Digital Photo Professional 作例

RAW現像

2004年公開

Digital Photo Professionalの公式サイト

キヤノンが2004年から提供している純正のRAW現像ソフトで、キヤノンのカメラで撮ったRAW画像の閲覧・セレクト・現像を一つで担う。カメラ内の画像処理をPCで再現する旧来のユーティリティから画作りの思想を受け継ぎ、ピクチャースタイルやデジタルレンズオプティマイザ(DLO)など、自社のセンサー・画像処理・レンズのデータに結びついた機能を重ねてきた。2014年のDPP 4.0では画面と処理方式を全面的に作り直し、開発陣はカメラより処理に時間をかけられるPCの利点を画質に生かすと説明した。以後の更新はDPP 4系で続いている。

提供元
キヤノン
位置付け
キヤノン純正のRAW現像ソフト(EOS用)

Digital Photo Professionalについて詳しく読む

投稿写真 18600枚

純黒を見極む

塗りの作業をされているときの旦那さんは、 いくらカメラをローアングルから構え見上げても 目を閉じているように見える。 立ち上がったり、顔を上げたりされるときは しっかりと開いているので、 おそらく、この作業をなさるとき独特の表情なのであろう。 カメラマンにとって「瞳」は重要な要素である。 「キャッチ」と言われる輝きの美しさもだし、 被写体の意志の行方を、見る側に伝えるものだから、であり、 だからこそ、人物カメラマンは瞳を追いかけるのである。 塗りの作業をされているときの旦那さんの目は、 年輪を刻むようなまぶたが降り、閉じているように見える。 彼はそのようにしてして、60余年もの間 「漆黒」と言われる色と輝きの質を見極めてきた。

コアジサイを撮りに

写真の先輩方とコアジサイを撮りに・・・ 予定を1週間遅くしたのが正解でした 花も良し更に願っていた霧も漂ってくれました 自然との出会いに感謝

轆轤(ろくろ)

左手で轆轤を回しつつ、右手に持った刷毛で漆を塗る。 何とも、言うは易し、である。 しかし、国宝の、国の歴史の修復をも託される業が、そう単純であるはずがない。 コンティニュアンスAFや置きピンでとらえられる範疇を超えた、 静かで目まぐるしい刷毛の動き。 おそらく、職人の感覚による何らかの規則に従っているのであろうが、 カメラマンには、手ごわい不規則動作以外の何物にも見えない。 何とか、食らいつくように追いかけていると、 旦那さんと私の呼吸が、ふと、重なったような気がしたことがあった。 が、それはおそらく、こちらの一方的な錯覚と、ぬか喜びであったに違いない。

梅雨の太陽

 雨は降らなかったけど、ほぼ一日曇っていた本日の広島。朝のうち 一瞬は太陽が出現して、紫陽花の水滴に反射していました。  水滴写真を手持ちで狙うのは無理があります。先輩方はちゃーんと 三脚を用意してらした、今日の縮景園でした・・・  ちょっとこの土日、たくさん投稿しました。投稿ネタが切れる ので、また来週・・・

紫陽花に魅せられる人々

 スマホ、ビデオとツールは違えど、紫陽花の撮影を楽しむ人々。 女性は、たいへんに若さを維持しておられる方でしたが、下手をする と私より先輩かもしれない。  縮景園にて。

胴吹きと紫陽花

 桜その他で胴吹きは幹の肌が示す質感とセットで、よい被写体 ですが、後ろに撮影を楽しむカメラ女子さんをアウトフォーカスで 入っていただきました。(頼んだわけぢやないですが)  かみさんが忘れ物したので、仕事場まで届け物に行かなければな らなくなり、予定を早めて撮影終了した本日の縮景園でした・・・ やはりお客さんは少な目でした。

便利構図 「季節の小窓」

 縮景園の石灯籠。便利構図というか、万能構図で、この小窓を 通して、桜や紅葉、ライトアップ等を写すと、とりあえずそれっぽ くなる、年中お世話になっている「季節の小窓」  やっぱり太陽光が欲しいところではあります。

雨上がり

 広島も昨夜は相当に雨が降って、縮景園のせせらぎが滝になって いました。  雨上がりの紫陽花はやっぱり一味違う様子でした。とはいえ、 しずくを光ボケにする以外、これといって思いつくこともなく、 右往左往してましたが・・・

