その他デジタルカメラ用掲示板。
1: 無題2 2: 無題1 3: 無題1 4: 無題1 5: 無題1 6: 無題1 7: 無題1 8: 無題1 9: 無題1 10: 無題1 11: 無題1 12: 無題2 13: 無題1 14: 無題2 15: 無題1 16: 無題1 17: 無題1 18: 無題1 19: 無題2 20: 無題1 21: 無題1 22: 無題1 23: 道1 24: 道1 25: 道1 26: 道1 27: 道1 28: 道1 29: 道1 30: 道1 31: 道1 32: 道1 写真一覧メーカー名 | PENTAX |
機種名 | K-01 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/50sec. |
絞り値 | F2.4 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 1600 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1325x2000 (1.34MB) |
撮影日時 | 2012-01-01 09:02:36 +0900 |
先に写真は下手でよい、と言いましたが、もうひとつ言えば写真は被写体のコレクションで良いという
ことです。被写体に対してはコレクション以上のものを求めないと言うことでしょうか。
私の溜池撮影、里山撮影、そして神社撮影は全てコレクションなのであって、地元にあるそれらを全部
網羅したいと願っているのですが勿論実際はなかなか難しいです。
ですから一回撮影をしたものは次に撮影することはめったにありません。そういう暇があれば別の所
のものを撮影しに行きますからね。この一所一種に拘らない姿勢がコレクション写真だというわけです。
コレクション写真の良いところはしがらみがないということです。 柵と書いてしがらみと読むのですが
自らに柵を設けないことが写真への自由に繋がるからです。それでいて継続すべき自分のテーマは続
行できるわけですからね。ある特定の場所で特定の被写体をしぶとく狙うというのは、それは芸術に
被れるおそれがありますから。
この投稿掲示板に於いて、長く写真を続けておられる方々は、野鳥撮影の方が多いです。鳥の撮影は
芸術とは無関係です。そして撮影は鳥まかせです。蝶の撮影もそうでしょうね。
こういう芸術的な写真とは関係のない被写体を追いかけるのが写真としてはベストなのかもしれませ
んね。
自家製のバッテリーグリップは2個ありまして、ひとつはニコンD750か何か用の中華製BGです。
もうひとつはニコンのフィルムカメラ用のもの。接続面のでっはりを取り払いフラットにして、ほぼ
大体のカメラに着けられるようにしています。2個とも不要だったので自家製の汎用型のBGに
変身したものです。
自分でも驚いているのですが、その使い勝手は非常に良くて特にカメラ本体より少し大きいと
言うのが使い良さの秘訣のようです。つまりグリップこそが手に合っていて、手に合っていない
カメラボディを増強してくれるというわけです。
これは発想の転換とも言うべきもので、こんなことに何故今まで気がつかなかったのかと思い
ます。普通、BGとは個別のカメラ本体に合わせて作られているので、カメラが小さければBGも
同様に小さく出来ていて、さほどに使いやすさに貢献できていないというわけですね。
そうこうしてくると、この自作BGこそがカメラの本体であって、その上のカメラボディが交換式の
センサー内蔵ボディとなり、さらに交換式レンズが着く、というボディやレンズの複合式の交換式
カメラシステムとなるのではないかと思ったりします。(^^ゞ
これは言葉の遊びですが、事実かつてリコーにそういうカメラがリリースされていたことがありま
した。リコー GXRです。不人気ですぐにデスコンになりましたが。
しかしリコーの発想は既存のカメラの発想を抜き出ているわけではなかったのですが、この自作
BGは、まず自分の手に合ったBGがあり、それを前提として小さ過ぎるカメラボディを乗せて矯正
できるという発想なのでその考え方が根本から異なります。
つまりカメラというものを「手に持つ」ということが一番に大切なことで、あってそれに沿う形となって
いることです。
要するに一番大事なのはカメラではなくて、機材を持つカメラマンではないのか。ということです。
そのカメラマンに合わせたカメラシステムであるべし、という考え方になると思ってます。
私もこれまで小さすぎるカメラを持ちやすくする為に、様々な自作グリップを作ってきたのですが、
やはり個々のカメラボディの延長という発想をしていたわけです。今回は初めて自分の手の延長
にこそカメラはあるべきだ、という考え方に到ったと思ってます。
普通、ボディよりBGグリップが大きいとカッコ悪いという印象をもつものですが、そうではなくて
ボディよりグリップが大きいからこそ持ちやすくて意味があるのだということにやっと気がついたと
いうわけです。
この既存のモノに合わせて自分を決めてしまうというのは実によくある話であって、この本末転倒
は普通のことなんですね。もしかすれば世の中のほとんどはモノに基準をあわせて自分の方を変え
るという考え方をしているのではないですか。
例えば、写真というモノが既存にあって、そのモノに自分を合わることで満足をしてしまう。というよ
うなことでも同様に言えるわけです。自分の写真は本来自分が作るものなのですが、なぜか他人
が作った写真に自分も合わせてしまう。これはおかしいですね。この奇妙なまちがいに殆どの人が
気がついないと思います。
