その他デジタルカメラ用掲示板。
1: 好みの色のギボウシ1 2: Hard monochrome1 3: Hard monochrome1 4: Hard monochrome1 5: 無題1 6: 無題1 7: Hard monochrome+🎨1 8: Hard monochrome1 9: Hard monochrome1 10: 無題1 11: お弁当 (ここんとこ毎日これ!)1 12: mountain stream2 13: ひとあし早い 夏休み2 14: 無題1 15: 無題1 16: 無題1 17: 無題2 18: color1 19: 顔はダメ、ボディーボディー1 20: 無題1 21: 無題1 22: 無題1 23: 無題1 24: 無題1 25: 無題1 26: 無題1 27: 無題1 28: 無題1 29: 無題1 30: 散歩で見た花 31 31: 散歩で見た花 21 32: 散歩で見た花 11 写真一覧メーカー名 | Panasonic |
機種名 | DMC-FZ200 |
ソフトウェア | Picasa |
レンズ | |
焦点距離 | 22mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/320sec. |
絞り値 | F3.5 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4000x3000 (4.27MB) |
撮影日時 | 2023-07-04 17:37:15 +0900 |
好みの色で畑に咲いてるギボウシを撮りました。
このカメラEOSより使い易いですね・・
メーカー名 | SIGMA |
機種名 | SD1 Merrill |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 5.5.3.0001 |
レンズ | 17-50mm |
焦点距離 | 21mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/50sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | スポット測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4704x3136 (7.82MB) |
撮影日時 | 2011-01-03 00:58:44 +0900 |
モノクロ写真とカラー写真の違いは、画像がモノクロかカラーかではなくて、モノクロで撮るかカラー
で撮るかの相違です。昔でいえばモノクロフイルムをカメラに詰めればそれはモノクロ写真だとい
うことです。
いっぽう、カラー写真が既にあってそれをモノクロ化するというのは、本質的にはモノクロ写真では
ないと私は考えます。単に表現としてモノクロにしただけのカラー写真ですね。擬似モノクロです。
この違いを理解できる人は現在ではいません。なぜならば当人にとって写真はカラー写真であって
最初からカラー写真しか知らないからです。
よく似た例でシグマのフォビオン写真があります。カラー写真のひとつですが撮像素子が普通の
カラーカメラとは違います。このフォビオンも、そのフォビオンが理解できるようになるには、他の
カメラをシャットアウトしてフォビオンばかり使う必要がありますね。それを1年くらいは最低限続ける
必要があると考えています。それでやっと理解の入り口にたどり着くくらいです。
そういうわけですからモノクロ写真も、カラー撮影を止めてモノクロだけにして撮影を続ける必要が
あると考えています。もちろんそれは普通のカラーカメラで可能であって、要はそれを続けること
ができるのかどうかにかかっています。それを最低限つづけることで、はじめてモノクローム写真
とは何かが理解できるのだろうということですね。
リアルなモノクローム写真、フェイクなモノクロ写真、その2つを見分けるには努力と継続が必要な
んだということかもしれません。
この今の現在、人工知能でもって本物と偽者が曖昧になるような時代に突入しています。
それはある意味で大きな時代の危機であるだろうといえます。生成AIはそれを使いこなせる人に
とっては朗報ですが、そういう人はごく一部であって、大衆といえる殆どの人は人工知能によって
自らを失うだろうと私は予測しています。識者の間でもそのような危惧が多く聞かれますね。
私自身、この1年は様々な試行錯誤が続いたという気がしています。まずレンズでは単焦点レンズ
やオールドレンズへの関心、そしてさらにミラーレスカメラと光学一眼レフへの関心へと移行。
そして偶然にもモノクロカメラが出たということで今は黒白写真に入っていますが、この目まぐるし
い試行錯誤は、占星術でいえば木星が牡羊座を通過した為に起こった現象のようです。
ズームレンズと単焦点レンズ、ミラーレスと一眼レフの違いはさほどのことはなくて、これまでも
そういう試行錯誤は定期的にやっていたことですが、今回のモノクローム写真は違います。私が
デジタル写真に入ってから始めての写真に対する根源的な問いかけとなるようです。
黒白写真は簡単に言いますと、モノクロの眼と頭をもって写真を撮るということに尽きます。
膨大で魅力的なカラー情報を自らシャットアウトすることです。
そんなこと、普通の人間は絶対にしません。百万円くれるというのを、いえ私は10万円でいいです。
というのと同じであって、飽食と清貧の違いというくらいのものがあります。自ら、本来得られるで
あろう利益や欲得を捨てるということですからね。
K3M3Mはこれはモノクロ専用機ですから当然なのですが、普通のカラーカメラすらもモノクロで
やっていこうというのは、そこに清貧の思想というものがなければできませんし、そもそも黒白と
カラーの両方を同時に行うというのは如何にも中途半端であって、それでは多分何も得られないと
いう気がしています。
メーカー名 | SIGMA |
機種名 | SD1 Merrill |
ソフトウェア | SIGMA Photo Pro 5.5.3.0001 |
レンズ | 17-50mm |
焦点距離 | 21mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F5.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | スポット測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4704x3136 (7.5MB) |