皹(ひび)

漆といえば、「かぶれ」がつきものだといいますが、 繊細な作業のためなのか、埃を舞わせないようにするためなのか、 この日見た行程は全て素手で行われていました。 それに加え、60年を上回る歳月繰り返されて来た作業。 旦那さんの指はむくれた上でさらに硬化し、 爪には無数のひびが入り、そこに漆の色素が染み込み、 消えなくなっているようでした。 その壮絶な手に、たまらなく憧憬を覚えました。 この撮影は、ほぼすべての写真をF5.6で撮影しました。 背景の工房の雰囲気を伝えたいのと、強めのノイズを発生させるためです。

ザ・ワールド・タムタム紫陽花バージョン2

 洋の東西問わず、人気の紫陽花。スマホとはいえ、じっくり構図 を考えて撮影しているご婦人。  雨が近づく曇りで、それほど明るくないため、ISO200と絞り開放 を多用しました。RAWで撮影して、DPPで処理してますが、曇りの ときにはたいていWBはオートが適正で、あとピクチャースタイル のオートは、緑が明るく転んで主張しすぎるため、スタンダードを 使ってます。光ボケが飛んでしまうような場合は、ピクチャー スタイルは忠実設定、色が薄ければ色の濃さを+1に。  

ザ・ワールド・タムタム紫陽花バージョン

 桜の時期に展開した「タムロン祭り」を紫陽花でもやってます・・ というのは冗談ですが、タムタム70-200mm、活躍してくれてます。 最初はかみさんも「望遠が足りん、16-300mmがいい」と言ってた のが、最近はボケのでかさに気づいたのか、けっこうな頻度で使う ようになりました。    縮景園にて。

懲りずにホタルです

新規開拓のホタル撮り 誰も居ない川岸で飛翔を待ちました ピークはもう少し後かもしれませんが・・・ 時間は20時頃です (9枚 比較明合成)

葡萄

お久しぶりです。 我が家の葡萄、実が付きました。 花撮りそびれたorz

縮景園の紫陽花

 縮景園の紫陽花を楽しむ、外国のお客様。  自撮り棒を持っておられなくて、私にお願いをされました。大光栄!

漆器職人の住まう蔵にて

奈良井宿のすぐ隣に、木曽漆器の総本山たる 「平沢宿」があります。 木曽の漆塗りの業といえば、家庭用の器にとどまることなく、 全国から文化財から国宝の修復に至るまでを依頼されるほどの、 我が国屈指の、伝統技術の結晶です。 勇気を出して訪問し、写真を依頼したところ、 誠にありがたいことに、御許可をいただき、お昼になるまで 2時間もの撮影をさせて頂きました。 漆器塗りは、埃が舞わない「蔵」において行うのが最も良いそうです。 部屋には漆の匂いが立ち込めており、気付きませんでしたが 私の体にも薫りが浸透し、先ほど風呂に入った時、この蔵の空気を 思い出させる薫りの湯が、体から流れ落ちてゆきました。 カメラマンとして、実に幸せな2時間を過ごさせていただきました。

さざ波

松本市の美鈴湖方面から裏ヴィーナス方面に上がる 通称「美ヶ原スカイライン」沿いにあるレンゲツツジ群生地は、 美ヶ原頂上付近の解放感とはまた違った、「野性味」みたいな雰囲気があり、 被写体としては難しいけど、「一見」の価値はあるな、と思ってます。 一応、穂高から鹿島槍ぐらいの連峰も見えますし。

日傘と緑陰

 梅雨空と青空をいったりきたりの広島。縮景園にて晴れの日の写真 を撮りだめしたつもりでしたが、このままでは水不足になりそうな 気配も。  雨のしっとりした感じで紫陽花を撮りたいな。

それぞれの体育館

 息子が通う高校の文化祭に行ってきました。  出し物まで時間があるので、吹奏楽演奏を聴いてました。  違う高校だったけど、娘も吹奏楽をやっていたので、懐かしい気分 に。そして、普段は息子がとびついているバスケットのゴールが、 暇そうにしていました(笑)  体育館はみんなのもの・・・

世界の果て・その後

前回投稿の「世界の果て」の翌日の光景です。 前作よりさらに標高の高いところに行って撮影しました。 人は大昔、世界は平らで、果てには大きな蛇がいて海をグルリと囲ってるとか、 海の水が滝のように流れ落ちている、とか思ってたそうですけど、 「地球は丸い」っていう事実よりも、そっちの方がロマンがありますよね。 ソフトタイプのハーフND使用し、中段の雲は意図的に飛ばし気味にしました。 カラーはオート。 彼方に、槍・穂高連峰がうっすらと映ってます。 MacもG3さん、見えますか~?