この小さながらんどうのBGは思いのほかにヒントを与えてくれたようです。
とにかくこの使い良いBGは私にはなくてはならないものになりました。小さなカメラは手に小さ過ぎ
てその操作は難題だったのですし(不用意にダイヤルが動いたりする)、手に持っての移動にも持ち
難くくて不便でした。そしてこの自作BGは簡単に別のカメラに付け替えることができます。これが
特に便利。この二つの自作BGがあればほぼ全ての所有カメラが稼動できます。諸問題が一気に
解決できたということで私にとっては革命的だったと言えますね。(^^ゞ
この使いよさだけでなく、持つと大事な事は小さなカメラも大きなフルサイズのカメラに負けないよう
な満足感が出てきたというのも特筆すべきです。これは感覚の問題なのですが、どうしても小さな
カメラは劣っているという感情が芽生えるのですけど、その気分の萎縮性がなくなるという副作用が
あります。
例を挙げるとシグマSD9/10というカメラはセンサーは小さく画素数も低いのですが、その圧倒的な
ボディの迫力(私のは純正BG装備)とシャッター音で、中判カメラに匹敵するような満足感が出てくる
んです。それは撮影中も、撮影後も続きます。
このように人間の感覚は繊細なもので、大きさや形からの影響をつよく受けるんですね。
それからBGでボディを大きくしますと装着するレンズを大きくすることができます。つまり高級なレンズ
を着けて撮影ができるというのも利点。当然に画質は良くなるというのは合理的な事実ですね。
小さなカメラ、それが廉価デジイチでもミラーレスでも、そういうカメラをBGで持ちやすく大きくして且つ
高級レンズを着ける。フルサイズカメラに負けないカメラの誕生です。それでいて軽いカメラですし、
BGをバラせばコンパクトになります。このD5200と5300も小さなバックにすっぽりと入りました。
今回特に考えさせられたのは、カメラという形が大きくなると、そのカメラで撮る写真も大きく立派に
見えるという錯覚の問題です。つまり人は見かけで判断する動物だと言うことです。これには私自身
も例外ではなかったということ。
以前にデジイチのフォーサーズカメラ(センサーは小さい)で満足感が得られることを書きましたが、
その大きな理由は、センサーは小さくともボディ自体は小さくないからかも知れません。
それを言えば多くのカメラマンがフルサイズのカメラに憧れますが、その多くの理由はカメラボディが
大きいからだと言えそうですね。デジイチフルサイズのカメラは大きさだけでなく重さもありますし。
その大きさと重さを持つこと事態で、写真として満足感が大きく得られているのではないでしょうか。
しかしながらメーカーの技術者はできるだけカメラを小さく軽くする努力をしています。ソニーのフル
サイズカメラは小さく軽いです。ニコン、キヤノンのミラーレスでも同じでしょう。バックに入れての持ち
運びには有利ですが、いざ手に持っての撮影や移動には小さ過ぎて使いにくい問題がでできます。
それで私のソニーも専用BGを着けているのですが、それでも小さ過ぎてボディを大きくする為にラバー
やスポンジで形を膨らませて少しでも持ちやすくしています。
これは永遠のジレンマであって、そもそもカメラとはそういうものなのかも知れませんね。
カメラボディがコレクション的に多くなると、だいたいのカメラは使われなくなり眠ってしまいます。しかし
それでは写真として正しくないですね。カメラは使ってこその価値を持つものだからです。
それで今回のように自作汎用グリップの話をしたわけですが、もうひとつ、カメラを眠らせない工夫を
しています。
それはストラップですね。フック式にしてストラップをカメラにワンタッチ装着できるようにしているの
です。リングとフックで簡単にそういうことができます。もともと自在三角リングが着いているものは
ストラップを装着したものが多いのですが、ストラップ装着部が固定式のカメラも多いのでそういう場合
はリングとフックでやってます。カメラからストラップを外していると保存する場合に場所をとりません。
引き出しの中に詰め込むことができます。またストラップは手汗などを含むわけでそのままカメラに
着けたままだとカメラが腐食してくるんですね。またストラップは定期的に洗濯もしなければなりません。
追加ですが、リングとフックをつけるとボディを少し傷つけてしまうという恐れがあります。
そんなの問題ではないという人もいるでしょうが、私は取り付け部のボディに擦り傷がつかないように
黒のガムテープやアルミテープを貼って防いでいます。
とにかく簡単にストラップを外せること。そしてリングで自在に動くことで撮影時にボディに纏わりつく
ことを防げます。このワンタッチのストラップとBGによって、突然に思いついての撮影に素早くカメラの
準備ができるようになりました。前夜にバッテリーを入れた箱から目当てのカメラのバッテリーを取り出
して充電しておく。そしてあとは汎用的なストラップとBGとメディアを入れるだけ。そしてレンズを準備。
殆どの方はカメラを複数台所持してもさほどの台数ではないのでこんな面倒なことをしなくてもすむ
かもしれませんが、数十台のカメラを所持されている人もかなりいるようです。それでこれはそういう
方々へのお話となりますか。
メーカー名 | PENTAX |
機種名 | K-01 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/40sec. |
絞り値 | F2.4 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 1600 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2000x1333 (1.08MB) |
