キヤノン EOS 70D 作例

一眼レフ

キヤノンEFマウント・APS-C・2,020万画素

2013年8月29日発売

EOS 70Dの仕様

EOS 70Dは、液晶を見ながら撮るときのピント合わせを変えた、2013年8月発売の中級一眼レフである。EOS初のデュアルピクセルCMOS AFとタッチ式バリアングル液晶を組み合わせ、ライブビュー撮影の待ち時間を減らした。その新方式を既存のEFレンズでも使えるよう、開発では103本のレンズを確認する互換性検証が行われた。

シリーズ
EOS xxD
位置付け
APS-Cの中級機(ハイアマチュア向け)
先代
EOS 60D
後継
EOS 80D
ライバル
D7100

EOS 70Dについて詳しく読む

投稿写真 3133枚

パレード撮影

 おはようございます。  広島フラワーフェスティバル2019にて。金管楽器の映りこみ。  F.344さんがおっしゃるように、お祭りやパレードの参加者は、不特定の人に撮影される前提で参加していると私も理解しています。  ただ、大掛かりなパレードになると、参加者も晴れ舞台と認識していてしっかりカメラ目線をくれる人から、明らかに企業の一員としていやいやながら参加、という人までいろいろなので、後者の場合は避けるようにしています。(そもそも写真として魅力的にならない)    あと、開放付近の絞りを使うことで、ギャラリーの映りこみもなるべくボケるようにしています。座り込んでいる女性が脚を開いていたりするのが映るとよろしくないし、あくびしているおっさーんやゲームに興じているガーキンチョというのも好ましくないっす。  吹奏楽、特に金管楽器は娘がやっていたこともあって、好んで撮影する被写体。特にホルン、ユーフォ、チューバなどの音色は耳に刺さらずふんわりとしていて好きです。演奏はたいへんに体力と技術を必要とするらしく、娘も肺活量を鍛えるために時々走ってました。  

加速装置あるいはクロックアップ

 駆け抜ける高校生男子、残像からわかるように、体内で加速装置を起動させた様子。  多重露光でも多重合成でも露光間パンでもない、特殊な流法による演出、もう一度撮ってくれ、と言われても無理です。その説明は後程。  さて、漫画話。  「加速装置」は、漫画「サイボーグ009」にて石ノ森章太郎氏が採用した、主人公の超運動能力を引き出すアイテム、ないし演出。同じく石ノ森氏原作の「仮面ライダー」の末裔、「仮面ライダーカブト」(2006年)で「クロックアップ」という、類似する演出が、いわばセルフオマージュとして採用されています。  この「仮面ライダーカブト」、映画版を当時幼稚園児だった息子といっしょに見たのですが、内容が少々難解すぎて、息子は途中で爆睡してしまいました。美男美女を多数起用した仮面ライダーシリーズは、大人が見ても楽しめる、というかむしろ大人向けに作られているのかもしれません。  石ノ森氏は、平面の漫画において動感あふれる作画技法を開拓した天才漫画家で、そのコマ割りに影響された漫画家は多い様子。架空の事物を描くために写真資料に頼れないと思うのですが、発想をビジョン化する才能に優れていたのでしょう。その作画能力と表現力には、手塚治虫氏すら舌を巻いたとのこと。  しかしながら、天才の煌めきは短く、1998年に60歳の若さで亡くなられています。晩年の家庭環境はけっして幸福ではなかったとも。  さてさて、この写真ですが、手振れ補正装置が誤動作したらしく、このような結果になりました。EOSでの手振れ補正は、その効果がファインダーでビジブルなので、「失敗もまたよくわかる」のです。  同じムロンタの16-300mmでも同じような現象が起こり、この板に投稿したことがありますが、なぜか、それも同じこの高校の敷地内でのことでした。  とはいえ、この現象を味方につけて、意図して起こせるようになれば、「わが流法(モード)」として使えるだろうな、うんうん。 (あんたもしかしてあほですか)  

駆け抜ける若さ

 私はそもそも「パパさんカメラマン」あるいは「運動会カメラマン」です。  で、下の子が高校3年生になって、運動会の撮影を本日終えてしまうと、次は孫の撮影をする日がくるまで、運動会は撮りおさめ、ということになります。  といって、この写真の子はよそのお子様です、うんうん。  ほいでは、漫画話(爆)。  デジタルカメラになって、AFや手振れ補正(流し撮りにも対応)が発達して、アマチュアでも流し撮りは身近なものになりました。  なりました、と書いてますが私が写真趣味をはじめたのはデジタル以降なので、歴史の読者としての立場からのことですが、うんうん。  AFがなかった1970年代は、そうもいかないはずで、そのあたりを描いたのが1978年の週刊少年ジャンプ連載漫画「ピンぼけ写太」。  「包丁人味平」で有名な、ビッグ錠氏の作品。  偶然に撮った1枚の作品がコンテストで特選になったことから、時代の寵児と祭り上げられた少年カメラマンの物語。この中で、モータースポーツの流し撮りに挑戦する回があり、フィルムを何十本消費しても、一枚も的中が得られない、という描写があります。    この物語は、今でも電子マンガとして読むことができる(ちょっと高くつく)し、展開もテンポよく面白いのですが、少年漫画らしく対決をあおるストーリーに移行していく中で、「撮影勝負に審査員が立ち会いして判定を言い渡す」流れがどうしても前作「包丁人味平」における包丁勝負とだぶり、二番煎じ感が強くなって、打ち切りの憂き目を見ることになります。  最終話は、主人公が元戦場カメラマンに弟子入りするところで終わっており、作者はその先の展開を考えていたと思われるので、月刊誌に移行した読み切りでもよいので続きを読みたいところですが、週刊少年ジャンプは打ち切りの判断がとても速く厳しいと言われており、人気は低迷していたものと思います。  私も、今読んでみて面白いと感じるものの、当時はそこまで楽しみにしていた連載ではなかったです。 (この作品の概要はウイキペディアで閲覧可能) https://ja.wikipedia.org/wiki/ピンボケ写太  写真、カメラを題材とした少年漫画は、その後も何作か見ましたが、「死んだお父さんがカメラマンで、その形見のカメラを大事に使いながら成長する」「主人公がある程度上達したら、突如、対戦シリーズに移行する」というお決まりのパターンがあり、これといったヒット作は見られませんでした。  現在は、むしろ少女漫画に人気作が増えているようで、これもまた女子カメラブームの影響かも。そういえば、本日の運動会でも、写真部に女子が目立ちました。うんうん。  