撮影日時 | 2011-01-03 00:35:27 +0900 |
モノクロ写真といいますと、やはりシグマ・フォビオンを持ち出さなければならなくなります。
シグマSD-1メリルはセンサー数は1500万画素でして、カラー化すればその3倍の4500万画素となり
ます。それでモノクロモードにすると1500万画素出力のままです。
原理的に言えば、カラーフィルターもなし、ピクセル補完処理もしないとなると、それはモノクロ専用機
と原理的には同一です。
今回の撮影はRAW-BWで撮影しています。RAWなのでその気になればカラー転換はできますが、
それは見ずにモノクロのままで選別し現像しています。専用ソフトで現像なので、カラー画像は見ない
ですむのがメリットです。
1500万画素なのでペンタK3M3Mの2500万画素に比べれば低画素タイプのカメラとなります。しかし
1500万もあれば十分というわけで、APSカメラとしてはこれくらいの画素数がベストかもしれません。
カメラは古いシグマなので最新のK3M3Mのようにスムーズに撮影はできませんが、十分にしてモノク
ローム撮影を楽しむことができます。
モノクローム専用機の持ち味は、その高画素の超解像力とシャープな画質にあります。
そもそもモノクロが高解像度だというのは昔のフイルムからそうです。
それはカラーカメラが逆立ちしてもできない芸当なので、それで思うにソニー製のフルサイズセンサー
6000千万画素を是非にモノクロカメラ化して欲しいものですね。おそらくライカM11モノクロームが
そのセンサーを使っているのでは?と思われるのですが高価格過ぎです。やはり日本のカメラメーカー
がやるべきことだと考えます。
カラーでみるフォビオンの画像と違って、モノクロ画像は眼にはものすごく優しく楽です。これは決定的
なことなので、どうしても言っておきたいことですね。カラー画像はモノクロの3倍は疲れます。(笑)
これまで何故にカラー画像に拘ってきたのか、今となっては不思議としか言いようがないわけですが、
私も写真のことがよく分かっていなかったというでしょう。
デジタル時代全盛の今、フイルム写真にこだわっておられる方がいます。それはとても 大切なことだと
私も考えています。地方ではもうフイルム写真をするのは不可能という現実があり、それで私としては
デジタルだけどモノクロでやっていくというのも良いのかな?って考えるところがあります。
よく手間暇をかけるのが趣味の骨頂であるといわれますが、デジタルモノクロームは実に簡単で手間
要らずですね。面倒くさがり屋の私には向いていそうです。
今回モノクロ写真をするに、最初に思ったのは、これまで懸念していた超高画素高解像度のカメラも
黒白写真となれば無害になるという現実でした。カラー写真の実質解像度はモノクロ専用機の1/3~
1/4でしかなかったという事実、これを眼の当たりにしたということです。要は、カラー情報を捨てれば
写真というのはこんなに楽になるのだということでした。
👀カラープロファイル有効活用
メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 5DS |
ソフトウェア | Capture One 9 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/166sec. |
絞り値 | F8.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 6144x3210 (11.3MB) |
撮影日時 | 2015-03-01 08:47:33 +0900 |
写真というのは、例えば美意識とかセンスとか、そういうのは画像とかフォトグラフとかピクチャーと
しての、物としての写真だろうと思うのですが、もっと大きな長い眼でみると、そもそも写真というのは、
その写真行為を自身が長く継続することだろうと思ってます。言い方を変えると継続することでしか見え
てこないものがあるのだろうと言うことです。
それともうひとつ、写真は被写体というものがあるわけなので当然に社会性や対人性を帯びてきます。
それらとの我と他者、自分と社会との関係も重要だろうと考えてます。
占星術ではそれを、つまり写真は蠍座・冥王星というもので現されるのですが、この星座なり星を持っ
ていない人は、そもそも写真に興味を示しません。蠍座・冥王星は簡単に言うと、苦難の継続と他律性・
他者愛を示します。
占星術で一番誤解を受けやすいとか、もしくは中々見えてこないという星座があります。その代表例が
蠍座です。運勢と精神年齢的には40歳~50歳代を示します。12星座のうちの年齢的には最後のほうに
出現する星座です。
写真には他に水瓶座・天王星とかが必要のようです。カメラが光学機器だからでしょうかね。ぶっちゃけ、
この蠍座と水瓶座があれば写真に関心を示し写真をしていくことができます。
実はこのふたつはあまり美学的な星座ではないんですよね。蠍座は泥臭いですし水瓶座はぶっ飛んで
いたりしますから。
それで美意識のある別の星座が調味料として加わるという感じです。
この美学的で一般的な星座でもって皆さんは写真を云々しているところがあります。しかしそれは写真
の本質ではないんですね。本来の写真はけっして派手で目立つものでもないし、美しくしたものでも
ないだろうと思ってます。
蠍座は一言で言えば、見る能力、見る力、見抜くことです。その能力を光学機器という技術力の水瓶座
で実現することなんでしょう。そういうのが写真の根本にあって、あとは付加価値としての味付けという
ことになりますか。
しかし見る能力というのは、言い方を変えれば、ただ見ているだけで自分は主体的には参加しないと
いうことでもあります。
写真を撮る無名のカメラマンと、その視線の先にあるであろう有名人や英雄や偉人とは違うということ
です。写真を撮るよりも写真に撮られるほうが良いんではないかい?という落ち話しも出そうですけど、
悪いことをして写真に撮られるという可能性もあるので(笑)、私としては撮られるよりも撮るほうに回り
たいですね。
冗談はともかく、趣味としてひっそりと写真行為に及ぶのは、まことに写真というのは、ひそやかで、
ささやかな趣味だろうということです。
私にしても趣味の写真で世間に対しては目立ちたくないですね。世間の隅っこでシコシコと写真がやれ
ればそれで十分です。占星術的には実は蠍座というのはパワーがあるほうではないです。居るのか
いないのかわからないというところがあるかもしれません。
