「何と出会う?ページの中の感情旅行」 雑誌「女性自身」の1979年広告コピー。広告コピーは、70年代から80年代にかけてのものが、現代のものよりその目的をより果たすか、あるいは話題性に富んでいたように思います。 感情旅行という言葉は当時の一般的な用語だったので、このコピー自体は特に後世に残るようなものではありませんでした。 現代は例えば「〇〇やめる人続出!××はすごい!」のような、ステレオタイプのものが増えているように感じます。 一方それはA is Good! So buy!という、広告の基本に戻ったものだとも言えます。80年代には、凝りすぎてわかりにくい広告や、広告は話題になって記憶に残っても、商品はさっぱりというものも多数あったようにも。