「生きたい」と願う今日

一昨日投稿したのとほぼ同じシーンになりますが、 こちらはテレ端撮影にトリミングを加えたものを、 モノクロ現像してみたものです。 「貴方が虚しく生きた今日は、昨日死んでいった者があれほど生きたいと願った明日」 韓国の作家・趙昌仁さんの作品「カシコギ」に出てくるフレーズです。 巣から落ちそうなほどに身を乗り出し、 親の顔を丸呑みするほど大きな口を開けて食べ物を頬張る雛鳥。 親鳥に対する感謝も、もしかしたらあるのかもしれませんが、 おそらく、「生きたい」。という本能のみが、そうさせているのでしょう。 ただただ「生」に貪欲であり、いつか、奈良井千件の軒から軒を、 旅ゆく人々の見上げる空を、風のように渡る日を夢見ている。 その純真が、とても美しいと思うのです。

集中力は美しい 2017

 透き通るような白い肌の、しなやかな両手で美しくD750を扱う 女性。もちろん、「ただひたすらに今を撮る・サイレントビューティー」の方。  やはり、並々ならぬ集中力を発揮してらして。  かみさん用に買っている女子カメラ雑誌のファッション特集に 書いてあったのですが、マキシ丈は、ある意味、ジーパンよりも 身のこなしがいいそうです。しゃがんだり中腰になったりすると きにも後ろを気にしなくていいから、だそうです。  

深々と

 お辞儀をして、一線から退く花。  紫陽花の花は、下を向くと終わりが近い、と人から聞いたけど、 それはそれで、ドラマがあるような。  縮景園にて。

世界の果て

美ヶ原も、道中にある標高の低い群生地では もうレンゲツツジが咲いてます。 頂上付近も今週末が見ごろかな~と思ってます。 ホント、どこに行こうか迷ってしまう毎週末。 どうもレンゲツツジを撮るのは苦手だし天気も中途半端だし、 と、帰りかけたら、この光景が見えました。 見る見る消えゆく槍・穂高連峰。 三脚立てる時間も無くて、片手にカメラ、片手にハーフNDを持って撮影 手ぶれ補正様様である。

奈良井千件の一に入る

奈良井宿に、ツバメの幼鳥(巣立って間もない状態のタイミング) を撮りに行きましたが、まだ1週間ほど早かったようで、 ほとんどは、まだ巣の中で親の給餌を待つ雛の状態でした。 スナップでも撮って帰るか・・・と、途方に暮れていると、 馴染んだ顔のオジサンから 「うちの2階に上がって、窓から雛を撮ってみりゃいいよ」 との、ありがた~いお言葉 重要伝統的建造物群保存地区 かつて「奈良井千件」と言われた日本最長の宿場町の屋内に、 初めておじゃましました。 上がったはいいものの、オジサンの話が長くて タイミングを逃しまくりw、ほとんど撮影にはなりませんでしたが、 たまには目くじら立てて写真を撮らないこんな日もあってもいいかもしれません。 帰りがけに、「いつでもおいで」と言って頂けたことが、何より嬉しかったです。

ただひたすらに今を撮る ~サイレントビューティーなカメラ女子

 縮景園、いろいろなカメラ女子に出会います。ほんとにいろいろ で、中にはおしゃべりに夢中で、カメラはレンズを蓋したまま、 という人もいたり。  おしゃべりも女性にはいろいろな効能があるのだからそれはいい けれど、ビルの谷間にある縮景園は、あっというまに日が陰るの で、木漏れ日とかを狙うのなら、油断できません。  この写真の方は、お仲間に「私は撮り始めるとしゃべらなく なるので・・・」 と断りを入れて、撮影に集中されていた方。サイレント・ビュー ティーなカメラ女子さん。  この一枚をご覧いただいたところ、快諾をいただいたのですが お顔のラインのシャープなこと・・・

田植え終了!

