたのですが、クワトロに
限ってはDPシリーズが先になり後でSDクワトロを出しました。
それはもちろん、SDクワトロ特有の像面位相差AFセンサーを開発する時間が必用だったからでしょう。
像面位相差AFセンサーの組み込みは、デジイチ用レンズを使う限り必須なのですが、これからもし
シグマが将来的に1:1:1方式に戻したとしても使われる技術です。
像面位相差AF技術は、ミラーレスカメラやデジイチでも動画を主体とするライブビュー撮影では必須
の核心的技術です。
この撮像素子面にAFセンサーを同時に埋め込むという技術、実はそんなに目新しいものではあり
ません。この業界では誰にでも思いつく技術ではあったのです。

話は変わりますが、そもそもデジタルカメラは何の技術から発生したと思いますか?
技術の歴史というのは突発的に、今までになかったものが突如出現するということはありません。
かならず大元があるんですね。それでデジタル撮像素子というのは、実はフィルム時代のAFセンサー
から発生進化したものなんですよ。
フィルムカメラのオートフォーカスというのは、ミラーから分離した光をCCDなりCMOSのAF用センサー
で受光しオートフォーカスを作動させていたんです。
そのAF素子が大きくなりフィルムの代わりに画像自体を取り込むようにしたのがデジタルカメラなん
です。この歴史的発展を知らない方も多いでしょう。普通はアナログ式のビデオカメラをデジタルの
静止画用にしたというものですが無論これも正しいのですがね。

とにかくカメラに於いては、イメージセンサーとAFセンサーは大元が同じなのです。切っても切れない
関係にあるということで、像面位相差AF式イメージセンサーはなるべくしてなったというものです。
それでこの方式の、イメージセンサーとAFセンサーが一体化したセンサーを如何にして性能を高めて
行くのかがこれからの課題です。
キヤノンなんかはデュアルピクセル式ということで、平面並列ながら画像イメージセンサーとAFセン
サーを完全分離した方式も出しています。やがてはこれは垂直に並列されるかもしれませんね。
とにかくデジタルカメラの技術的発展は留まるところを知りません。

シグマが旧機種のファームウェアのアップデートをしてくれるとありがたいですね。なかなか余裕は
ないだろうと思いますけど、シグマという会社に対して信頼感の向上に繋がることです。是非に
望みたいですね。旧機種のファームウェアのアップデートは昔、コダックがしたことがあります。

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