天翔るワルキューレ

 うんにゃ、トンビです。  ここでは青空を強調するのにピクチャースタイル「風景」。  それにしてもトンビ君は気持ち良さそう。もちろん生きるのに必死でしょうが・・・   ワルキューレ、英語読みでヴァルキリー(あるいはバルキリー)で、アメリカ空軍の試作爆撃機XB-70にその名前が付けられています。実用に耐えず、計画は放棄されたのですが、試作機が博物館行きとなって、おおむね一世紀後に活躍する・・・というのが、1985年放映の「ゼータガンダム」。すでに34年も前となりました。  

ピクチャースタイル・オートとディテール重視

 ピクチャースタイル、略してピクスタ、といいたいところですが、大手の写真素材サイトにも同じ名前のものがあるのでそこは避けて、「PS」と呼ぶことにします(略略)  PSのうち、意外と使いにくいのが「ポートレート」。女性を色白美肌に表現しようというのはわかるのですが、お召し物の赤がへちゃっと抜けてしまい、振袖や浴衣で赤が入った服装のときには全体にしらけた印象になってしまいます。  一耕人さん好みの、たとえば麦藁帽と白いワンピースを着用した美肌女性であれば、有効なのかも。  PSのオートとディテール重視は、色の傾向はほぼ同じなのですが、青に関して少し違いがあるようです。  この写真のアクリルカップ照明は、下から6段目までがPS「オート」で、それより上はPS「ディテール重視」。  記憶色に近いのは「オート」のほう。「ディテール重視」の青もイルミでは好みなので、しばしば使います。これは個人の感想。

わが流法(モード)は光 ~ピクチャースタイル・オート~

 yamaさん、ピクチャースタイルについてご回答いただきありがとうございました。  私もおおむねオートですが、昨日投稿した「わが流法は光」の彼岸花は、撮影時(RAW)にピクチャースタイル・オートだったものを、DPP4で「ディテール重視」に変更したものです。(重なった玉ボケがよりクリアーになることを意図)    で、再びオートに戻したのがこちら。  緑がより広範囲に表現されるので、緑をボケに取り込みたいときは有効です。ただしうるさすぎることもあるので、適宜、状況を見ながら選択してます。

わが流法は光

 タイトルの元ネタは漫画「ジョジョの奇妙な冒険」より。写真表現において、光を自在に操ることができれば、という夢の中で見る夢のようなオハナシ。  島根県吉賀町六日市の彼岸花。太陽が出たり引っ込んだりの中、光が降るのを待っての撮影でした。だから、光が自在に操れれば、という妄想もあるのですが、天候をコントロールするのはファンタジーの世界でのことなので、与えられた条件の中で自在に光をコントロールできればそれは夢。(のまた夢)  「ジョジョ」における光の流法は、光を使った超常現象ではなく、人間よりさらに進化した生物が、皮膚と骨格を変化させてチェーンソー状の武器を繰り出す際に、その細密な刃に光が乱反射する様子をさすもの。  その他、漫画「聖闘士聖矢」では、人間が超絶な訓練を繰り返し、「光の速度のパンチを繰り出す」というもはやギャグの闘いが繰り広げられています。(物語に途中で無理が生じ、打ち切られた)  オハナシを現実の世界に戻すと、来週の土日には「彼岸花祭り」が開催されるそうで、地元の栗園が場所を提供しているようです。 (当然、栗を拾ってはだめ!)  去年も訪問しましたが、今年は祭り本番には行けるかどうか不明。彼岸花の見ごろも、おおむねお祭りの頃にあたりそうです。  有名な巾着田に引けをとらない群生が見られるとも言われていますが、かみさんが言うには「今年は不作かも」だそうで、若干危ぶんでます。でも地元の人々の心づくしのお祭りは見もの。

白蕎麦 in 島根県吉賀町

 高速道路を使えば、広島から1時間20分で到達できる島根県吉賀町に、彼岸花と白蕎麦を撮影に行ってきました。  ほんとはただ「蕎麦」というのだろう本来の白い花。今日は風が強く、揺れてなかなか狙いが定まりませんでした。  「二度目の夏休み」は、結局4日中、北広島町赤蕎麦、備北丘陵公園、島根県吉賀町白蕎麦と3日間を撮影ドライブにあてました。高速道路料金とガソリン代と入場料で1万5千円くらいかな。  かみさんが弁当つくるなど、費用節約に協力してくれました。現場ではヨーいドン!で撮影を始めるので、別行動で、ときどき合流して情報交換し、また別行動するパターンです。