それと写真は私にとってはあくまでも趣味です。世間に迷惑を掛けない程度に自分が楽しめればそれ
でいいのだと考えてます。
よく撮影現場で知り合った方に、写真のコンテスト等に応募しているんですか?と聞かれます。
私はそういうコンテントとか展示会とか、そういう人目に自分の写真をさらしたいと思ったことは一度も
ありません。そういう欲は皆無ですね。そういうことでモノとしての写真には到って無欲です。
しかし写真が職業ということであれば話は違ってきます。写真を撮られる側の人に対して、また写真を
閲覧される方に対しても、写真というものにその実利だけでなく、夢を与えないといけません。
写真というのは本当は凄いものなんだというプレゼンをしなくてはならないでしょう。ですから営業努力
というか、かっこいい姿でかっこよく撮らないといけないんですね。(^^ゞ
ぷ賭してはそういう派手さも必要になります。機材にしても一流メーカーのものを使わないといけないし、
何より写真そのものに美的センスを乗せないと顧客は満足しません。権威を付加するために若い時は
コンテストで優勝もしなければならないでしょうし、各種団体にも所属しなければなりません。
写真を撮られる側、もしくは写真を閲覧し見る方と、それから写真を心底楽しみながら自分だけで写真
を道楽として行うこととは当然ながら大きな乖離があります。建前と本音って感じでしょうか。
しかし写真を生業とするならば、撮られる側の人たちの気持ちに合わせないといけないんですね。それ
が写真が本質的に持つ、もうひとつの他律愛でもあります。
私の場合は全くの趣味でやってますし、写真を人様に見せることもありません。この掲示板には投稿を
していますが、みなさん経験の長いハイマチュアの方ばかりなのでいたって気楽です。
話が逸れましたけど、写真行為そのものの中心に蠍座的なものがあり、それは物事を見たい知りたい、
もっと深く考えてみたいというのがあるんだろうと思ってます。
つまりそれは表現欲ではなく探求欲ですかね。多分それが写真の真髄だろうと思ってます。
※投稿写真はRAWで撮影しモノクロ現像したものです。5000万画素から2000万画素くらいに落として
いますが、これくらいがカラーカメラのモノクローム現像での落としどころかなって思います。本当は1/3~
1/4くらいの出力が理論的には合うのかもしれませんが。
解像度やシャープさではモノクロ専用機にはなかなか太刀打ちできないのがカラーカメラの宿命です。
しかしカラーカメラは現像時に個別色を調節できるという大きな利点があります。それが余裕を生むと
いう感じです。言うなれば色がのってるねっていう感じですか。モノクロカメラは実際にレンズにカラー
フィルターを嵌めないとそれができません。それも一回に一種だけ。元々3色のカラーフィルターを載せ
ているカラーカメラの優位性はそこにあります。
印刷やプリンター出力でもそうでして、墨1色版で黒白写真を印刷するのはローコスト印刷ですが、
作品レベルの写真を印刷する場合は4色製版全てを使います。インキジェットプリンターならばもっと多く
の多色インキで印刷しますね。
そういう具合で、モノクロ専用機とベイヤーカラーカメラは大きく違ってきます。モノクロ専用機もHDR撮影
をしますと多少補えるかもしれませんね。逆に申せば補完処理をしてしまうということではありますが。
ペンタックスモノクロームを手に入れて使ってみて、いろいろなことが自分なりに理解できるようになった
いう気がします。より写真なるものを深く理解できるようになれたというか。高価な買い物でしたが良かっ
たかなって感じます。
それとカメラ機材としてはK3M3はとても良いカメラです。これまで使ったペンタックスとは次元が違って
優れて使いやすいカメラですね。かなりカッコイイので使う気にもなれるというのがよいです。
レンズは既存のシグマレンズオンリーで行こうと決めています。
そして何よりも黒白写真は自分に合っていると感じます。そしてカラー写真という、言わば雑音を含む
昨今の写真からは自由になれるという気もしています。特に掲示板では雑音をシャットアウトできます
から。写真を何も分かっていないのに知ったかぶりをするような人物は黒白写真には関心がないで
しょう。
黒白写真は基本的にモノクロJPEG+RAWで撮影することにしました。これで黒白写真だけを純粋に見る
ことができますし、いざとなれば高品質モノクロ現像も可能、そして記録としてカラーデータも保存して
いるという2重の体制でいけますからね。ローコスト写真から高度な写真までこなせるという体性となり
ます。
昨今の生成AI は危惧されている反面、プログラミング技術がなくても本格的にコンピューターが使える
ようになるという革新的な面があります。
それはどういうことかと申しますと、AIレベルに達していない知能の人間には毒になるけれど、AIよりも
優れた人たちには朗報であるということです。要するに以前からあるコンピューターがより発展したという
ことでしかなく、本当はさほどのことではないわけです。しかし大衆側の人間としては今回の革新は極め
て危険であるというのは事実だと思ってます。特に子供たちには。
黒白写真をやるには、この場合で言うところのプログラミング技術を持っているかいないかの違いがある
ように感じます。たぶん殆どの人間は黒白写真を見ても分からないのではないですか。言い換えれば
普通の人はプログラミングコードを見ても分かんないでしょう?それと同じように黒白画像を見ても何が
写っているのかが理解できないだろうと思うわけです。黒白画像を見てリアルな現実光景を脳内で再現で
きないだろうということですね。
メーカー名 | SHARP |
機種名 | SH-02M |
ソフトウェア | SH-02M-user 11 SC200 03.00.07 release-keys |
レンズ | |
焦点距離 | 3.4mm |
露出制御モード | 不明(0) |
シャッタースピード | 1/66sec. |
絞り値 | F2.0 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 135 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1920x1440 (705KB) |
撮影日時 | 2023-07-05 14:59:31 +0900 |
栄養は足りてると思う。
知らんけど
安物買いの銭失いでもまぁいいか
いいですね!!
夏休み存分に楽しまれてください。
久々 家族が顔をあわせて❗️
安否確認?
メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX K-3 Mark III Monochrome |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 10.0mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 1600 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4128x6192 (18.2MB) |
撮影日時 | 2023-01-15 00:26:46 +0900 |
JPEG撮影です。ピクセル等倍では粒状性のノイズが出てきているのが分かります。しかしこんなもんで
十分かなって私は思います。RAW-DNGでも保存しているのでもっと良い画像を出そうと思えばできます。
私の黒白写真はローコスト写真で行きたい、そう考えればJPEG撮影に勝るものはありませんから。
私は石や岩石の写真が好きなのですが、残念ながらその質感というのはJPEGでは難しいというところ
でしょうか。しかし写真は全体の雰囲気を醸し出すという観点もあるので、このやや硬い描写もよいの
ではと感じます。
昔の黒白写真、昔は質感を出そうと思えば中判カメラでなければできませんでした。135フィルムの小型
カメラでは、あくまでも雰囲気を出せればいいかなっていう程度でした。そういう意味ではJPEG撮影は
ちょうど昔の黒白フィルムのイメージを出してくれているようです。
メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 5DS |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 28mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/128sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2731x4096 (3.43MB) |
撮影日時 | 2015-05-10 17:12:53 +0900 |
これもJPEG撮影です。草花の写真を黒白写真ではなかなかイメージ的にマッチしませんね。
花はダメでも女性ならば黒白写真でいけますね。
女性ポートレートはこれからはAI化粧加工が普通になるかもしれません。というか、ポートレート全般が
そうなってしまうような気がします。撮影者のセンスではなく、AIセンスの時代になるのですかね。
ベイヤーカラーカメラのモノクロモードは、シャープでリアルなモノクロ専用機やシグマフォビオンと比べ
ればとても柔らかい雰囲気となります。やはりフルサイズが良いですね。APSだとモノクロモードは苦しい
という気がします。
ベイヤーカメラは補完処理をしますのでどうしてもリアルさ(解像感)が劣ります。カラーフィルターの存在
もそうですね。分厚いフイルムベースを使ったような画像となり、リアルさからは遠のくのですが、その
分はホンワカなイメージを与えてくれます。このカメラはローパスフィルター付きなのですがそれが返って
良いように感じられます。
ベイヤーカメラでローバスフィルターを外したモデルでは、最初にペンタK5マークⅡSを試しましたが、
どうも画質が汚いという気がして、それ以来ローパスフィルター付きのモデルを選んでいます。
K3マーク3モノクロームは当然にローパスフィルターレスですが、それは見事にマッチしています。また
シグマもローバスフィルターがありません。そういう補完処理をしなくてすむカメラは良いのですが、
カラー写真として補完処理前提のカメラはむしろ、ローパスフィルターがあるほうが良いのではないか
という気が私はしています。
メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS 5DS |
ソフトウェア | Capture One 7 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 70mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/128sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 800 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1365 (924KB) |
撮影日時 | 2015-05-10 17:29:58 +0900 |
フィルム写真、銀塩写真とも言いますが、これは撮影時から現像・紙焼きまで全部が文化という気が
しています。しかしその文化はデジタル時代では失われようとしています。もしすれば紙の印刷文化
もやがてはそのようになるかも知れませんね。
面白いことにその写真や印刷の技術が、デジタル文明を支える根本であるところの半導体製造に
使われているのです。今は半導体という加減な言い方になっていますけど、高度集積回路ですね。
この半導体製造に関して、日本の企業は多くの貢献をしています。もし日本がなくなれば世界を覆う
デジタル文明は崩壊してしまうでしょう。
面白いことに高度半導体製造で脚光を浴びている台湾とか韓国は、かつては日本の領土でした。
彼らは一時期日本国民であったわけですね。そう考えると21世紀を支えるデジタル文明は日本的な
文化や精神なくしては成り立たないということになるかもしれません。
そしてもうひとつ、カメラやレンズという映像機器はダントツで日本企業です。センサーの製造でも
そうです。デジタル時代は同時に画像映像時代でもあるんですが、その根本を日本が抑えてます。
ちなみに半導体製造はものすごく難しくて、それは高度科学実験か傑作芸術か、というレベルで行わ
れているそうです。最初は歩留まりゼロから始めて最終的には8割くらいにもって行くのでしょうけど、
工業製品だからといって当たり前に製造できるものではないんですね。例えば露光装置、引き伸ばし
機の親分のようなヤツですけど修士レベルの技術者が何十人も掛かってやっと動かせるのです。
私も今はデジタルで写真をやっているわけですけど、写真たるものの薫陶を受けたのはフイルム時代
です。いわばフイルム写真文化の遺産でもって今も写真を続けられていると考えています。
トライXの長巻を買ってきて暗室でパトローネに詰めることから始って、フィルムの現像そして紙焼きと、
そういう経験をしていたからこそ、デジタル時代になっても写真が出来ているんだろうと思ってます。
10代後半から20代後半まで10年間、フイルム500から1千本は撮ったかなって記憶してます。
今の若い人のようにフイルム文化を知らずにデジタルだけで写真を知りやっていくというのは、私に