撮影日時 | 2012-01-01 09:01:13 +0900 |
写真は下手こそが良し。というのはカメラが発明されて以降の不変の真理です。
このことを知らない人かたまにいます。例えば、他人をして機材に凝る人は写真が下手であるというよう
に。そういう方は、自分本人は機材に凝らないので写真が上手であると自負しているのかも知れません
が、事実はそのような人は写真を長く永続することができません。すぐさま爺さんになってカメラを持ち出
すこともできなくなります。
ほんとうに写真を良く分かっている人は、わざと写真を下手にしているんですね。写真を上手に撮ろう、と
か写真を突き詰めて上手くなりたいと思っている人がいれば、その方の写真寿命は短いものとなります。
なぜでしょうか。それは写真は本来、被写体とカメラという道具だけで成り立っているからです。この二つ
の間に写真美学というものを挟み込んだ時点で写真行為は欺瞞への一途を辿るからです。
写真美学でも写真芸術でもいいんですが、そういうものは本来存在しない空想物であるわけです。写真
行為には記録(被写体であり自分自身への)が一番大事であって、無論多少の表現はよろしいのですが、
そこに美学とか芸術とかを入れ込んだ時点で、自分自身を喪失するという憂き目に逢うのです。
写真の三位一体論とは、被写体、道具としての機材、そしてカメラマン自身のこの三つです。ですから
写真の美学なりを入れ込めば、カメラマン自身がはじき出されるという結果になるのです。
このようなことは大昔から言われていることなのですが、相変わらず理解をしていない方が多いのです。
それは写真を表面的にしか見ていないからでしょうね。いや写真だけでなく物事も世界も自分で考えるの
ではなく表層的に形や色だけでしか見ていないと、こういう過ちを幾世代にわたって続けてしまうというこ
とになるのでしょう。
そうは言ってもそういう仕組みがこの世界の現実であって、写真をすることで自分を見失うのも、これも
またこの世界の既定路線なのかもしれません。そういう人にとっての写真とは、竜宮城であり浦島太郎
であるというわけですね。
というわけで写真のことが良く分かっている人は写真を上手にしません。写真は被写体とカメラだけで良く
て美学などは挟み込まないのです。
私の経験から言えば、写真に美学を排除しますと、写真行為は非常に楽になるという気がしてます。
気を入れ心を注入するのは被写体と機材だけで済むからです。このシンプルさが心地よく、写真を撮るの
が楽しくなるわけですね。ですので写真美学というものは1ミリたりとも入れ込まないようにしています。
というか、そういうものはもう完全に忘れています。
最近手にしているカメラで面白いなあって思ったのは、ニコンD5200/5300です。ほとんど性能は同じで
すが、両機は搭載しているセンサーのメーカーが異なるだけです。東芝とソニーですか。その違いも大し
たことはなく、特に面白いと感じたのは、カメラボディの表面に液晶スクリーンが見当たらないことです。
つまり背面液晶は反転して隠すことができるのです。光学ファインダーを見て撮影する限りは余計なスク
リーンを見ないですむという潔さがあります。
とは言え、殆どのユーザーはライブビューで撮影するのかもしれません。両機ともニコンの廉価機になる
わけですが、こういった入門機種もやがてはミラーレスカメラになるだろうと思います。
そしてこの廉価機に、自作のバッテリーグリップを着けて撮影すると非常に使いやすいということを発見
しました。バッテリーグリップといっても専用のそれではなく只単に、何にでも着く様に改造したグリップな
のですが(縦位置レリーズも出来ず、予備バッテリーも入れられず)、ボディよりもグリップが少し大きくて、
それが使い良さの秘訣となっているようです。
廉価小型機というのは小さくて軽いのですが、いざ使う段になると小さすぎて持ちにくく使いにくいのが
欠点です。それを自作グリップがカバーしてくれることを発見したわけです。下手な専用グリップよりも使
いやすいということで、中国製専用グリップの購入は止めました。
小さなカメラを大きくして使いやすくする、これがグリップの本来の目的であるわけなので、良い発見をし
たものだと思っています。
この写真のカメラは何となくコダックDSC-14Nに雰囲気が似ていると感じてます。(^^ゞ
このグリップはプラスチックのドンガラなので軽くて重さを感じません。外せば小さなバックにも入れられる
ということで、カメラ本体のサイズと軽さもスポイルしていないのです。
なおボディにスポンジの貼り付け(グリップ性の向上)やストラップにも工夫をしています。リングを挟み込
んだり滑り止めゴムの縫込み(写真には写ってない)なんかですね。
こういう具合に改造をしていきますと、廉価機でも大きなレンズを装着することが可能です。自分のカメラ
を使いやすくして、撮影に傾注できれば被写体に注ぐ集中力も増します。理屈を捏ねて芸術ぶるよりも
とにかく使いやすいカメラを目指そうじゃないかということですね。
カメラはなにも高級機を買う必要はありません。中古廉価カメラで十分です。それで少しの改造でとても
使いやすくできるし大型レンズの装着をしても苦になりません。短焦点高級レンズを着けるとフルサイズ
にも負けない描写をしてくれます。そしてグリップを付加することで長丁場の撮影も可能になります。
写真における大体の悩みはカメラ機材を工夫することで大体は解決できると思ってます。メーカーで出し