Eternal Steps

「Eazy Steps」の方々に自然体で園路を歩いていただいたカット。鉄板(あるいは鋼鉄)の曲がり小道構図。  もっともっとコスモスが咲いていてほしかったけれど、まあそれは自然の摂理なので仕方ない。また行きましょ。このお二人にも、またどこかでお会いできることを祈って。  180mmマクロは、花や昆虫など、近寄りにくい位置にある場合に使うイメージがある(らしい)のですが、私がこのレンズが欲しいと思った直接の動機は、masaさんがアップされた「花咲く公園で憩う老婦人たち」を撮影された一枚を見たことなので、この画角で好んで風景や人物を撮影してます。  しばしばこれで息子のバスケ試合も撮影しましたが、明るい、手振れ補正(流し撮りモードつき)がある、という以外は、いろいろハンディもあって、またその外観は体育館のコートサイドで構えていると異様でもあるので、不向きといえば不向きでした。

Happy Steps

幸せそうなカップルさんたちの軽やかな歩み。縮景園にて。 歩みに伴ってお召し物に適度な陰影が出るように露出を設定、の図。  縮景園、どうやら海外インスタグラマーさんたちにとって、聖地とまではいかなくても穴場になっているらしく、三脚をかまえてタイマーで自撮り連写する、ドレス着用の外国のお客様を見かけます。  かみさんはインスタをやらないのですが、インスタグラマーのいろいろな流法には興味があるらしく、その方面の専門誌、専門サイトを見つけてきて、私にも勧めてます。 https://genic-web.com/about  物撮りや自撮り(何の冗談だ)、加工を勧めているわけじゃなく、かみさんが言うには「写真の中に自分ならではの物語世界を作るという熱意と工夫は参考になる」とのことです。  で、雑誌「GENIC」を読んでみると、先般紹介したトランスルーセントファッションというのは、透過による美脚演出だけでなく、その軽快さから、風をはらんで自由自在に複雑な造形を表現してくれる「風を味方につける衣装」なのだそうで、インスタグラマーで衣装・舞台設定・加工を一人で行うくらいの人にとっては、マストアイテムになっているようでもあります。   また、写真雑誌で紹介される撮影技法のたいていのものはこうしたインスタ専門誌でも特集されており(ツールが同じなのであたりまえか)、中には「スカート姿の女性を魚眼レンズでローアングル撮影する」という、こちら側(何の側だ?)では絶対にできないようなすさまじい流法も紹介されています。  そういうのは我々側(だから何の?)では無理ですが、過度な露出にならない程度なら、映画「ダンスウィズミー」のように、「スカートを少しサーキュラーにお願いします」とモデルさんにリクエストしたら、軽くふわっと回って広げてくれると思います。  頼んだことはないですが。うんうん。  「サーキュラー」は写真では円偏光フィルターに使われる言葉ですが、服飾では、着用者が回転するとふわりと円形(サーキュラー)に広がるように工夫したスカートのことを指すもので、ダンス、特にミュージカルの衣装を想定するとわかりやすい。  そういう場合は、少し俯瞰アングルから撮ると、広がりがきれいになって、ミュージカルのワンシーンのような品の良い一枚が得られるのかもしれません。  やったことはないですが。うんうん。もひとつおまけに(略)

Easy Steps

女子二人旅、歩みも軽やかに。備北丘陵公園にて。  元ネタは、しばしば引用する、1962年のピュリツァー賞写真、AP通信のポール・ヴァシス氏が撮影した、キャンプデービッドで深刻な相談事に、足取りも重く感じられるケネディ大統領とアイゼンハワー前大統領の後姿写真。 https://gohighbrow.com/serious-steps/  おおむね、私が生まれた時代、このとき二人のミスタープレジデントの足取りを重くさせていたのは、確かキューバ危機問題。  この写真の女性たちは二十世紀が終わる頃に生まれていると思うので、昭和は歴史の教科書で習うお話であります。そういえば高校で歴史を担当していた先生は、どうしても現代史が駆け足になってしまうことをボヤいてました。でも例えば「シャウプ勧告」なんてのは、入試でけっこう頻出する問題だったりして。  でも女の子二人、親友同士というのはいいですね。インスタ撮影、自撮りとかも楽しんでいた様子ですが、二人でしか話せないようなこともたくさん会話していたようで、娘にもこういう友だちがいるんだよなあ、と眺めてました。  写真そのものはややオーバー気味で、特筆する要素はないのですが、二人のポーズのシンクロ具合がいいなと感じた一枚。  

赤蕎麦の花(高嶺ルビー)

 咲き具合はまだまだ、でしたが、ということは9月中にもう一度くらいは撮影できそう。広島県北広島町八幡にて。  2015年以来、毎年撮影している赤蕎麦。広島県内では、おそらく最大規模。里山を背景に、暗く落として、ピンクの花を浮き上がらせてみました。

キトンボ?

 今日を含めて4連休という、二度目の夏休みを楽しんでます。ただし今日は、7月に連勤した際の代休であり、休まなければ面倒な書類作成と引き換えの微小な給付金が出るというものであって、それなら休ませていただくほうを選択。  ということで、広島県北広島町に赤蕎麦を撮影に出かけました。  長雨の影響で赤蕎麦の開花は例年より遅れ気味だそうで、やや消化不良でしたが、その分、トンボ類の撮影も楽しめました。  赤とんぼとは別に、妙にオレンジ色が目立つ、なんだか工芸品のようなトンボがいました。ネットで検索してみると、キトンボなのかな。獣害防止の電気柵支柱にとまっているところを撮影しました。  ついでに漫画話。  永井豪さんのロボット戦闘漫画「グレートマジンガー」では、戦闘ロボットだけに日本の防衛を頼っていられるか、と航空自衛隊が出撃するのですが、劇中のお偉いさんに「こんな蚊トンボに何ができる」と侮辱され、パイロットがフンガイするシーンがあります。  こうした漫画やアニメでは、敵勢力(ロボットなり怪獣なり)が軽く火を吐くだけで、ファントムなどの戦闘機が一度に撃墜されてしまい、役に立たないというのが定番ではありました。  現実の戦闘機が装備している空対空ミサイルは、爆発により生じる細かい破片を敵機にぶつけ、構造物を破壊したりエンジン吸気口からすいこませて内部破壊するものなので、怪獣や装甲ロボットにぶつけてもそれほど効果がないと思われます。 (この点で映画「インディペンデンスデイ」の戦闘シーン描写には疑問あり)  で、「蚊トンボ」は、wikipediaによれば、イトトンボやガガンボのような弱弱しい飛び方をする昆虫類の通称のようで、そういう名前のトンボがいるわけではない様子。装備も含めれば何十億のお金がかかっているので、もう少し呼び方があるような気も。うんうん。

