キヤノン EOS 70D 作例

一眼レフ

キヤノンEFマウント・APS-C・2,020万画素

2013年8月29日発売

EOS 70Dの仕様

EOS 70Dは、液晶を見ながら撮るときのピント合わせを変えた、2013年8月発売の中級一眼レフである。EOS初のデュアルピクセルCMOS AFとタッチ式バリアングル液晶を組み合わせ、ライブビュー撮影の待ち時間を減らした。その新方式を既存のEFレンズでも使えるよう、開発では103本のレンズを確認する互換性検証が行われた。

シリーズ
EOS xxD
位置付け
APS-Cの中級機(ハイアマチュア向け)
先代
EOS 60D
後継
EOS 80D
ライバル
D7100

EOS 70Dについて詳しく読む

投稿写真 3133枚

縮景園のカワセミ君 代替わり?

 ここしばらく、縮景園で見かけるカワセミ君で、一番頻度が多いのはこのワカセミ君です。今年生まれのワカセミ君が、去年から今年3月頃まで、この縮景園の縄張りを牛耳っていたカワセミ成鳥にとってかわったのでしょうか。  なんだかそのことを実感させるような、眼力鋭いワカセミ君でした。

ホオジロ幼鳥

 久々にホオジロ君にあいたくて、サントリー野鳥百科にあるさえずり音声を再生すると、やってきたのはこの幼鳥君でした。  成鳥のホオジロ君のように、「てっめえぇぇぇ」という態度ではなく、「え、何何?もしかしてお父さん!」という感じに見えましたが、いじらしいので、もうこれはやめておくことにしました。  早く大きくなあれ!

今年も蕎麦の季節

 赤蕎麦もとめて片道60キロのドライブでした。広島県北広島町東八幡にて。  去年まではひたすら赤蕎麦でしたが、今年は湿原に入って野鳥も撮影しました。といって、モズとウグイスしか撮影できませんでしたが・・・

さわやか美人百景・美しいものを眺める女性

 「美しいものを眺める女性の表情が、この世で一番美しい」とは、以前から漠然と感じていたことですが、世羅高原農場や和気町藤公園、広島縮景園では特にそれを感じます。  そういうパワースポットなのだとも理解しています。  それを探すのが私のお仕事で、カメラとレンズは「よし後は俺たちに任せておけ!」と頼もしいかぎりです。  お喜びいただいた一枚。

玉ボケは俺様の宝石さ!

 A022に玉ボケを要求すると「俺はそっちは得意種目じゃねえよ」としぶるのですが、得意であろうがなかろうが頼まあさ、となだめすかして撮影する、の図。    そのうちには乗ってきて、「玉ボケも俺様の宝石さ!」に至る、と。機材と通信する脳内Wi-Fiは、あくまでイメージですが、最近、「おいご主人、ズームはタムロン、単焦点はシグマでいこうや?」と70Dが提案してきています。彼なりに相性を考えているのかもしれません。レンズとカメラもまた、オペレーターにはわからない何か小声で会話をしているようで、お互いに何が得意で何が不得意かはわかっているようです。

さわやか美人百景・夏こそ美髪

 夏の女性は、男性からだけでなく女性から見ても、とても楽しい被写体なようです。  世羅高原農場で出会った女性。少し陽の落ちてきた時間帯、ひまわり畑が逆光に輝く様子を楽しむの図。完全な斜光になるほど陽が落ちる時間帯には、農場が閉まってしまうのですが、さしつかえなければ、なるべく遅くまで粘るとよいシーンに出会えます。

さわやか美人百景・虹の美少女

 お友だちと互いに撮影して楽しんでいらした若い方。  黒いお召し物が映えるだろうから、画面外ぎりぎりに太陽を入れ、全体に明るい玉ボケをたくさんちりばめ、女性の髪の毛が逆光で縁取られるように、というところまでは計算していたと思うのですが、レンズフレアっぽい虹色が入ってきているのは計算外。  この方もまたカメラ女子でらして、撮影結果を示して、意見交換し、投稿の承諾をいただきました。この一枚における工夫以外に、コスモスを前ボケに使うときに、被写体との位置関係を工夫することで髪飾りのように使えることとかをお話したような。