ているカメラはあくまでもスタンダードのスタイルでして、それをそのまま有難がって使うというのでは良い
撮影はできません。カメラは車検もなければ違法改造で捕まることもないんです。もっと自由な眼で機材
を工夫されてはいかがでしょうか。
メーカー名 | Panasonic |
機種名 | DMC-GX7MK2 |
ソフトウェア | SILKYPIX(R) Developer Studio 4.4 SE 4.4.15.4 |
レンズ | |
焦点距離 | 12mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | F1.4 |
露出補正値 | +0.0 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 640 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4592x3448 (3.35MB) |
撮影日時 | 2021-12-19 03:26:48 +0900 |
少し新らし目の中古カメラだと、私の古いPC環境では途端に現像ができなくなります。ここが難点なの
でよく注意をして購入しなければなりません。このカメラはパナソニックの最後のパナセンサーを搭載した
カメラということでゲットしましたが、私がインストールしているライトルーム4.4では現像が出来ませんでし
た。(キャプチャーワンでも見れず) それで仕方なくメーカー専用のRAWソフトをダウンロードしたのですが
(OSの関係で旧バージョン)、これがシルキーピックスなんですね。(その簡易版) シルキーの操作デザイ
ンは良いのですが、ビュー画質がイマイチです。その分、操作は軽くて素早いのですが、私の場合は
ビュー画面こそが大事な訳で、現像後の画質が優れていてもしようがないんです。
そんなわけでちょっとハズレを引いたかなっていうところ。ライトルームの新バージョンを購入するまでは
オアズケのカメラとなりそうです。
メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D5300 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 45mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | F5.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 800 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1333x2000 (1.47MB) |
撮影日時 | 2021-12-19 00:53:59 +0900 |
この狛犬はどうみてもサルのような顔をしています。(^^ゞ 作者によって狛犬の顔やデザインは千差万別
でして、そこが狛犬撮影の面白いところ。
少し分かったこと。この神社は狛犬が多くて鳥居から山門まで4セットの狛犬が並んでいました。そして
とにかく神社側としては大きな狛犬こそが大事であって、狛犬そのものの出来は問わないということらしい
です。鳥居の一番席の狛犬は大きさこそあれ出来の悪いものでした。そして境内の中の分社の狛犬は
小型ながら秀作でしたね。
メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D5200 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 45mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/80sec. |
絞り値 | F1.8 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 220 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 1330x2000 (1.56MB) |
撮影日時 | 2021-12-19 01:11:29 +0900 |
これは上で書いた秀作レベルの狛犬です。このデザインの狛犬は香川の各地の神社に多くあり、もう
何度も見かけているのですが、おそらくそれらの全ては同じ作家というか工房(石屋さん)で作られている
ものと思われます。
優れた彫刻であって全て古くて新しいものはありません。しかしこういうハイレベルの狛犬が香川で作ら
れていたというのは嬉しいものです。
香川は石像やお地蔵さんのレベルは低いのですけど、狛犬だけは誇れるものがあるということで。
メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D800 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 24mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/250sec. |
絞り値 | F8.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4000x3198 (8.67MB) |
撮影日時 | 2013-12-18 22:39:55 +0900 |
何でもない風景ですけど曇り日の空から陽がさして来ました。それが気持ちよくて、これは神社の山門
からの光景です。
この日は3:2のフルサイズカメラをアスペクト比変更で、5:4で撮影をしました。最近のカメラはアスペクト