女王トランスルーセントの君

 元ネタは映画「ネバーエンディングストーリー」の「女王幼心(おさなごころ)の君」。  映画初回でこの役を演じた女の子と、次作以降の同役の女優は別人で、かつ、映画全体が軽くなっていくのですが、原作者さんは映画初回にどうしても許せない部分があるそうで裁判すら起こしたくらいで(結果は敗訴)、次作以降のほうが「まだマシ」と評価しているそうです。  いや、それが主題じゃないです、うんうん。  トランスルーセントファッションの方、「後姿も想定している状態なので安心した」という意味のことを言われていました。  わてくしもこういうところで勇気を無駄使いしていてよいのだろうか。なんにせよ、人々がウキウキしていた、春の日の一枚。  

白の花園

 この前おはなしした、「トランスルーセントな衣装」ですが、ほんとに今年は流行っているらしく、紫陽花の季節に縮景園でも遭遇しました。  日陰ではなんということはない、ロング・ワンピースなのですが、日向に回ると、「その場の時間が止まってしまう」。    というわけで、白い紫陽花を主役に、トランスルーセントの美しい女性には、背景ボケにまわっていただきました。うーん、心臓に悪い・・・

秋薔薇開花

 近所(といってもだいぶ歩く)の薔薇園にて。  まだほんのわずかの開花ですが、これからしばらくは楽しめそうです。照明器具の太陽光反射を玉ボケにしました。  それにしても暑かった・・・汗が数リットル流れ出ました。今日はさらに暑くなりそう。台風が熱波をつれてくる日本列島。

先鋭なファッション

 何年か前、モデルのICONIQ(現:伊藤ゆみ)さんが、「透けるスカート」(腰から下がトランスルーセント!)という、超先鋭なファッションを披露したことがありました。それはまあ、クルマでいえば、展示するだけのショーモデルに相当するもので、その恰好のまんま街中を歩く人は出現しませんでした。  が、しばらくして、トランスルーセント(ファッション業界ではシースルーと表現する)のスカートは、膝から下がそれ、というものが出現して、なんと職場に着用して出勤した女性がいたので、どういう効果が期待されるのか?(こちらが何を期待しているのかは別として)尋ねてみると、「脚長に見せる視覚効果がある!」と答えてくれました。はいはい、よーくわかりました。  しかし、膝から下どころか、腿から下がシースルーになったものも出現しました。逆光時にはドッキリカメラ状態になり、夕映えの桜を撮影していたときに目の前をそういうお召し物の女性が通過されると、心底びびりました。  しかし、美脚を演出する効果は絶大なものがありますね。  秋もの、冬ものが出回るにつれて、そういうファッションも遠ざかっていくのでしょうが・・・  

今日は「CMソングの日」

 クルマのナビが「今日はCMソングの日」と教えてくれました。  なんでも、小西六の「さくらフィルム」のCMソングが、1951年9月7日にラジオで流れたのが日本初のCMソングだからだそうで。 https://kerokero-info.com/what_today_calendar/what-today-0907-2/ (他にも諸説あるらしい)  もともとはCMソングだが、その商品よりもはるかたに高い知名度を持ち、長く親しまれている歌謡曲というのもありますね。  例えばTUBEの「シーズン・イン・ザ・サン」が、キリンビールのCMソングだったことを覚えている人は少ないかも。 Mr.Childrenの「innocent world」は、コカ・コーラの「アクエリアスネオ・アクエリアスイオシス」のCMソングですが、これらはスポーツドリンクであるアクエリアスの季節商品で、とっくに販売は終わってます。  これらの曲が現代でも親しまれているとはいえ、次々新しいCMソングは登場し、記憶も記録も上塗りされていきます。現代人は次第にテレビを見なくなっているので、CMソングの位置づけも変化していくのかもしれませんが。  写真は、広島県三次市「もののけミュージアム」のお土産で購入した、「妖怪クッキー」。背後の赤いまるボケは、テレビの電源ランプ。  

ワープディメンション ~夢かリアルか幻か~

 「チームラボ・未来の遊園地2016」における光の鏡部屋の同一画像2枚を加算合成したものに、クリスマスイルミをクロスフィルターをかけて撮影した画像を比較明合成したもの。  いわゆる消失点にクロスをもってきて、おもしろがってます。 「ワープディメンション」は、1980年夏公開のアニメ映画「ヤマトよ永遠に」で使用された、上映中にスクリーン画面アスペクト比をアメリカンビスタサイズ(1:1.85)からシネマスコープサイズ(1:2.35)に切り替え、これに合わせ音声もモノラルから4チャンネル磁気ステレオに変更するという、おおじかけの呼称。私はちょうど受験期で、劇場では見ておらず、その効果は体感していませんが、実際に見た人は「度肝を抜かれた」とのこと。  当時、松本零士系のアニメーションでは、「銀河鉄道999」チームと「宇宙戦艦ヤマト」チームが、アニメ表現の技巧を競っており、物語はともかくとして、映像美では「999」が上回っていた印象があり、「ヤマト」も奮起したものと想像します。  というわけで、この一枚もアメリカンナビスコサイズに切ってます。(シネマスコップサイズにするには横が足りない!)  静止写真でそのような視覚効果を再現するのは難しいですが、展示で、作品の配置やサイズを工夫すると、似たような効果が得られるかも。お金かかるなあ・・・  フォトブックなら比較的安価にその雰囲気が楽しめます。うんうん。