さわやか美人百景・実はカメラ女子

 薔薇園で出会った美しい方。 「撮らせていただけますか」 「いいけど、どうしたらいいの?」 「自然にしていてください」 ・・・ 「こんな感じです、いかがでしょう」 「え?どうしたら、こう撮れるの?教えて!」 「えっとですね(しどろもどろ)」  おおむね、こんなかんじの会話を交わしました。この方もカメラ女子でした。初夏の暑さを吹き飛ばしてしまうような、涼感伴う美人さん。  180mmマクロはポートレートレンズではないけれど、しばしば女性に喜ばれる一枚が取れます。おそらくF.344さんのカリガネソウのような絵画的(あるいは芸術的)描写が、女性の美意識を刺激するのだと思いますが、被写体女性が本来的に持つ美しさに撮影結果を近づけるのは非常に骨が折れるお仕事です。

美人百景・ひまわり畑のkawaii girl

 prettyではなくkawaiiが英語になったというのは素晴らしいことですね。夏のひまわり畑、破顔一笑の美女さん。  破顔一笑に至った理由は、撮影中の彼氏さんにお願いして、「これほどの美女には滅多に出会えない、ぜひ撮影させていただきたい」旨を大声で伝達していただいたため。  見事な脚線美を誇る、素敵な方でした。でもこの一枚の笑顔が至高にして究極、でしたね。

カワセミ(アゲハにあらず)

 信頼して使っているA022ですが、この日は私の凡ミスで、手振れ補正機構をスイッチオフにしていました。当然、A022君は激怒し、私の呼びかけに終日答えることはありませんでした(TT)  手振れ補正がきいていなくても、このSSならそんなにはブレないはずですが、飛び上がったワカセミ君を追いかけているため、撮影者の動きが激しかったものです。不思議と、広がった飛び羽根はわりとシンクロしてました。  「BIRDER」2017年5月号は「カワセミ類大全」企画で、カワセミの換羽について小田谷嘉弥氏が解説されてます。それによれば、カワセミは生まれた年の秋に換羽を行い、それまでは幼鳥のトレードマークである、胸から腹にかけての黒ずんだ色はそのままだそうです。成鳥では、秋口から飛び羽根の換羽があるけれど、幼鳥は秋に部分的な換羽をするのみとか。  同号では、千葉実氏によるカワセミ撮影の解説にも4ページをあてており、とても楽しく読めます。中古本購入。

クロアゲハ(カワセミにあらず)

 縮景園「清風池」にて。ここで、木や柵にとまった飛翔体を、アゲハだと思って近づいたりレンズを向けたりすると、実はカワセミだった、ということが複数回ありました。  今回はほんとにアゲハでした(^^)v  考えてみればアゲハは花に向かっていくけど、カワセミは魚を狙える位置にとまりますわな(^^ゞ  縮景園の夏、カワセミ(ワカセミ)は清風池を狙えという教訓を今年は得たので、来年また狙ってみたいところです。でも、チョウトンボ、アオスジアゲハも同じ時期に飛び回ってますから、紫陽花がはねた後の縮景園も、なかなか見どころは多いものです。夏場はほんとに人が減りますが・・・

A022で撮る人物・さわやか美人百景

 タイトルはNHKネイチャー番組「さわやか自然百景」より。野鳥もふんだんに紹介される、今、一番お気に入りの番組。  それはともかく、A022で撮る人物シリーズ。おおむね、思うような感じで撮れるようになりましたが、人物を撮るのであればタムタムA025やシグシグArt135mmのほうが何かと使いやすいです。それらのレンズは、使った初日から何も困ったことはないのですが、A022は野鳥はともかく、人物撮影の露出設定が、ファインダー内の露出計に関する「脳内補正値」がうまく調整できず、レンズとの話し合いを続ける日々でした。当然ながら、他のレンズでは「その写真、ください」の要請が、A022では得られませんでした。    話が飛びますが、シグマArt017 135mmF1.8には、奇妙な魔力のようなものがあって、お願いしてモデルになっていただいた方から「その写真、ください!」の要請があった後、「この機会に、私も写真SNSにデビューすることにしました!」との連絡をいただいた例があります。 (フェイスブックやツイッターではない、EXIFの表示される専門交流サイト)  A022は、そういうタイプのレンズではなく、人に警戒心を持たせる外見でもあるけれど、守備範囲がわりと広く、女性の描写も頑張ってくれているので、野鳥撮影を中心に長いつきあいになりそうです。  