比を自由にカ変えられるメラが多いのですが、古いカメラはなかなかそういうものがありません。
D800の場合、4:3はなくて、5:4でもあっただけめっもんです。
メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D800 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 24mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 125 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4912x6144 (19.2MB) |
撮影日時 | 2013-12-18 22:49:46 +0900 |
こういう5:4の感じだとほぼ中判カメラの雰囲気で撮影することができます。横位置撮影だと上下に余裕
があり、縦位置撮影だと横幅に余裕が出てきます。それらの余裕が画面としての安定感を産む、という
気がしています。
撮影時にフレーミングしているだけ、と言ってしまえばそれまでですが、案外このアスペクトのフォーマット
が気に入りました。撮影中に随時に広角側のミリ数を切り替えるような感覚でアスペクトの変更が可能な
ので、そこは要領よくやっています。つまりは3:2の写真だけが全てではないというわけです。
わざわざフレーミング撮影などしなくても、撮影後にトリミングすればよいではないかと言われそうですが、
そこはやはり違います。撮影時こそ大事にしたいと思えば、写真はフレーミングこそが大切なんですね。
私も撮影後のPCの前でトリミングをして投稿したりしますが、それはデータ量の倹約という意味が大きくて
本来はトリミングは好きではありません。
このD800は光学ファインダーに、5:4だと指示枠が表示されて少しは見やすくなってます。
メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-30 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 60mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/5000sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4032x3024 (4.33MB) |
撮影日時 |
フェイスブックのインスタグラムへの批判が出でいますね。インスタは他のSNSりも危険であると。特に
十代の少女に悪影響を与えているとか・・・らしいです。
インスタグラムは画像を伴うので文字だけのものよりも悪影響が大きいのじゃないかと思います。画像
とはつまりは写真です。そして加工された写真でしょうね。とにかく写真があると具体的に想像が働くん
でしょう。しかし写真がそのまま事実やリアルな現実とは言えないのであって、そこらへんが人生経験の
浅い子供にとっては分からないのだろうと思います。
これが動画になると写真のようにイメージで誘導することが難しく、それで一番危険なのが写真画像だと
いうことになるのかも知れません。
私はというと、SNSも掲示板も文字情報も、そして写真画像も動画も、全てこれらは架空のものであって
事実とは違うものだと当初から認識しています。ネット上に広がるSNSも掲示板も、それらの向こうに
実在の人間がそのままの姿でいるとはけっして思ってないんですね。そこにあるのはとりあえずは電子記
号や電子情報ですから。
それが大前提であって、そこから本物の人間の気配というものを探り寄せていくことなのだと言えます。
ところがこの現実というものがわからない人達が多すぎるように感じます。けっこうな大人でも誤解をして
いるみたいですね。これが私には不思議でしようがないのですが。
それから写真画像を見るのは、つまりは読み取るのはかなり難しいと思っています。実際に写真行為を
やっている私ですらそう思うのですから、写真などは全然知らない若い人達は、写真に騙されて自我を
傷つけられるのは当然の成り行きかもしれません。
この掲示板だと、まず写真が難しい、さらに文章というものも難しいです。私のように文語体で書けば殆ど
人達が読み解くことができないからです。それなのに受け取る側は写真も文も分かったような気になって
いるわけです。そういう、何もわかっていない、読み取れていないのに知ってるつもり。そういう現実があ
りますね。
コロナ禍で良かったなあって思うことがあります。ひとつは仕事が少し暇になって写真の撮影がよく出来る
ようになったこと。(笑) もうひとつはウイルスとか免疫の勉強ができて、より深く身体のことが分かるよう
になったことです。
それで自分の体重を減らしています。6キロくらい減量できましたね。おかげで体調は良いです。もうこれ
くらいでよいかなって、後はこの体重をキープするだけかなと思っています。
こいうことが出来たのも、その背後にはフォーサーズカメラを使い出したことが現実的にあるのかも知れ
ないと感じています。私の所持しているフォーサーズ機は500~1600万画素ですね。そしてセンサーサイ
ズはAPS機よりもちょっと小さい。この手軽さが、もしかすれば体重の減量と深く結びついているのかも
分かりません。
このフォーサーズ機を今後も自分の写真やカメラのベースにしていくだろうと確信しています。
これからフルサイズ機や高画素カメラも使うでしょうけど、それは仮の姿であって私の本当の写真やカメラ
はフォーサーズ機であるということになります。