団子二皿七銭

 夏目漱石の時代じゃあるまいし、そんな値段ではない。うんうん。  後楽園の茶店にて。コーヒーの湯気がふわふわとうれしい寒い季節でした。このちょっと前だったかな、旭川が凍結したのは。北海道の旭川はそりゃ凍るだろうけど、岡山市内の旭川。

この黄金色の世界の片隅に

 「この世界の片隅に」の作者、こうの史代さんの作品「夕凪の街」の舞台になった河岸のいわゆる「原爆スラム」は、昭和40年代後半から50年代にかけて解消し、高層住宅群に人々は移住しました。  業界の先輩の中には、立ち退きを拒み、スクラムを組む住民と対峙した人もいます。(調査立ち入りがすでに拒絶されていた)  まさにその河岸で、夕映えを楽しむ人々、と近傍で撮影した桜とのコンポジット。    wikipediaで読んだところですが、こうのさんは、戦争被害と戦争加害の両面を意識に入れているとのことです。被爆経験の語り部さんの中には、風船爆弾の製造作業に従事した女性もおられ、「市民が加害者にも被害者にもなりうる戦争そのものが悪」との考えをもっているとのことです。

心はいつも玉ボケ色

 それは「ラムネ色」。  ラムネ瓶の反射もいい玉ボケになります。また撮ってみたいですね。  写真は広島護国神社にて。

玉ボケ優先の原則

 桜・紫陽花とコラボさせてきた、縮景園に隣接する県立美術館の灯りによる玉ボケ。今年はこれから先、花らしい花は期待できませんが、また来年の春に・・・

都市は鮮やかな夜を迎える

 別タイトル「真夏の夜の願望」。こんな夜景と花火の見える、おしゃれな照明のついたスカイレストランで食事をしたいな・・・という夢のまた夢。  夕映えの街と夜景に浮かぶ花火、都合3枚の多重合成、比較明。いわゆるポンコジット。この画像では、3か所で花火があがっていることになりますが、実際にポンコした画像のうち1枚では、二か所(5kmほど離れている)花火が写っています。広島でも、例えば黄金山で8月第四土曜日、とか場所と日時を選べば、同一画角で3か所花火をおさめることは、理屈の上では可能です。 (魅力的な写真とするためには入念な下調べと堅牢な画角固定が必要)  さて、某花火大会では、食事代+アルファで撮影場所を貸し出す茶店があります。いつかは頼んでみたいけれど、撮影の前に飲みすぎてべろんのろん、は避けたいです、泣。そこは堅牢な意志が必要(爆)。  「都市は鮮やかな夜を迎える」というタイトルは、木村恒久氏(故人)が1975年に発表した作品「都市はさわやかな朝を迎える」のパロディです。その作品は、マンハッタンの都市風景と滝の大瀑布(瀑布についてはナイアガラともイグアスとも、解説資料により記述が異なる)をフォトコラージュした作品。木村氏は風刺作品を得意としており、その意図があると思いますが、この「都市は」に着目したパイオニア社(音響機器)が広告写真を木村氏に依頼したところ、「方法さえ知ればだれでもできるので、作成方法を教示する」という意味の返答をし、実際に木村氏は「作品を公表した以上、作品も作成方法も公共性を持つ」という考えだったそうです。 https://dc.watch.impress.co.jp/cda/exib/2006/11/22/5112.html  そのパイオニアの広告画像は記憶にないです。テレビCMだったのか静止画像を使った広告なのかも不明。 元ネタとしての「都市は・・・」はhttp://www2.dokidoki.ne.jp/bellrose/museum/getireikai/0501/hyo.html で閲覧可能。ここで紹介している玉井端夫氏も高名な写真家のようで、この月例会シリーズは暇を見てちょこちょこ読んでます。 (ときどき、私が教室で師匠に叱られているのとよく似た内容がありげげげ、うちの師匠も実はすげえのだ、と恐れ入る)  死後もその作品と人柄が語り継がれるというのはすごいなと思います。それがほんとのパイオニア(ん?)なのだろうなと。私の場合は、「爺さんは写真が好きでね、なんか意味不明なタイトルつけて遊んでいたよ」と、死後、遺族が遺品として一定期間残すだろうけれど、そこまでです。個人として現世の楽しみを謳歌できればまあそれでよし、と。  