セッカ

 ここしばらく姿を見なくなりました。少し野鳥が寂しい、端境期に入ったような気がします。

閃光の向日葵

 武井咲さん似の方。承諾いただきました。  彼氏さんが専属のカメラマンで、この後、マスクを外して本命撮影に臨むのですけど、そこで素敵な耳飾りにマスクがひっかかってしまって外すのに苦労され、そのしぐさがまた美しいのでした。  今年もまた時間の流れが速いです。真夏のひまわり畑、水浴び、カワセミの若鳥、ツバメとコシアカツバメ、ホオジロにセッカ、みな思い出の中。(カワセミはまだまだ若鳥の姿ですが)  

カワウ君のチャレンジ(その3)

 いや、ちょっと、大丈夫ですかと心配になる飲み込みようですが、無事に嚥下しました。この後、ちょっと離れたところに移動して羽根を乾かし、飛び去っていきました。  錦鯉は30cmモノで350gくらいの重量があるそうで、カワウは一日500gぐらい魚を食べるらしいです。この鯉、どのくらいのサイズかわかりませんが、これで一日の食事量の半分以上はまかなったことになりますね。

僕はこっち。君はそっちをさがしてくれ!

 コンタクトレンズを落っことしてしまい、大慌てで探しているスズメさんたち。たいへんそうです。(うそですよ、信じちゃあだめです)  鳥類にはコンタクトレンズならぬ、「瞬膜」があります。ゴーグルのようなものか。今まで、カワセミ、カラス、コシアカツバメでしか見たことはありませんが。  この写真とは直接関係ありませんが、A022で撮影していて、最短撮影距離の仕様値2.2mより明らかに短い距離で撮影できることに気づきました。これは距離計の目盛りを換算するときと同じで、70Dで使うときは1.6で割り戻してやればいいのですね。だいたい1.4mくらいの距離から合焦できるようです。ホオジロやジョウビタキはそのくらいに近づいたことがあるので、撮影上おおいにメリットになることです。

横お邪魔します、ちょっと?聞いているの、おにーさん?

 撮影していると、若スズメが後から同じ枝にやってきて、ワカセミ君に対して何か主張している様子でした。  この後、ワカセミ君は尾羽をピンと立てる、あんまり礼儀作法にかなった形でないごあいさつをしていました。(それはトイレポーズだから)    これはこちらの脳内イメージですけど、あはははは。  目撃情報によれば、大人カワセミと若カワセミが対峙した局面もあったそうです。私もかなり警戒的な鳴き声を聞きましたので、だんだん、若カワセミも一人前扱いされはじめているのかもしれません。

A022で撮る人物・艶やかな後ろ姿

 タムロンA022を使うようになってから、人物撮影での声がけをより慎重に行うようになりました。こちらは外国のお客様ですが、英会話して、意図を説明し、ポーズをお願い(視線誘導)して撮影しました。  「素敵な髪飾りと髪の毛、そして美しいフェイスラインを撮影させてほしい」と身振りを交えて説明し、美しいには「えくすとりーむりー」を付けました。お互い、英語は母国語じゃないけれど、わりと楽に意思疎通できました。  目線をこちらにいただいた撮影もありますが、この後姿を示して確認してもらいましたので、投稿。縮景園にて。  河原でA022で撮影していて、自然観察にやってきていた小学生に怖がられたことがありますし、また別の外国のお客様に「そのレンズ、値段はどのくらいか?」と尋ねられたこともあります。1200米ドルくらいだ、と答えました。  9月に入って、少しずつ縮景園には鳥撮りさんが回帰してきており、もっと大きいレンズを使っている人もいますが、その場合は三脚に乗せているため、野鳥撮影だとわかりやすいです。私のように、ノー三脚でぶらさげていると、不気味チックに感じられるので、多少は気を使いませう。  とはいえ、縮景園はやはり写真スポットなので、お願いをしてしまえば、まず断られることはないです。先着の鳥撮りの人に「横、お邪魔します」と短く挨拶するのと同じことで、礼儀の範疇。 

バード!ゴー!