は想像外ですけど、それはどんなものなのかなあ、という気はしています。無論写真学校に入れば
フイルム文化をおさらいするんでしょうけど、そうではなく自己流でスマホから写真に行くという人は、
どんなのかな?というところです。我々とは全く違った感覚で写真をとらえているのだろうと推察しま
すね。
そして最近は生成AIという新時代に突入しました。リアルとフェイクの見分けが付かないような時代
になりつつあります。もはや写真という言葉は消滅して、ほんとに単なる画像文化という時代になった
ようです。
今の若い方に申し上げたいのですけど、まだ写真文化があるうちに、学生時代のうちに、できれば
カメラを買って、写真を自分で作ることをやっていただきたいなあって感じてます。デジタル写真で
よいので、他人から与えられた画像ではなく自分が作る写真というものを体験しておいて欲しいなあっ
ていうことですね。スマホではダメですよ。キチンとしたカメラとパソコンで。
その経験は一生の宝物になるだろうと思います。全部中古でいいんです。PCもネットに直接繋ぐ
必要もないです。PCはできればノートタイプではなくディスクトップで。
そういう自分で作った写真の経験があれば、これから氾濫するであろう偽物の画像に対してもある程
度の防衛ができますから。ディスクトップPCを勧めるのはバラせるからです。パソコンはコンピューター
の始まりの勉強にもなりますからね。いきなりスマホやインターネット・クラウドでは何も分からずに
一生を過ごすことになりかねないです。
正直な感想として、今回の生成AIは極めて危険ですね。確実に人々の思考の劣化をももたらすだろう
と思います。多くの人々が無思慮になれば、時代は確実に悪化していきます。一部の有能な人間が
この世界をリードしているんではなく、この世界と時代を作っているのは多くの大衆ですから。
技術者や企業家はそころ辺が分かっていません。政治家ならは知っていることを彼らは知らない。
現在のデジタル文明の基礎(つまり半導体製造)を作り上げているのは日本型の東アジア諸国です。
それを知っている米国や西欧諸国は日本や諸国を守るでしょう。もちろん中国やロシアといった専制
国家群からです。
これは明白なのである程度安心ができるわけですが、それは裏返しとして核戦争の危機をはらんで
います。つまり核戦争の危険性を冒してでもデジタル文明を遂行発展していかなければならないという
そういう際立った時代だということです。
私は人工知能が人類や天才を凌駕するとは思っていませんが、それにむけて邁進するこの時代の
危うさというものには大きな危惧を抱いています。
そう言えば、ソフトバンクの孫さんが言っていましたね。自分は時代をリードするアーキテクト(建築家)
になりたかったんだと。孫さん、それは無理です。この時代をこの世界を作っているのはあくまでも
大衆です。その大衆は、孫さんのような天才に引っぱられて行くのではなく、占星術でいうところの
天体の動きによって引っぱられているのですからね。(^^ゞ 孫さんが頑張れば頑張るほど、時代は
裏目に出てしまうのではないですか。
投稿写真はJPEGで撮っています。水遊びが好きな犬だそうです。人が石を投げて、それを探すために
ワン公がばしゃばしゃと、泳ぎも達者で投げた石を探し出し咥えて持ってきてました。
メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX K-3 Mark III Monochrome |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.4 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/40sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 640 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 6192x4128 (15.3MB) |
撮影日時 | 2023-01-08 01:22:15 +0900 |
この写真はなんでもない写真ですね。私も道があるねっていう具合で軽く撮ったショットです。
ある特徴的な山(山頂が岩場で切り立っている)の麓を散策していた時に撮ったシーンなんですが、
この山の麓はかなり広くて地質学的には山体崩壊をしてできた丘であるわけです。その丘の散策
ルートを探していたんですね。
写真を撮った後で帰宅して初めて気が付いたのですが、この道が散策ルートのメインルートである
ことが分かりました。この山は地元では知られている山ではあるんですが、殆どのハイカーは別の
直行ルート(頂上に行くだけの)を選んで山体崩壊の丘は歩いていないはずです。
私は登山愛好者やハイカーというよりも、やはりカメラを持って風景を捜し求める人間ですから、
この特徴的な山体崩壊の丘には人知れず興味があります。
ところでこの写真がカラー写真であったならば、もしかすればこの未知のルートを私も見逃していた
かも知れません。カラー撮影であればほぼ緑一色の雑木林とありふれた山道として見逃していた
可能性があります。
カラー写真というのはとにかく色によって惑わされやすいところがありますね。色だけ見てそれだけ
で終わりっていう感じですかね。なぜか早々と諦めるんです。
黒白写真となりますと、パッと見た目では何が写っているか分からないところがあって、それで写真
を細部まで見る癖がでてきます。つまり写真を読み込んでいこうという気になるというか。
シグマSPPなどの優れたソフトと高輝度モニターで見ますと、林の奥の道の詳細までも手に取るよう
に見えてきます。余談を言いますと、シルキーピックスとかライトルームでは細部の詳細が見えて
こなくて、それで現像をしたのち、SPPやキャプチャーワンで見ると本当の写真の実力というものが
見えてくるという具合です。もちろんMSのフォトギャラリーとかフォトXPでもいけませんね。
まあ、それはどうでもいいんですが、カラー写真というのは実際には黒白写真なんかより多くの情報
があるわけですが、鑑賞者は色に惑わされて写真を深掘りすることをしないんですね。たぶん。
その点、黒白写真は解像力とシャープさだけはカラーには負けませんが色情報がありません。
もとより少ない情報量という負い目がありますから、確りと見ようという癖が付くのだと思います。
この違いは大きいような気がしていますね。カラー写真ではどうしても安易な見方になるではない
ですかね。とくに彩度やコントラストがきついカラー写真は長く見ようという気がしませんしね。
カラー写真と黒白写真の違いというものを改めて考察しているんですが、なかなか難しいなって
思います。とにかく私としては大昔に習得した習慣でもってモノクロ写真には違和感がなくて、きっと
このままずっと黒白でやれるかなって思うほどです。(笑)
