新しいセンサーは画素数を増やさず、マイクロレンズを追加することで、感度や色応答などの改善を目指した。三層の基本方式と出力寸法を維持しながら、光を受ける側の構成を更新したのである。3プレス DPReview / Sigma UKSigma SD10, preview and samples(Sigma UKプレスリリース併載)
SD9のISO100・200・400に対して、SD10は通常設定にISO800、拡張にISO1600を加えた。長秒側はモードで制限が異なり、通常モードではISO100・200で15秒、ISO400・800で4秒までとなる。拡張モードではISO100~1600で最大30秒を使え、バルブも30秒まで対応した。感度と露光時間の選択肢は増えたが、どのモードでも常に30秒という仕様ではない。2公式 シグマSD10 仕様4公式 シグマSD9 仕様
電源は、SD9の二系統から底部の一系統へ統合した。CR-V3を二本、または単3形のニッケル水素・ニッケル電池を四本使う。グリップ部の電池室が不要となり、その形状も改められた。152×120×79mmの外寸は維持しつつ、電池を除く質量は805gから785gへ減っている。1プレス PC Watchシグマ、センサー感度が向上した一眼レフデジカメ「SD10」2公式 シグマSD10 仕様
露出補正とブラケットの設定刻みは1/2EVから1/3EVへ変わった。撮像系の更新に加え、撮影者が露出を調整する単位も細かくした変更である。2公式 シグマSD10 仕様4公式 シグマSD9 仕様
RAW専用機として、現像ソフトの変更も重要である。付属のPhoto Proは2.0となり、X3 Fill Lightによって明暗差の大きな画像の暗部を調整できるようになった。調整情報はX3Fファイルへ保存でき、撮った後に仕上げる手順も更新している。3プレス DPReview / Sigma UKSigma SD10, preview and samples(Sigma UKプレスリリース併載)
外部照明では、専用ストロボEF-500 DGによるS-TTLワイヤレス撮影に対応した。専用ズームとキットを用意したことに加え、照明の組み合わせにも対応を広げた世代だった。3プレス DPReview / Sigma UKSigma SD10, preview and samples(Sigma UKプレスリリース併載)