 トラブルの連続した田植えでしたが、やっと終了しました。  やっぱり日が足らず、チビ・サイズの苗になってしまいましたが、 まあ大きく育ってほしいものです。  父親と兄の意見が合わず、複数ある田んぼのどこから手をつける かでもめてました。結果、写真の、漏水傾向のある田が最後にな り、御覧のとおり水位が下がった中を田植えする羽目に。田植え機 はある程度、水深のある田を想定して作られているので、この状態 だと動きが悪くなるのです。  兄が乗用田植え機、私が歩行田植え機で分担して植えたのです が、大学4年生の甥っ子も参戦して、歩行田植え機でチャレンジし ました。

みかん電車

 私にとっては懐かしい、みかん電車。岡山駅にて。  電光掲示が見えなくなってますが、これは赤穂線。赤穂線は、5年 前に仕事で使って以来、ごぶさたです。赤穂には遠い親戚がいる けど、電車で行った記憶はありません。赤穂線、という名称だけ ど岡山から終点の播州赤穂まで乗る人はあまりいなくて、岡山駅 と西大寺、長船あたりまでのベッドタウンを結ぶ通勤路線として よく利用されてます。

Software Profile

Digital Photo Professionalについて

提供元の資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、このソフトウェアの系譜と評判をまとめました。

登場と系譜

DPPの前には、カメラ内の画像処理をPC上で再現する「映像エンジンシミュレーター」として、EOS Viewer Utility(EVU)やFile Viewer Utility(FVU)が使われていた。開発陣によれば、これらは画素数が増えるにつれて処理に時間がかかるようになり、カメラと同じ画しか出せないという制約もあった。そこで画作りの思想は残しつつPC向けに最適化したのがDPPで、最初のバージョンは2004年に出た。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー

版を重ねるなかで、カメラの画作りやレンズに結びついた機能が加わった。2005年10月のVer.2.0.3でピクチャースタイルに対応し、スタンダード・ポートレート・風景・ニュートラル・忠実設定・モノクロの6種類をRAWに適用できるようになった。2プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、DPP Ver.2.0.3 を公開(ピクチャースタイル対応)2012年4月のVer.3.11.26ではEOS 5D Mark IIIとEOS-1D Xの画像に対応し、当時の報道ではデジタルレンズオプティマイザ(DLO)、多重合成ツール、HDRツールが追加されたとされる。3プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、「Digital Photo Professional」最新版を公開(3.11.26)

2014年6月16日に発表されたDPP 4.0は、GUIを全面的に見直した大幅なバージョンアップで、6月26日から無償で提供された。4公式 キヤノンRAW現像ソフト「Digital Photo Professional 4.0」と「EOS Utility 3.0」を提供開始(2014年6月16日発表)開発陣は別名の新しいソフトにする案もあったが、約10年親しまれたDPPの名前を残してバージョンを4.0にしたと説明している。ただしDPP 4は新しい処理方式で作られ、機種ごとの最適化に時間がかかった。開発陣は当初、DPP 4がVer.3と同等の機種に対応した段階でVer.3は役割を終える予定だと述べていた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー

DPP 4シリーズはDPP 1〜3とレシピ(現像設定)の互換性がなく、以後の更新は4系で続いている。2026年10月時点の公式ダウンロードページにあるWindows版の最新は、2026年5月14日更新のDPP 4.21.30で、EOS R6 Vなどに対応し、対象OSはWindows 11だけである。5公式 キヤノンDigital Photo Professional 4.21.30 for Windows ソフトウエアダウンロード

提供形態と位置付け

キヤノンはDPPを、キヤノン純正のRAW画像を閲覧・セレクト・現像するアプリケーションと位置付け、ピクチャースタイルを基にした画像調整ができるとしている。6公式 キヤノンDigital Photo Professional(DPP)DPP 4.0はリモート撮影ソフトのEOS Utility 3.0と同時に無償で公開された。DPP 4.0の「リモート撮影」ボタンからEOS Utility 3.0を起動するとカメラコントロール画面が同時に開き、撮影した画像をDPP上で比較・選択し、設定を変えて撮り直す流れが一つのワークフローに組み込まれた。DPP 4.0の対応OSはWindows 7/8/8.1とMac OS 10.8/10.9だった。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」