これは誰からも他者からの影響を受けたのではなく(厳密に言えばそうではないけど)、自分の考えで選ん
だ写真ですね。こういうのは皆さんもそれぞれのやり方というものがあるだろうと思ってますので、私のこ
の考えもそのひとつにしか過ぎません。自分に合った写真でカメラであればそれで良いのです。
まだまだフォーサーズ機のことが分かっていないと自分でも感じています。とりあえずは一番、ユーザー
に優しいカメラであって健康にも良い、というくらいにしか分かっていません。今はただ直感で選んでいる
だけであって、細かな分析はまだまだですね。
今のところちょっとだけ、しかし強く感じているのがアスペクトフォーマットの4:3です。これが他のデジカメ
と根本的に異なります。通常のレンズ交換式カメラは3:2ですので。
低画素のカメラは無論今まで使ったことがあります。低電磁波のカメラも同様です。そしてフォーサーズ機
はミラーレス式もデジイチ機も同様に使いやすいわけです。何の違和感もなくミラーレスとデジイチを往復
できます。
そして面白いのですが、ペンタ645DはオリンパスE-1を大きくしたくらいにしか感じられずで、これがまた
使いやすいのです。この645Dもアスペクト比4:3てすね。
それからフォーサーズ機にはオリンパスとパナソニックがありますが、このメーカーの差もあまり気になら
ないのです。それはまあセンサーは同じだしボディも同じものがあるので当然かも知れませんが。
まあとにかく、フォーサーズ機の魅力の解明はこれからです。
メーカー名 | Panasonic |
機種名 | DMC-L10 |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | 14mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/200sec. |
絞り値 | F5.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3648x2736 (9.86MB) |
撮影日時 | 2007-01-15 00:41:10 +0900 |
センサーサイズ比較
APS-Cサイズ 約23.6mm×15.7mm(キヤノンは22.3×14.8mm)
フォーサーズサイズ 17.3mm×13.0mm
こうしてみるとAPS-Cとフォーサーズのセンサーは、横の長さは6ミリほど違うのですが、縦のほうは2~3
ミリしか違いません。
もしかすると人間の眼というのは横の広がりではなくて、縦の高さや長さで大きさを判断するところがある
んではないでしょうか。
APS-Cサイズのカメラを差し置いて、フォーサーズのカメラで十分に満足感を得られるというのが私の
場合にはあるわけなんですが、その原因というか理由というのは、こういう感じで縦の長さが十分にある
というところから来ているのかも知れません。
面積でいいますと、APS-Cは370平方ミリ、フォーサーズは224平方ミリと随分と違います。1.6~7倍ちがう
んですね。対角線だと1.33倍の違い。まあレンズの135フルサイズに対しての倍率というのは、この対角
線でみるんですけどね。
とにかくフォーサーズ機に慣れるとAPS-Cのカメラは無駄に横長過ぎるという気がしています。そりゃあ、
パノラマ的な撮影だとAPS-Cの3:2がよいんですが、普通の撮影だと4:3で十分だという気がしてくるん
です。というか、4:3の方が最適解ではなかろうかと。
APS-Cのカメラだと、かなりの頻度で縦位置撮影をしていたんですけど、フォーサーズ機になるとほとんど
横位置撮影のままで済ましています。それは4:3だと十分に写真の高さというか縦の幅があるからじゃ
ないかなって思います。案外に3:2のフォーマットは不便なのかもしれません。
対角線が同じならば、縦横比率としては正方形が一番面積が大きくなるんですが、それはあまり実用的
ではありません。それで長方形になるんですけど、それが4:3なのか3:2なのかなっていう話です。
これは645D(4:3です)を使ってみて、実にしっくり来たことからも4:3のアスペクト比が正解かなって思いま
すね。
4:3は昔のビデオやコンデジのアスペクト比なんでして、それで安物っていうイメージがあるかもしれませ
んが、本当はそうではないのかも知れません。
※この写真は大きな樫の木を撮影したものですが、縦横の両方で撮りました。しかし横位置で写真を見る
ほうが自然で、そして樹木も十分大きく感じられるわけです。
それで4:3の比率でAPS機やフルサイズ機があれば面白いですね。もっともフルサイズのカメラで4:3が
選択できるカメラは多いと思います。いままであまり気に留めなかったアスペクト比ですけど、よくよく考
えてみても面白いのじゃないかなと思いました。
メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D5200 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 18mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/400sec. |
絞り値 | F10 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 800 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4000x2660 (4.57MB) |
撮影日時 | 2021-12-06 00:58:46 +0900 |