からあげ定食

 三次市「もののけミュージアム」に隣接するレストランで食べた「からあげ定食」。値段のわりに美味しかったです。  使用したレンズはEF-S 28mm F2.8。もともとこういうテーブルフォト、飲み会フォトに、かみさんがあほーチックに60mmマクロを偏用していたため、買い与えたものだが、かみさんはこのレンズが気に入らず、私が使ってます。  トキナー14-20mmならもっと明るく撮れるけれど、飲み会に持ち込むのには巨大すぎ、さすがのかみさんも遠慮してます。はははは。  すかさず漫画話。  グルメ漫画は、近年、「おいしい~」の感情描写が強烈なものになって、「美味しんぼ」の頃の描写とは様子が異なってきています。その「美味しんぼ」、料理人が主人公だった料理漫画とは異なる路線の、いわゆるグルメ漫画の草分けで、長く続いてます。(現在休止中だが、原作者も高齢になり再開するかどうか不明)  この「美味しんぼ」の影響かどうか、「グルメ」「まったりとした」「コクのある」「こってりとした」などの用語が社会に浸透し、一部は写真趣味にも流入しています。「レンズグルメ」「こってりとした色乗り」「コクのある描写」など。  これらはそれぞれパロディも可能で「レンズメタボ」「こってりとコレステローリーな色乗り」「コックのある描写」などなど。皆さんも考えて使ってください、楽しい(あるいは悲しい)ことが起きます(爆)。  なお「美味しんぼ」は舞台が全国紙の新聞社文化部(学芸部)ということもあって、カメラマンも複数登場します。(社員カメラマンで名前がつくような人物はおらず、すべて外部人材)  中でも登場頻度の高い「近城勇」は、劇中、最大の重要人物である海原雄山と懇意なフリーランスカメラマン(フォトスタジオ主催者)で、雄山とつながるきっかけは、インタビュー撮影において「わざと話の邪魔になるように撮影を行い、雄山を怒らせてその表情を撮影した」というもの。  これは、著名な(私でも知っている)カメラマン、土門拳が、画家の梅原龍三郎を撮影したときに、梅原を怒らせ、藤椅子を投げつけられてもなお撮影を続けた、というエピソードが元ネタと思われます。    また、グルメ漫画でありながらグルメブームを批判する色彩が濃く、いわゆる「グルメ写真」も、ドライアイスを仕込んだ不自然な演出や、極端に浅い被写界深度により料理の全貌がつかめない撮影について批判しています。  同じようなエピソードは、「島耕作(ヤング編)」でもあり、「有名写真家が料理を撮影するにあたって艶を出すためにラッカースプレーを噴射し、食べられるものではなくなり、料理人が落胆する」というトンデモ話が紹介されています。  「美味しんぼ」「島耕作」の作者は、いずれも広告業界に勤めていた前歴があり、そこから得たエピソードもあるのかも。  「美味んぼ」原作者の雁屋氏は、一枚の写真から感化を得て、一話を書き下ろした例もあるので、写真についても造詣が深いのかもしれませんが、そのあたりの情報は取得未了です。そのうち、うんうん。

オミナエシ(女郎花)

 女郎花夏は幾重も波返し (S9000駄句)  女郎花は秋の季語なので、夏と並べるのはどうかと思われますが、晩夏に咲く女郎花は、夏が、潮が引くように幾重にも波を返して去っていく(よーするに残暑)中に咲くので、そういうことで。  ちゃんとした巨匠俳人の俳句では、 孟蘭盆や仏の花に女郎花/高浜虚子 仲人口人にかたるな女郎花/井原西鶴 といったものがあるようです。  広島市植物公園にて撮影。  

Alice in wonderland ~追憶の夏休み~

 5日間(有給3日+土日)の夏休みで撮影した画像を二枚使って、「不思議の国のアリス」のイメージで、多重合成画像を作成しました。DPP4でできる範囲のことなので、粗削りですがごかんべんを。 一枚目:髪をくくった少女の横顔シルエット 二枚目:岸辺で遊ぶドレッシーな少女(外国のお客様)  二枚目に、部分補正(少女周辺をプラス補正)及びクリックホワイトバランスにより少し現実から遊離した色調を施してます。 (承諾済、イグジフはドレッシーな少女のもの)  顔の向きは互いが好ましいです。ドレッシーな少女が夢の中の世界、シルエットの少女が現実の世界を表現しています。  余談ですが、「Alice in wonderland」は、広瀬アリス(!)さんを起用した、JRと熊本県がタイアップした観光促進キャンペーンで、このポスターでアリスさんを見て、「こんなきれいな子がまだいたのか!」と驚愕したものです。今では、妹のすずさんと並んで、押しも押されもしない人気女優として大活躍中。アリスさんも、いずれは朝ドラのヒロインもなさることでしょう。

美女シルエットに夕焼けグラデと星空ぽつぽつ

 そのまんまのタイトルですが、3画像の多重合成・比較明。 一枚目:美女のシルエット 二枚目:広島市内、今年正月の日没後グラデーション 三枚目:昨年、ダム湖で撮影した星空(露光不足でほとんど写ってない)  二枚目を明るくしたほかは、元画像jpegのままです。重ね位置についてはそれなりに調整。イグジフデータは、美女シルエットのもの。  アニメ「銀河鉄道999」(映画版)に登場する闇の女王プロメシュームは、悪役ではありますが、その漆黒の衣装に星空がレイヤードされていて、その登場シーンは息をのむばかりの美しさです。  当時、高校の演劇部で音響と照明を担当していた私は、スポットライトとフットライトとホリゾントライトを組み合わせて、人物のシルエットを使って、そのシーンに(ほんの少し)近いものを再現してみたことがあります。    こうした多重合成は、撮影技法ではなく、後処理技法の一種ですが、少しだけ、こういうイメージを持ちながら、多重合成用のパーツを集める撮影をすることもあります。で、暇なときにごそごそと作業するのです。(フォルダに「多重パーツ」というのを作ってあって、せっせと貯めている)  イメージクリエイトというジャンルもあるのですけど、こういう作業をしていると、かみさんがのぞきにきて、「またやってる!」と怒るのです(TT) 「不思議の国のアリス」を多重合成で表現する試みは、夏休みの宿題としてそれなりに完成したので、また別途投稿します。うんうん。