 元ネタは、アニメ「科学忍者隊ガッチャマン」でのセリフから。  オオワシ、ツバメ、コンドル、ミミズク、ハクチョウをモチーフした衣装に身を包む5人組の戦いですが、このうち一人の命とひきかえに敵組織を撃退することで、シーズン1は幕を閉じます。  なお、劇中では特にカワセミは登場しません(爆)  野鳥の撮影ではSS=1/320はスローシャッターなので、こうやってブレ具合の表現となりますが、もう少し速いところがベストだったかもしれません。このときは、背羽根の青を表現することにだけ気持ちがいっていて、その他のことは考えませんでした。  ワカセミ君、この飛び出しからホバリングして私から3mほどまで近づき、また逆戻りして、この画面右の、影になっている枝にとまりました。それが「ラピスラズリ調」の一枚でした。  

カワセミ君かっこうの足場見つけるの図

 カワセミもジョウビタキもホオジロもセッカも、そしてハクセキレイも、自分が縄張りとする場所を睥睨できる高所に陣取り、 決めポーズとることが多いですね。  ハクセキレイは4階建てビルの屋上で見たことがありますが、カワセミは川や池がなわばりなので、そこから遠く離れた高所には普通はいきません。この単管パイプは、水面からの高さが2~3mというところです。  この場所と縮景園は直線距離で2㎞くらい、カワセミの行動範囲は半径1km程度と言われているので、同じカワセミをあちこちで撮影していてもおかしくないです。ただ、なぜか見かけるのはオスばかりです。カワコちゃんにも会いたいな。

野鳥の楽園・縮景園

 「ラピスラズリ」「絵画風」と同一個体のワカセミ君。  とにかく逃げない。近づいても、隣の木にひょいと飛び移るのみで、遠くに行ってしまわないのです。  できれば桜の花が咲くころにまたここで逢いたいが、その頃は巣作りや子育てに忙殺されていてほしいとも思うところ。  野鳥の楽園・縮景園ですが、近傍において、路面電車高架化事業において環境影響評価のため鳥類調査が行われており、縮景園に隣接する京橋川にはたくさんの野鳥が生息することが確認されています。 https://www.city.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/43877.pdf    一方、ネット検索してみると、縮景園でのカワセミ撮影は秋から春先に集中しており、春から夏にかけての撮影例は乏しいです。春は撮影者の目線が花やメジロに移っているためかもしれませんが、毎年撮影していて、2月後半からぱたりとカワセミを見かけなくなるため、縮景園は営巣・繁殖の中心地ではないものと考えます。 (上記調査では繁殖期に京橋川でも観察できていない)  しかし今年のように、7月から複数のワカセミを見かけるとなると、巣立ったワカセミを親鳥が縮景園に誘導してきた可能性もあり、今後は、6~7月の観察もしっかりやりたいと思うものです。真夏に縮景園で鳥を撮る人は極めて少なく、ここ1か月で出会ったのは一人だけです。6、7月はツバメの撮影も楽しめるので、この時期を避ける理由はないのだ。  というわけで、野鳥の楽園、縮景園。さすがに、草原を好むホオジロやセッカ、ヒバリはここでは見かけませんが、ははは。

縮景園のイソシギ

 半年ぶりくらいに撮影しました。そもそもイソシギを縮景園以外で見かけた記憶がない。  それもそのはずで、イソシギは広島県レッドデータブックにおいて「要注意種」に位置付けられており、広島においてはけっしてありふれた鳥ではない、ということなのです。  冬から春にかけて撮影していたイソシギと同一個体かどうかはわかりません。

スズメ君のミラーテスト

 ハクセキレイやジョウビタキなど小鳥類は鏡の中の自分にアタックすることで有名で、その姿を捉えたコンテスト入賞作品なども散見するところです。  一方、水面に映る姿をナルシスのように他者だと認識する鳥はいない様子。  この一枚では、鏡像のほうが主役のスズメ君でした。チュン毒は続く・・・

ツバメ君南に去る

 空に雷雲が広がり、一雨きそうな天気でして、コシアカツバメ君の一団が飛び去っていきました。(画面には1羽のみですが、7,8羽の集団だった)  この日を最後に、ツバメ、コシアカツバメともに撮影できていません。ここ数日は見かけることもないです。  ツバメは、いきなり南の島に飛び立つのではなく、少しずつ九州などに移動して、大きな集団を形成し、渡航に備えるのだそうです。かといって集団で渡りはせず、それぞれ単独で飛ぶのだとか。ツバメが渡っていく時期は台風シーズンでもあり、まさに台風が近づいていますが、そこはしのいでタイミングを待って、少しでも多くの個体が無事に渡り切ってほしいものです。だがそこは自然の摂理であり淘汰でもある・・・・