私の場合は、いかに長く写真趣味を続行できるのかが課題と言えばそういうことです。短期的に集中
して写真をやられる方は多いです。太く短くですね。しかし私は細々でいいから長くやっていけたらな
あって昔から考えてます。
それで大前提として、まず心身の健康の維持が大切だということ。幸い写真趣味は歩きを伴うので
健康維持には有利です。そして撮影と並んで画像処理の点では、これは可能な限りセーブすることを
考えています。眼と脳を保護するためです。とにかく眼を疲れさせないこと。それでカメラのEVFは当初
から使っていません。光学ファインダーにしても長く見続けると眼が疲れますのでノーファインター的な
手法を大いに利用しています。
この半ばのノーファインダー手法はもカメラボディから顔面を若干離してレリーズするわけなので、デジ
イチが発する漏洩電磁波を低減することにもなり両得のノウハウとなります。
漏洩電磁波問題では、なんといってもライブビュー撮影が有利ですね。カメラと顔面を完全に離せるこ
とが可能ですから。さらに言えば電子シャッター式カメラであれば、カメラを持つ手の被爆も防ぐことが
できます。
デジイチでもオリンパスのように機械式シャッターを使用しても漏洩電磁波が低いカメラもあり、また
防御ができていない高いカメラもあります。それそれに応じた対処法が求められますね。それで電磁波
測定器は現代では必須のアイテムです。
この漏洩電磁波と、EVFやPCモニターというスクリーンを可能な限り回避することで、脳や眼を疲れさ
せないことが出来るわけで、それが長く写真趣味を続行できる基本的なノウハウになると思います。。
そしてこのノウハウは写真趣味だけでなく、現代人における日常の生活や仕事でも大いに生きるノウ
ハウなのであって、むしろこのノウハウを獲得するためにこそ、写真趣味という遊びが実利として役に
立つということが言えるのだと思ってます。
そしてスクリーン全盛の現代では、PCにしろスマホにしろ、その使い方に於いて眼と脳を疲れさせない
為の高度なノウハウを自分で構築して積んでいくことが求められますね。これをやらなければ現代では
健康的に生きていくことができません。
島津亜矢 J-POPで一番難しい曲♪白日
https://www.youtube.com/watch?v=dN9Ob2I78-8
King Gnu - 白日
https://www.youtube.com/watch?v=ony539T074w
【絶対女王・新妻聖子「白日」歌唱動画】
https://www.youtube.com/watch?v=Oiwv5HgWFxw
このリンクはKing Gnuというシンガーの「白日」という歌ですが、現代における多くの諸問題を示唆して
いるようです。本来こういう歌は歌曲的に有り得ないのですが、それをやらざるを得ないような状況が
今の世の中にあるわけですね。ほとんど拷問のような叫びのような歌です。これを作り歌うシンガーは
天才的だと思ってます。
このような歌が今の人達に受けている。歌は世につれ世は歌につれですので、現代という時代の凄さ
がそこに現われているというわけです。このような歌は特に東京などの電磁波スモッグの都市部に住
む若い人達に受けるのでしょう。眼と脳を心身を疲れさせる現代の究極の姿がこの歌に現われている
と私は感じました。まあ田舎ではそこまでも行ってませんね。獅子舞に意欲を見出す青年が地方には
いますから。
ところで、最近この左利きの本が出てきて話題になっていますね。私も今読んでいる途中ですが、分か
りやすい本です。しかし多分右利きの人にはもしかすれば難しい本かもしれません。
左利き、つまり右脳の人間は脳に蓄積された膨大なデータベースから直感的に解決を導くことが可能
です。右利きの人間はどうしても言葉に縛られていますのでそれが苦手です。
言葉というか世間での決められたルールといいますか、そういう縛りというものから逃れられないようで
す。例えば上の白日はそういう縛りの状態の具現化なんですね。歌詞を読めばそれがよく分かります。
歌詞ををみれば現代人は病気であるというのがよくわかります。
写真趣味もそうなんでして、多くの9割くらいの人達はそういう縛りから抜け出せてはいませんね。それ
で限界が早々に訪れるというわけです。写真はもっと自由にやればいいはずなんですがそれができな
いのです。
そもそも写真というのは画像なんですね。カメラマンは画像的思考が得意なはずなのですが、それでも
言葉に拘りすぎている現実があります。そして多くの写真愛好家達はその画像自体にも負けてしまうの
ですね。それは現在のデジタル写真があまりにも高度になりすぎてしまったからでしょう。
私がフォーサーズ機という2000万画素もいかないカメラに落ち着いたのは、高画素高画質がカメラで
写真であるという言葉の縛りに陥っていないからです。フルサイズで数千万画素というスペックでなけれ
れば現在の写真ではない、という何処の誰が言ったのか分からないような、いい加減な言葉に惑わされ
ないからです。
そして言葉ではなくて、実際に自分でやってみればフォーサーズ機の使いやすさや優しさというものが
よくわかるようになります。フォーサーズ機は余裕で写真趣味ができます。なによりも自分の実体験が
大事ですね。信じてよいのは他人の言葉ではなく自分の実体験ですから。
ところでフォーサーズ機というのはフォーマットのアスペクト比率が4:3です。もちろんライカ判135カメラは
3:2です。
以前からなんとなく気になったいたのですが、4:3の写真に慣れると3:2は横長すぎるという気がしてい
ます。私がフォーサーズ機に落ち着いたというのは、もしかすれば、この比率も大いに関係があるのかも