イマジナリ再び

 広島市植物公園の睡蓮。定番の、水面映りこみショット。  立ったりしゃがんだり寝転んだりして、というのがお客さんが少ないのでやりやすかった、夏休み終盤の日曜日。  休み中、読んでいる小説は司馬遼太郎氏の「花神」。上中下の三巻で、70年代から愛読してます。幕末・明治初頭の軍政家、大村益次郎と、シーボルトの娘、楠本イネの物語で、1977年に大河ドラマにもなりました。(正確には他の司馬作品とのフランケンシュタイン)  今から10年ほど前、益次郎の出身地、鋳銭司村(現山口市)を仕事で訪れたとき、現地の人と雑談するにあたって「花神」を話題にしたところ、反応が芳しくありません。益次郎とイネのロマンスについては、創作性が濃く、異論が根強いそうです。  このことは、70年代末に雑誌「歴史読本」の特集「子孫に聞く幕末の偉人100人」で、益次郎の子孫(正確には養子をまじえての子孫で血族ではないはず)が、「司馬先生はよく史料を調べておられ、人柄の描写にも抵抗はない、ただし奥方の実家筋では、イネさんとの関係や、奥方の描写について異論があるようだ」とコメントしていたのを記憶してます。  司馬氏は、益次郎ゆかりの人物の子孫との会話で「益次郎とイネは恋仲だっただろう」という着想を得て、この物語を執筆しているので、その視点で史料により肉付けをしていた結果が「花神」であり、実際に両者には師弟関係もあったので、絶対そんなことはない、とは言えないのでしょうが、益次郎は劇中でも非常にブ男の朴念仁に描かれており、果たしてこういう男性に絶世の美人が惹かれるのかな、と疑問にも思います。  司馬氏は劇中で、イネの保護者である二宮敬作をして益次郎に「あなたは女性に対して堅牢なお心をお持ちだから、安心してイネを任せられる(まさか醜男=ぶおとこ、とは言えない)」と言わしめていて、大河ドラマでも、二枚目俳優とは言えない中村梅之助氏を益次郎にあてがわれています。  一方、イネは浅丘ルリ子さん。栗原小巻さんと並んで、当時、美人女優の代表格。エキゾチックな顔の造りが、ドイツ人(祖法に触れるため、オランダ人と詐称していた)であるシーボルトを父に持つハーフ、という設定がしっくりくる配役でした。  「なんで地元の英傑の、不倫話を一年かけて見せられなきゃいけないんだ」という意見もわかるのですが、小説、ドラマともに、イネさんと益次郎のシーンはみずみずしく、特にドラマに描かれた、宇和島の浜辺でオランダの唱歌を二人で口ずさむシーンは、素朴な情感にあふれ、学問を絆とする二人の関係をよく演出しています。 (総集編は現在でも視聴可能、このシーンも収録されている)  また、奥方の琴さんもそんな悪女、悪妻に描かれているのではなく、「よくしたい、よい妻でありたい、という気持ちが強すぎる」「嫉妬心は強いが、全般に田舎ではありふれた、普通の女性」として描かれ、悪い印象はありません。ドラマでの配役も、加賀まりこさんと、これも当時の美人女優です。  原作小説では、奥方とイネが遭遇するシーンはないのですが(司馬作品全部は読んでないので花神以外にあるのかも)、ドラマには益次郎の死にあたって、両者が対面し、奥方が恨み言を言うシーンがあります。このシーンもヒステリーを起こすのではなく、「私たちは、一人の男の別の側面、いわば別の男を愛していた(だから、恋敵ではない)」と独白して、物語に幕を引く役どころでした。  司馬氏は、中村梅之助氏の演技にたいそう満足した、と聞いてますが、司馬氏も、中村氏も今は鬼籍にいられました。昭和も昔になりにけり、というやつです。  

ひとの恋路を邪魔するやつは何とやら

 縮景園にて。  いやごめんなさい、失礼しました、お邪魔するつもりは毛頭ありませんのでお許しを。  このあと、あれ、向こうにも青いのがいるな、と思って撮影しようと近づくと、蝶とは思えないスピードで飛び去り、カワセミだったと気づきました。縮景園にカワセミがいるのは有名ですが、夏場で観光客が少ないため、中央の池だけでなく、休憩所東屋のすぐそばのせせらぎ近くで獲物を狙っていた様子。びっくりです。  じゃあ戻ってくるのを待とうか、と構えたところで職場からの電話が鳴り、召喚呪文とあいなりました。残念(TT)

Camera Profile

EOS 70Dについて

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2013年7月2日に発表され、8月29日に発売された。発表時のボディーの想定実勢価格は約13万円前後である。1プレス キヤノンデジタル一眼レフカメラ“EOS 70D”を発売(ニュースリリース)2プレス デジカメWatchキヤノン、新AF機構でライブビューAFが高速化した「EOS 70D」

翌2014年にはTIPAの「Best DSLR Advanced」に選ばれ、デュアルピクセルCMOS AF対応センサーも技術部門の「Best Imaging Innovation」を受賞した。カメラ本体だけでなく、撮像面でのAF方式そのものが表彰の対象となった。3プレス CanonCanon celebrates 20th straight year of Technical Image Press Association awards with wins for camera products and technology

ラインナップ上の位置付け

EOS 60Dの後継機として登場し、入門機からのステップアップや本格的な表現を求めるハイアマチュアを対象とした。60Dは併売されたため、70Dは中級機へ進むユーザーに新しい撮影機能を示す立場でもあった。キヤノンは「イチガン新世界。」を掲げ、スマートフォン、コンパクトカメラ、ミラーレスから一眼レフへの移行も狙っていた。2プレス デジカメWatchキヤノン、新AF機構でライブビューAFが高速化した「EOS 70D」4プレス ITmedia撮影の楽しみを具現化するカメラ――キヤノン「EOS 70D」詳報