注文していたペンタ用シグマ10-20が入って来ました。ペンタ純正レンズは中古も少ないんですけど
サードパーティ用はあったので手に入れることができました。これでシグマレンズで広角ズーム、
標準ズーム17-50、望遠ズーム50-200と3つ揃いました。私としてはこの実用レンズで十分でして、
やはり黒白写真はローコストでいけるなあって思います。もうひとつマクロ機能付きの17-70があって
マクロレンズとして利用できるかなって考えてます。(超音波レンズではないのでMF利用で)
モノクロカメラはISO感度能力が高いので収差が気になれば絞れば解消するでしょう。もともとシグマ
は廉価レンズでも解像力がありますのでモノクロカメラには合っていると思ってます。
こうしてみると私はこのカメラをペンタックスではなくシグマのカメラような感覚で使っているような気が
してます。以前は愛用していたシグマのカメラ、今は使ってませんからね。やっばり現像がしんどかっ
たですから。
そして改めて思うに、シグマを長らく使っていたのは、身に着いていた黒白写真の感覚がシグマに
向かわせたのだと今になって知りました。
シグマフォビオンと言えば、フィルムのカラー写真感覚という思い込みをしている人が多いと思いま
すが、今思えばあれはどう考えても黒白写真感覚のカラーカメラでしたね。
フォビオンカメラは優れた写真が撮れるのですが、その現像にあまりにも時間が掛かりすぎ、使う
ことができなくなりました。しかしSPPはGPUで現像ができるので、最近の高性能GPUを使えば現像
時間を短縮することができるかもしれません。
シッポ座さんのセルフポートレート、面白いですね。これを見て相当にオシャレな人だと知りました。
なによりセンスが良いですね。やはり東京の人(私の感覚では関東一円は東京)は違うなと。(^^ゞ
ガハハ! (普段はもっぱらよれたシャツに薄汚れたジーンズです)
センス、、学校写真たまに撮らせていただいてますが最後に一言社長さんに言われるのがシッポ座さんのセンスで撮ってとそれだけです。
うーん、写真ってそりゃまあいい写真って人の目を魅了させるのもあるけれど、
私が思ういい写真ってセンスとか世界観とか写真一枚だけの物体的・画像データだけじゃないなって思います。写真家さんなら朴訥に何を言われようと自分の思う写真をひたすらに向かって撮り続けている方、ポートレート(人物写真含む)なら託された時間で一枚ちゃんと撮ってくれる存在で手札程の銀塩写真が一枚あればいいかなって思います。なので極力人物写真を撮るならフィルム使います。
もっと我が儘で自分だけの感覚で言わせてもらっちゃえば像をきちんと残して・写し込み収める作業に尽きます。
kusanagiさんの口調というかいつだったかのコメントが潔く的確で清々しく、とても気持ちの良い言葉に何故だか写真にもお人柄にも交換を持っています。このようなこと書くと引かれるor変なおじさんに思われそうですがまっ、そのように感じとっています。どうぞ今日1日もハッピーに♪
メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS-1Ds |
ソフトウェア | Digital Photo Professional |
レンズ | |
焦点距離 | 0.0mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/256sec. |
絞り値 | |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 50 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2704x4064 (5.72MB) |
撮影日時 | 2023-07-01 22:35:35 +0900 |
蚊についばまれっちまいました。
ジメジメな陽気です。
1ds + zuiko auto 55mm f1.2
メーカー名 | Canon |
機種名 | EOS-1Ds |
ソフトウェア | GIMP 2.10.32 |
レンズ | |
焦点距離 | 0.0mm |
露出制御モード | マニュアル |
シャッタースピード | 1/128sec. |
絞り値 | |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 320 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1331x2000 (1.59MB) |
撮影日時 | 2023-07-01 20:05:21 +0900 |
風呂場鏡面にて近影。。
梅雨はいったい何時から始まっているのかすら頭に残ってませんが
元気が何より。
別に意味はありませんが最近ナニワカラー現像キットを頂戴しまして遊んでまーす。フィルムも期限切れならキットもお古です。でも楽しめれば吉!
雨降りの土日ですが楽しんでまいりまそ
私と皆さん方と、その違いというものを申しますと、私は写真を学生時代に黒白写真から始めた
という点です。ほとんどの人はカラー写真から写真を始めているでしょう。
考えてみますとこの相違というのは決定的であって、私の写真に対するアプローチ、考え方という
のは黒白写真がそのベースになっているんですね。ですから私の言っていること書いていることを
理解できる人はまずいないわけです。
若く多感な時期に10年くらい黒白写真ばかり撮っていたんですね。それが私の写真のベースになっ
ていて、それが今でも生きていて、たとえカラー写真やデジタル写真の時代になってもその感覚で
写真を見ているのだということです。
これ、逆の立場で考えますと、私はカラー写真から写真に入った人の考え方が分からないという
ことになります。理屈ではわかりますよ。私もカラー写真やカラーデジタルを20年以上やりました
から。しかしそれは感情や感覚の世界までは理解できていないということです。
黒白写真とカラー写真とは、言いえてみれば国籍が国語が違うっていうくらいの違いがあると思って
ます。
もし、今の若い人が写真に興味があって、それで写真をやってみたい、それも黒白デジタルで
やってみたいな、と考えればそれが可能な時代になりました。まだ1機種ですけどモノクロームカメラ
が出ましたからね。このカメラでもって、カラー写真などには眼も触れずで黒白写真だけやれば
きっと私に近い人間ができるかもしれません。(^^ゞ
投稿した写真はモノクロ写真をクラウドのAIでカラー化したものです。なかなかのものでして、大体の
色は現実と一致しています。
メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX K-3 Mark III Monochrome |