2018年9月にはiPad向けの「Digital Photo Professional Express」が発表された。DPPの基本機能を踏襲してタッチ操作でRAW現像ができ、発表時点ではVersion 1は無償で、次版以降は有償になる可能性があるとされた。8公式 キヤノンiPad用アプリ「Digital Photo Professional Express」を提供開始(2018年9月5日発表)

主な機能の変遷

DPP 4.0では現像と閲覧の両面で機能が増えた。現像では、8つの色域ごとに色を調整する機能と、ヒストグラムを解析して階調を自動補正する機能を新たに載せた。閲覧と選別では、2枚の比較表示、レーティング、約1万枚のサムネイル表示、400%までの拡大表示、条件で絞り込むフィルターに対応した。7プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、RAW現像ソフト「DPP 4.0」とリモート撮影ソフト「EOS Utility 3.0」

DPP 4.xのレンズ収差補正は、周辺光量、色収差、色にじみ、歪曲、回折の5項目をRAW画像に適用できる。補正の対象レンズはEOS Lens Registration Toolで登録する。9公式 Canon SingaporeCorrecting lens aberrations with Digital Photo Professional Ver.4.x

2020年には、PCの外のクラウドで処理する機能も加わった。3月のDPP 4.12.10で、EOS-1D X Mark IIIのISO 3200以上のRAWにクラウド上でノイズ低減をかける「ノイズリダクション(クラウド)」が搭載された。処理後に生成されるCIP画像ではDLO、回折補正、色収差補正が使えないため、これらは事前に済ませておく必要がある。10プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4で"クラウド処理"を利用同年7月のDPP 4.12.60ではEOS R5/R6に対応し、深度合成機能の拡充、RAW動画の切り出し保存、速度優先モードへの対応が加わった。11プレス デジカメ Watch(Impress Watch)キヤノン、Digital Photo Professional 4の最新バージョンを公開(4.12.60)

競合ソフトとの比較

開発陣は、センサーから画像処理、レンズデータまでを自社で持ち、その開発データを最大限に生かせることをDPPの強みに挙げている。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー一方で、DPPが扱えるのはキヤノンのカメラで撮ったRAWに限られ、DLOもDPPの中でしか使えない。12レビュー Martin Bailey PhotographyQuick Look - Canon Digital Photo Professional Digital Lens Optimizer

開発の背景

DPP 4.0の全面刷新の理由について、2014年にDPPの開発・画像処理・商品企画を担当する3名が説明している。画素数の増加で処理時間が延びたこと、画像処理をさらに追求したいという要望、機能を積み重ねた結果として操作性の改善を求める声があったことである。処理が重いため64bit版だけに絞り、1フォルダ1万枚のサムネイル表示なども快適に扱える設計にした。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー発売時のレビューの計測では、等倍表示への切り替えにかかる時間がDPP 3の20〜30秒から5〜6秒程度に縮んだ。13レビュー デジカメ Watch(Impress Watch)新製品レビュー Digital Photo Professional 4.0

開発陣によれば、従来はカメラの階調を忠実に再現する方針が強かった。しかし雲の階調が再現できないという指摘を受け、DPP 4ではハイライトスライダーのアルゴリズムを刷新し、ガンマの自動調整を加えた。PCではカメラより処理に時間をかけられるため、解像感を保ったまま強めのノイズ低減や偽色低減ができ、カメラでは信頼性の面から使っていなかったレンジ外のデータも積極的に活用しているという。DLOは処理が非常に重く、すぐにカメラへ搭載するのは難しいとも述べた。1インタビュー デジカメ Watch(Impress Watch)DPP 4.0 開発者インタビュー

利用者の評判

国内の解説記事と海外のレビューは、ともにDLOをDPPならではの長所に挙げている。収差を取り除くだけでなく、絞り開放や絞り込みによる画質の低下を補正で抑え、解像感を高められるという評価である。一方で、どちらもDLOが対象となるキヤノンのレンズでしか使えない点を制約に挙げている。14レビュー GetNavi web【お手軽RAW現像】キヤノンDPP4の使い方【上級編】

評判の出典

3件

内容の確認日: 2026年10月22日