180mmレンズ 作例

MiG-29 ファルクラム

MiG-29 ファルクラム

 ツバメです。縮景園上空。  ソ連が存続していた時代、そこで開発される新しい軍用機を、スパイ衛星やら偵察機で見つける都度、アメリカを中心とするNATO陣営では、コードネームをつけていました。  爆撃ならBomberのBにちなんだ「ブラックジャック」とか、戦闘機ならFighterのFにちなんだ「フランカー」「フオックスバット」「フラゴン」「フィッター」「ファイヤーフォックス」とか(笑) ・・・で、当のソ連では、特に愛称は機種にはつけず、型番で呼んでいて、NATO側のコードネームを逆輸入?して「そちらでバックファイヤーと呼んでいる機体のことだが・・」などと呼称に使っていたようです。(いろいろあだ名はあるらしい)    前置き長いですが、MiG-29には、「ラストーチカ」という、ツバメを意味をするロシア語が愛称でつけられている、という説がありました。説、というのは、どうも日本で発生した都市伝説だ、という話を聞いたからです。  非常に俊敏な機体であるため、ツバメと呼ばれていてもおかしくはないように思いますが、そこらへんはなかなか。  一番、ツバメらしいかもしれない飛行形態。戦闘機パイロットはどこの国でもエリートですが、卵から数えると成鳥まで至る生存率は20%を切ると言われるツバメも、その成鳥はすごいエリートということに。

農作業のおともだち・ツバメ

農作業のおともだち・ツバメ

 ツバメは稲にたかる害虫を食べ、稲穂には手を出さないしそもそも稲穂が実る頃にはすでに日本にいない、という益鳥である点でも「農作業のおともだち」ですが、空き時間に眺めていると、スマートでユーモラスな動きがよく見えて、楽しいものです。  この一枚は、広島市植物公園ため池(うらら池)での水浴びの様子。田んぼでは水浴びは見られませんでした。その理由は不明。濁っていて水浴びに適さないと判断したのか、水深の問題なのか。  一枚の田に、十数羽が乱舞する様子も見ましたが、水を張ってしまった田では、急激に姿を見なくなりました。ツバメ同士が縄張りを主張するわけではないようですが、互いにホバリングしながら何事かうるさく主張しあうシーンも目撃。ツバメのホバリングは、水をはった田の上で何度か目撃しましたが、水浴びに適しているかどうかを見定めているのか、単に餌をさがしていたのかは不明。    実家にはツバメは営巣せず、その隣の空き家に営巣していました。空き家といっても、倉庫としては使われていて人が頻繁に出入りするので、人をガードマンに活用しているツバメとしては好都合なのでしょう。しかし、その巣を見張って、あわよくば襲撃しようとしているらしきカラスも見ました。  農作業中に撮影する余裕がないこともありますが、土日はけっこう雨が降っており、撮影には適しませんでした。ツバメのホバリングは撮ってみたいものですね。

カワセミ君は急旋回が苦手

カワセミ君は急旋回が苦手

 カワセミ君がモズに追いかけられている様子を撮影した人もいれば、またミサゴに捕食されてしまったところを目撃したという人もいます。そして、この縮景園カワセミ君は、カワセミ君の典型的な飛行形態として、低く、速く、直線的に飛んでます。旋回半径は非常に大きく、追随して撮影することがわりと楽です。  どうやら、カワセミ君は、その短い尾羽から、急旋回が苦手なようです。尾羽が短いのは、皆様ご存知のとおり、カワセミは鋭いクチバシと短いスコップ型のあんよで、せっせと巣穴トンネルを掘る鳥だから。ジョウビタキのように尾羽が長いと、つっかえちゃいますね。  なんでもコゲラなどのキツツキ類は、固い尾羽も使って、二本足ととともに体を三点固定するそうで、木の幹にしがみついて虫をつつきだすことに特化した、合理的な尾羽の形態をしているとか。  しかしまあ、そういう飛行特性であれば、ミサゴにでも追いかけられたら恐怖一心でしょうね。追いかけてくるのがモズでも、追いつかれて例の一撃を背中にくらうと、逃げ切ったとしてもその後の行動に大きな支障となることでしょう。縮景園のカワセミ君が、こうして松の茂みを好むのも理解できるところです。