ソフトウェア | PENTAX K-3 Mark III Monochrome Ver. 1.00 |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/320sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 6192x4128 (9.23MB) |
撮影日時 | 2023-01-06 03:24:57 +0900 |
再度、当初のJPEG撮影に戻ります。今度はシグマSPPでの画像展開、少しのコントラストとシャープ
ネスを追加したのみ。書き出すとデータ量は随分と落ちました。しかしSPPで見る生のJPPEG画像の
解像力とシャープさには驚くほどです。さすがシグマ、と言う感じ。TEFF保存すればデータ量が落ちる
ことはないでしょう。
つまりJPEG撮影をし、そして同じJPEG閲覧&処理でも、ソフトウェアによって見え方が違ってくると
いうことですかね。
同じJPEGならば何のソフトで見ても同じとはならないようです。そりゃあそうですね。PCとモニターに
よっても違ってくるのだから、ソフトウェアでもそれがあるはずでしょうから。
モノクロ専用機は今のところ、ペンタックスとライカのみです。他の機種やメーカーにも波及するのか
どうか。それは全く分かりませんが是非にキヤノンやソニー、二コンなどにも専用機が出で欲しいなっ
て思いますね。
そうは言っても、私の場合、たまたま黒白カメラが出たから使っているだけでモノクロームに対して
そんなに思い入れがあるほうではないです。昔の自分の写真を思い出した、というくらいの関心の
レベルでしかありませんね。
黒白写真は狭き門ですね。殆どの人がこの部門には関心を寄せないはずです。百人中、4~5人の
パーセンテージだろうと思いますよ。黒白写真に何らかの関心を示すのは。
黒白写真は都会の撮影が似合うという気がします。人工物のほうか黒白で分かりやすいからです。
そして人物が入っているのも黒白写真らしいですし。
メーカー名 | RICOH IMAGING COMPANY, LTD. |
機種名 | PENTAX K-3 Mark III Monochrome |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.4 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/125sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2048x1365 (1.83MB) |
撮影日時 | 2023-01-08 02:23:47 +0900 |
モノクロ写真の良さは、写真を長く見続けていることができるとい点。そして詳細に見て実際の光景への
想像が働くということです。モノクロ写真はやはりプリントが良いです。しかしモニターで見てもモノクロ
はカラーよりも眼が楽で負担が少ないですね。
そして実際の撮影時の記憶をモノクロ画像を重ね合わせれば、モノクロだからといって平坦なものでは
なくなり写真は生き生きとするということです。
ペンタモノクロームは2500万画素のカメラですので投稿する画像は随分と間引きすることになります。
この写真も本当はもっと詳細に写っているわけです。
モノクロ表現として、粒子感を出したりノイズを加えたりすることで表現としての面白みを出すこともでき
ます。そういうのはフィルム時代からありましたね。写真をさようならの森山大道は有名です。
モノクロ写真も慣れてくればそういう表現も面白いのですが、とりあえずはまだデジタルモノクロームの
初歩ですので精密写真で行きたいと考えています。
ピクセル等倍で見ると、安物のレンズで撮っているわけですが、極めてシャープです。使っているレンズ
はシグマ17-50がメインで廉価品の部類になります。このレンズ、こんなにシャープに写ったかな?と
思うほどです。そういえばその感覚はシグマフォビオンでもあったことですね。
センサーが優れているとレンズをカバーできるというか、逆に申せばカラーベイヤーのカメラはとにかく
レンズにお金をかけないといけなかったわけですが、ペンタモノクロームはレンズを気にしなくてもよい
わけです。
そういうことを言いますと、実はフィルム時代でもモノクロ写真だけだとレンズは安物で十分だったわけ
ですね。レンズ沼だなんていうのはカラー写真だからです。白黒写真にはレンズ沼はありません。(^^ゞ
なるほど、機材沼だなんていうのは写真がカラーだからなるのであって、黒白写真だけだとほんとうに
シンプルで澄むわけです。
シグマ17-50F2.8、シグマ50-200.シグマ10-20F3.5、この3本で十分だと感じました。私はペンタファン
ではないのでペンタレンズは不要です。そういう意味でも黒白写真はローコストで済むということになり
ます。
それは黒白センサーが純粋にシャープであり無理なく写るからですね。カラー写真のような大げさなこと
をしなくてもすむからです。
またモアレが出にくいのもモノクロカメラの良さですね。
次はフルサイズカメラでモノクロJPEG撮影に挑戦しようかなって考えています。高画素カメラのほうが
よいかも知れませんね。やり方としてはモノクロJPEG+RAW撮影です。基本的にモノクロJPEGしか
見ません。そしてどうしても高精度に出したければRAWからモノクロ現像すればよいわけです。
メーカー名 | PENTAX |
機種名 | K-5 II s |
ソフトウェア | Utility 5 Ver.5.10.0 |
レンズ | |
焦点距離 | 20mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/4000sec. |
絞り値 | F11 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 3200 |
ホワイトバランス | オート |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4928x3264 (9.13MB) |
撮影日時 | 2012-01-07 23:16:49 +0900 |
この山、香川にはよくある円錐型の山で標高300メートルくらいでしょうか。それでこの山を登った
ハイカーが、やたら、この山は良かったねって言うので、私も釣られて登ってきました。
ところが登る途中も山頂も、ずっと見晴らしは悪くて、なんとも面白くない山だったんですね。大体
単調な直行登山路だし。
それで改めて、よかったっていうハイカーに、どこが良かったの?と再度聞きますと、何と、登山道が、
ずっとロープを張ってあって要するに傾斜が凄かって登りがいがあるから良かったんだっていう返事。
要は景色が良かったっていう話ではなくて、体に鞭打てる山だったから良かったんだということだった
わけです。(^^ゞ
なんとも間が抜けた落ちになりましたが、ようするにハイカーとか登山愛好者というのはスポーツと