朝顔展

 最近は野鳥にくるってました(「チュン毒」)が、広島市植物公園では植物を中心に撮影。  それにしてもしばらくぶりに使う180mmマクロは明るいこと明るいこと。開放F2.8は明るくて明るくて、それまでの野鳥撮影はこの明るさに助けられて高速SSが得られていたのだとわかりました。  朝顔もそろそろシーズンオフでしょうか。この日は、ほかに「広島の鳥撮り人」写真展も見に行きました。けた違いの精緻な野鳥写真に、うっとりするばかりでした。  

野鳥のソーシャルディスタンス

 中州のワカセミ君は、漁業構造物の単管パイプがお気に入り。  だけど、別種の野鳥が一羽、ふいにやってきて、ワカセミ君もびっくりして警戒ポーズをとりました。  やってきたのは、どうやらホオジロのメスだったようで、最初は至近距離に停まったものの、ホオジロさん側もぴょんと飛びのいて距離を取り、お互いに干渉しませんでした。  これが野鳥のソーシャルディスタンス。残念ながらレンズの焦点距離をいっぱいにひいてもこれが精いっぱいで、むかって右端にワカセミ君半分かろうじて写っているのみ。

Camera Profile

EOS 70Dについて

発売当時の発表資料、専門媒体のレビュー、利用者の声から、この機種の位置付けと評判をまとめました。

登場した時代

2013年7月2日に発表され、8月29日に発売された。発表時のボディーの想定実勢価格は約13万円前後である。1プレス キヤノンデジタル一眼レフカメラ“EOS 70D”を発売(ニュースリリース)2プレス デジカメWatchキヤノン、新AF機構でライブビューAFが高速化した「EOS 70D」

翌2014年にはTIPAの「Best DSLR Advanced」に選ばれ、デュアルピクセルCMOS AF対応センサーも技術部門の「Best Imaging Innovation」を受賞した。カメラ本体だけでなく、撮像面でのAF方式そのものが表彰の対象となった。3プレス CanonCanon celebrates 20th straight year of Technical Image Press Association awards with wins for camera products and technology

ラインナップ上の位置付け

EOS 60Dの後継機として登場し、入門機からのステップアップや本格的な表現を求めるハイアマチュアを対象とした。60Dは併売されたため、70Dは中級機へ進むユーザーに新しい撮影機能を示す立場でもあった。キヤノンは「イチガン新世界。」を掲げ、スマートフォン、コンパクトカメラ、ミラーレスから一眼レフへの移行も狙っていた。2プレス デジカメWatchキヤノン、新AF機構でライブビューAFが高速化した「EOS 70D」4プレス ITmedia撮影の楽しみを具現化するカメラ――キヤノン「EOS 70D」詳報

上位のEOS 7Dと比べると、70Dは一回り小さく約145g軽かった。一方、光学ファインダーの視野率と倍率は7Dを下回る。7Dのすべての装備を小型化して受け継ぐ関係ではなく、70Dでは可動液晶を使う撮影の側に新しい技術が加わった。ボディーの軽さと光学ファインダーの違いは、両機を選び分ける具体的な条件だった。5レビュー ITmedia「EOS 70D」をEOS 7Dユーザ目線で評価する

先代からの進化

デュアルピクセルCMOS AFは、撮像画面の縦横約80%の範囲で位相差AFを使えるようにした。60Dから引き継いだバリアングル液晶にはタッチ操作が加わり、液晶の向きを変えて構図を取り、その画面上でピントを合わせる操作が一つにつながった。光学ファインダーを使う撮影に加え、カメラを顔から離して構える撮影も主要な使い方として整えられたのである。1プレス キヤノンデジタル一眼レフカメラ“EOS 70D”を発売(ニュースリリース)6レビュー デジカメWatch新製品レビュー:キヤノンEOS 70D