上位のEOS 7Dと比べると、70Dは一回り小さく約145g軽かった。一方、光学ファインダーの視野率と倍率は7Dを下回る。7Dのすべての装備を小型化して受け継ぐ関係ではなく、70Dでは可動液晶を使う撮影の側に新しい技術が加わった。ボディーの軽さと光学ファインダーの違いは、両機を選び分ける具体的な条件だった。5レビュー ITmedia「EOS 70D」をEOS 7Dユーザ目線で評価する

先代からの進化

デュアルピクセルCMOS AFは、撮像画面の縦横約80%の範囲で位相差AFを使えるようにした。60Dから引き継いだバリアングル液晶にはタッチ操作が加わり、液晶の向きを変えて構図を取り、その画面上でピントを合わせる操作が一つにつながった。光学ファインダーを使う撮影に加え、カメラを顔から離して構える撮影も主要な使い方として整えられたのである。1プレス キヤノンデジタル一眼レフカメラ“EOS 70D”を発売(ニュースリリース)6レビュー デジカメWatch新製品レビュー:キヤノンEOS 70D

通常の一眼レフとしての性能も更新された。連写は60Dの約5.3コマ/秒から最高約7コマ/秒へ上がった。2プレス デジカメWatchキヤノン、新AF機構でライブビューAFが高速化した「EOS 70D」 有効画素数は約1800万から約2020万へ、画像処理はDIGIC 4からDIGIC 5+へ進み、常用ISO感度の上限も6400から12800へ拡大した。新たなWi-Fiではスマートフォンからの遠隔操作と画像取り込みに対応する。撮像面AFを中心に据えつつ、画質処理と撮影後の画像利用まで改めたモデルである。1プレス キヤノンデジタル一眼レフカメラ“EOS 70D”を発売(ニュースリリース)

ライバル機種との比較

同年に登場したニコンD7100は、約2410万画素のローパスフィルターレス仕様と51点AFを備えた。70DのAFは19点すべてがクロスで、D7100は51点のうち中央15点がクロスである。光学ファインダーの視野率もD7100が約100%、70Dが約98%と違う。測距点数や画素数の比較に加え、70DではライブビューのAF方式と可動液晶をどう使うかが選択の軸になる。7プレス デジカメWatchニコン、光学ローパスフィルターレスの「D7100」8公式 キヤノン【デジタル一眼レフカメラ】主な仕様(EOS 70D)

開発の背景

キヤノンの開発陣が目指したのは、撮像面でのAFでも光学ファインダー使用時と同じような高速の一発合焦を実現することだった。液晶を使う撮影や動画では、ピントが行き来する動きが待ち時間として現れる。そこで各画素を二つのフォトダイオードに分け、約4030万個の受光部から得るA像とB像のずれを使って、ピント位置を検出する構造を採った。撮影画像を作るセンサーに、合焦方向を判断する役割も持たせたのである。9インタビュー デジカメWatchインタビュー:キヤノンEOS 70Dの「デュアルピクセルCMOS AF」に迫る

新しいセンサーだけで、この方式の開発が完結したわけではない。既存のEFレンズとの互換性確保に約6カ月を費やし、手持ちの103本それぞれでピント精度を確認した。古いDCモーターのレンズでは、位相差AFで方向を検出した後にコントラストAFで補正し、実用性を確保したと説明している。新しい撮像面AFを、すでに利用者が持っているレンズへつなぐことが開発の大きな仕事だった。9インタビュー デジカメWatchインタビュー:キヤノンEOS 70Dの「デュアルピクセルCMOS AF」に迫る

動画では、静止画と同じように最短時間でピントを移すだけでは足りない。開発側は滑らかなフォーカス移動を重視し、とくにSTMレンズとの相性を高めたという。静止画では待たずに合焦すること、動画ではピントが移る途中も見せられることという異なる要求に対応した。ライブビューと動画の両方に同じAF技術を投入しながら、目標とする動きは分けて考えられていた。9インタビュー デジカメWatchインタビュー:キヤノンEOS 70Dの「デュアルピクセルCMOS AF」に迫る

2018年には、内部温度が高い状態で継続使用した場合の内部通信不良によるErr70/Err80などについて、メーカーが無償修理対応を公表した。これは動画撮影の繰り返しなどに関係する、発売後に判明した不具合への対応である。10プレス デジカメWatchキヤノン、「EOS 70D」のエラー頻発に無償修理対応 内部温度上昇による通信不良に起因 電源が入らなくなる場合も

利用者の評判

複数の専門媒体は、ライブビューAFの速さを共通して評価した。液晶を見ながら手持ちで撮影するときの待ち時間が減ったことは、方式の新しさにとどまらない利点として受け止められた。ただし、連続撮影中のデュアルピクセルAFによる追尾には制限があり、単写時の速さをそのまま連写中の追尾性能と考えることはできない。DPReviewのレビューでは、ライブビュー使用時の撮影可能枚数は約230枚とされている。11レビュー dpreviewCanon EOS 70D Review

価格.comの調査時点の101件では満足度4.39だった。レビューにはデュアルピクセルCMOS AFとタッチAFによる撮影のしやすさへの評価があり、高感度ノイズやマニュアル操作性への不満も挙がる。新AFと可動液晶の組み合わせが支持点である一方、それだけで画質や操作のすべてが解決した機種という評価ではない。12レビュー 価格.comCANON EOS 70D ボディ レビュー評価・評判

評判の出典

9件

内容の確認日: 2026年10月1日

EOS 70Dで撮った写真の話題

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