して山を捉えていることに改めて気が付かされました。山の自然とか風景とかではなく、自分の肉体を
駆使するのが何よりも喜びなのだろうというか。
まあ、私も自分の健康と体力維持の為に写真をやっているわけだから、さほど違わないといえば
そうなのかもしれないけど、でもやっはりそういうのは根本的に違うよねって感じました。
一方、山を写真の風景としてだけ捉えていて登山には無関心の人もいたりします。人それぞれかも
知れませんが、やはり物事は総合的に見てとらえたいよねって感じるところです。
私はこの山を登った前も後も山の周囲を広く散策して写真もしています。考えてみればそういう視点
の人って殆どいないんじゃないかって思うわけですね。
こんな小さな山でもその周囲にいくつかも溜池を抱えていて、農業への大切なインフラとなっています。
と同時に風景として人の眼を楽しませてくれるし、中には太陽光発電を浮かべた溜池もあったりで
2重のインフラ設備にもなったりもしています。また麓には半ば自然に還った段々畑の遺構もあったりで
歴史とか時間経過も感じさせてくれるわけです。また墓地公園もありました。
実はここは高速道も走っていて、写真にも写っているわけですが上手く隠されていますね。しかし撮影
と登山中は始終、その騒音が聞こえてきていました。
そして当然に自然の動植物もあるわけですし、とにかく風景というのはその多重性多様性には驚くばかり
ですね。そういうことで私としては物事を風景を総合的に見て行きたいなって思ってます。
カメラを持って歩いていると、ステレオタイプに野鳥撮影ですか?とか言われるのも、結局は世の中の
多くの人は単純にひとつの物事しか見えていないんだろうということ。その裏返しのことなんでしょう。
スポーツとしての登山、野鳥撮影としてのカメラだけじゃないんだって思うんですけどね。
ワンアクション・スリーゴールというのがあって、つまりはひとつの行動で3つの結果を得るということなん
ですけど、そういう多重性と複合性を自分の生き方に常時備えなければいけないのじゃないかな?って
いうことですかね。
写真はカラーのカメラでRAW-DNGで撮ったものを純正ソフトで現像したものです。APSカメラのモノクロ
RAW撮影では、まだAPSモノクロームカメラに敵わないようです。
と言いますか、モノクロ専用機で取った黒白写真を見続けていると、本質的にカラーRAWをモノクロ化
したものとは違うって感じるようになりました。
たしかフイルム時代の最後でも、モノクロフィルムなのにカラー現像をするフィルムがあったような記憶
があります。それは本当の銀塩モノクロフィルムではなくて、カラーフィルムのように色素を定着するもの
だったかと思います。
ペンタモノクロームにもっとも近いカラーカメラは、多分シグマフォビオンカメラだろうと思います。
共通するのはカラーフィルターがないことですね。そしてピクセル間の補完処理をしていないことも共通。
フィルムで言えば純粋な銀塩フィルム(つまりモノクロフィルム)に相当しますかね。
それでペンタモノクロームもフォビオンも極めてシャープで発色というか輝度に濁りがありません。
極めてストレートであってウソがないということでもあるんでしょう。
技術的に言えばカラーフィルターがなく補完処理もしないということなんですが、その画像を見ての感覚
というのは、モノクロ専用機は、カラーカメラでモノクロで現像するというのとは本質的に違うよねっていう
ことになります。
結局はカラーカメラでモノクロ化するというのは、カラー写真のひとつの表現としてのモノクロ写真である
ということになるのでしょう。本当のモノクロ写真とは本質的に違うということです。
しかしこれは厳密に言っているのであって、そんな面倒なことを考えなくても、たとえカラーカメラであっ
ても潔くモノクロのJPEGで撮影すれば、それはデジタルのモノクロ写真であると言って差し支えないと
私は思っています。モノクロ写真の敷居を高くすることには賛同できませんから。
そしてモノクロ写真のもっとも有意な点は、それはカラー写真に比べてローコスト写真であるということ。
そのローコストの意味は、眼の疲れ脳の疲労を防ぐということ。それに尽きます。そして眼や脳の負担
を減らすことが、写真としての本質に近づくことであると私は信じるからです。
この本質を見誤ると黒白写真の意味をスポイルしてしまうので注意が必要だろうと思ってます。
本当に写真が好きな人は女子供のように色に惑わされることがないからです。色に幻惑されない写真
ということではモノクロ写真は最適です。
メーカー名 | |
機種名 | |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.4 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | |
露出制御モード | |
シャッタースピード | |
絞り値 | |
露出補正値 | |
測光モード | |
ISO感度 | |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | |
サイズ | 2048x1365 (1.85MB) |
撮影日時 | 2023-01-08 01:23:11 +0900 |
黒白写真は色という物に惑わされないシンプルさがあって、それが私は好きです。それは純粋な光の
濃淡です。色というのは一見して眼を引きますけど本質的なものではないと思うからです。
写真を読むということでは、それは本を読むということと同じであって、すなわち黒白文字のようにして、
画像も黒白の方が、より本質的に読書ならぬ読写でよいのだろうと思うのです。
最近話題なのがAIによって例えば核兵器と同じようなレベルでもって人類が滅ぼされるとかいうもの
です。しかしそんなことはありえませんね。確かに核兵器が雨あられと降り注げば人類は危機に際し
ますが、人工知能によって直接に滅ぼされるということはありえないことです。
だた正確に言えば、AIの発達によって人々が自ら考えることを停止すれば、そこに核兵器などが重なれ
ば人類は自滅しかねないというのは本当かもしれません。
こういうのはどうでしょうか。つまり写真というものにカラーという余計なものが付くことによって、人類は
写真というものを自ら滅ぼそうとしているのではないかということ。
ここではカラーの要素がAIに当たります。我々は既に写真に於いてカラーは当たり前のことだと信じて
疑っていません。しかし半世紀前の写真文化はまだ黒白写真であったわけです。
集英社「週間プレイボーイ」の“AIグラビア”が話題です。当然にカラー写真ですね。これを黒白写真に
してしまうとどうでしょう。かなり不気味な感じになると思うのですが試してみませんか?(^^ゞ
https://www.news-postseven.com/archives/20230411_1858815.html?IMAGE=2&PAGE=1-32