通常の一眼レフとしての性能も更新された。連写は60Dの約5.3コマ/秒から最高約7コマ/秒へ上がった。2プレス デジカメWatchキヤノン、新AF機構でライブビューAFが高速化した「EOS 70D」 有効画素数は約1800万から約2020万へ、画像処理はDIGIC 4からDIGIC 5+へ進み、常用ISO感度の上限も6400から12800へ拡大した。新たなWi-Fiではスマートフォンからの遠隔操作と画像取り込みに対応する。撮像面AFを中心に据えつつ、画質処理と撮影後の画像利用まで改めたモデルである。1プレス キヤノンデジタル一眼レフカメラ“EOS 70D”を発売(ニュースリリース)

ライバル機種との比較

同年に登場したニコンD7100は、約2410万画素のローパスフィルターレス仕様と51点AFを備えた。70DのAFは19点すべてがクロスで、D7100は51点のうち中央15点がクロスである。光学ファインダーの視野率もD7100が約100%、70Dが約98%と違う。測距点数や画素数の比較に加え、70DではライブビューのAF方式と可動液晶をどう使うかが選択の軸になる。7プレス デジカメWatchニコン、光学ローパスフィルターレスの「D7100」8公式 キヤノン【デジタル一眼レフカメラ】主な仕様(EOS 70D)

開発の背景

キヤノンの開発陣が目指したのは、撮像面でのAFでも光学ファインダー使用時と同じような高速の一発合焦を実現することだった。液晶を使う撮影や動画では、ピントが行き来する動きが待ち時間として現れる。そこで各画素を二つのフォトダイオードに分け、約4030万個の受光部から得るA像とB像のずれを使って、ピント位置を検出する構造を採った。撮影画像を作るセンサーに、合焦方向を判断する役割も持たせたのである。9インタビュー デジカメWatchインタビュー:キヤノンEOS 70Dの「デュアルピクセルCMOS AF」に迫る

新しいセンサーだけで、この方式の開発が完結したわけではない。既存のEFレンズとの互換性確保に約6カ月を費やし、手持ちの103本それぞれでピント精度を確認した。古いDCモーターのレンズでは、位相差AFで方向を検出した後にコントラストAFで補正し、実用性を確保したと説明している。新しい撮像面AFを、すでに利用者が持っているレンズへつなぐことが開発の大きな仕事だった。9インタビュー デジカメWatchインタビュー:キヤノンEOS 70Dの「デュアルピクセルCMOS AF」に迫る

動画では、静止画と同じように最短時間でピントを移すだけでは足りない。開発側は滑らかなフォーカス移動を重視し、とくにSTMレンズとの相性を高めたという。静止画では待たずに合焦すること、動画ではピントが移る途中も見せられることという異なる要求に対応した。ライブビューと動画の両方に同じAF技術を投入しながら、目標とする動きは分けて考えられていた。9インタビュー デジカメWatchインタビュー:キヤノンEOS 70Dの「デュアルピクセルCMOS AF」に迫る

2018年には、内部温度が高い状態で継続使用した場合の内部通信不良によるErr70/Err80などについて、メーカーが無償修理対応を公表した。これは動画撮影の繰り返しなどに関係する、発売後に判明した不具合への対応である。10プレス デジカメWatchキヤノン、「EOS 70D」のエラー頻発に無償修理対応 内部温度上昇による通信不良に起因 電源が入らなくなる場合も

利用者の評判

複数の専門媒体は、ライブビューAFの速さを共通して評価した。液晶を見ながら手持ちで撮影するときの待ち時間が減ったことは、方式の新しさにとどまらない利点として受け止められた。ただし、連続撮影中のデュアルピクセルAFによる追尾には制限があり、単写時の速さをそのまま連写中の追尾性能と考えることはできない。DPReviewのレビューでは、ライブビュー使用時の撮影可能枚数は約230枚とされている。11レビュー dpreviewCanon EOS 70D Review

価格.comの調査時点の101件では満足度4.39だった。レビューにはデュアルピクセルCMOS AFとタッチAFによる撮影のしやすさへの評価があり、高感度ノイズやマニュアル操作性への不満も挙がる。新AFと可動液晶の組み合わせが支持点である一方、それだけで画質や操作のすべてが解決した機種という評価ではない。12レビュー 価格.comCANON EOS 70D ボディ レビュー評価・評判

評判の出典

9件

内容の確認日: 2026年10月1日

EOS 70Dで撮った写真の話題

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