しれないと感じていです。
4:3だとフレーミングがしやすいのですし、結果としての写真画像も安定しているように感じます。
3:2のフォーマットが万能だという思い込みがずったあったわけですが、もしかして写真としての使いよさ
は3:2ではなくて4:3なのじゃないのかなって思うようになってます。(^^ゞ
そしてフォーサーズ機はオリンパスとパナソニックの合体機ですが、これが良くできているということです。
デジイチ機は極めて低電磁波ですしね。そしてパナのイメージセンサーも良いです。
メーカー名 | NIKON CORPORATION |
機種名 | D5200 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 35mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/320sec. |
絞り値 | F9.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 800 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4000x6016 (14.3MB) |
撮影日時 | 2021-12-06 00:21:28 +0900 |
youzakiさん、狛犬撮影を見てくださってありがとうございます。(^^ゞ まあ狛犬さんは手軽に撮影できる
被写体でして、神社を見つければ必ずと言ってよいぼと狛犬は鎮座しています。大きな神社だと複数体
ありますね。誰でも何時でも撮影できる対象物でして、そういうことでは草花や樹木と変わりありません。
しかし狛犬だけが神社ではありませんので、神社を撮影する時のついでに狛犬も撮ろうか、というところ
です。
その神社も神社撮影だけが目当てではなくて、その周囲の農村や街などの中の有り様として神社が造ら
れているのであって、そういう周囲の環境をも考慮に入れて観察していくのが楽しいですね。
この神社は平野部に神社にあるのですが、東西に走る参道の中に鉄道路線が走っているんですよ。
参道を横切る道路は珍しくないのですがJR線が横切るのはあまりないです。(笑)
神社は大体は背景を山にして造られるのが多いです。鎮守の杜が形成されやすいのが主な理由ですか
ね。しかし完全な平野部ではそうもいかず境内と杜と参道の一式が平野部にあるという、考えてみれば
贅沢な造りになる場合があります。その分は農地が削られるわけですからね。
そういえばこの森には大きな樫の木がありました。いままで見たこともないような大木でして葉も大きかっ
です。雑木ともいえる樫ですが鎮守の森の中の木となるとそう簡単には切り倒せませんね。
神社の中に生えている樹木を観察するのも神社撮影の楽しいところです。森があれば野鳥や小動物も
やってきます。人々にとっての憩いの場ともなり、これらも神社の役割のひとつかと考えています。
神社は何人も拒まないというのが気に入っています。村の神社でも私のようなよそ者が立ち入ることが
でき、撮影も自由です。もともと神道というのは人ではなく大自然を祭っているわけですから、その自然が
人を選り分けることはできないわけでして、そういうところが私は好きですね。
考えてみますと野に咲く草花とか樹木でも虫でも鳥でも、それらは自然のものでして人のモノではありま
せん。人が所有することができないものですから、特定個人のものでもなく、もちろん皆のものでもないし
そもそも人間のものではないわけですよね。神社も宗教的にはそういうものだと思っています。
写真に於いては、ある特定のもの、つまり決められた被写体物というものを撮るのが写真である。という
ような思考法があったんではないかなって考えています。おそらくそれはカラー写真が一般的になって、
多くのカメラマンが出現した80年代前後からの思考法だろうと思うんですね。
ところが現代のデジタル写真になってからは次第にそういう観念が薄れていって、モノそのものではなく
モノをも含むおざっぱな環境的なもの、そういうものへと変化していったのではないかと考えています。
例を挙げますと鉄道写真では形式写真的な鉄道車両そのものを大写しに撮るというのが昔の鉄道写真
でした。しかし現代では鉄道や列車を含みこそすれ、大きく周囲の環境を取り込んだ新しい鉄道写真の
手法に変ってきていますね。逆に部分だけアップで撮るというのも。
そういうのは虫でも鳥でもそうなんではないかなって感じますね。つまりモノから環境へと人々の関心の
変化というものが土台にあるんじゃないかって感じてます。
これはどういういうことかと言いますと、デジタルになってフィルムとは段違いに写真のコストが安くなり、
数多くのショットを撮れるようになったからだと思っています。それで風景写真的なというか、私は光景の
写真と言っているのですが、周囲の環境に配慮した方向の写真に流行が変っていったと思ってます。
そういえば風景写真のジャンルも、昔はがぢがちに構図を決めていたのが今では緩やかなフレーミング
になってますね。
私の場合は写真を始めたのが黒白写真でしたのでカラーに比べればランニングコストが安かったです。
それで今風な写真を昔から撮っていたというところがあります。
風景写真が苦手だ、という方もおられるようですが、それはモノから光景に写真の軸が変っていている
ということを思えば、そこは写真としての見方を切り替えればよいのではないかなって感じますね。
モノよりもコトというか、つまり環境であり総合的な考え方に写真自体が変ってきたんでしょう。
デジタル写真は自分の眼で見たまんまの光景を多く撮ることができます。もちろんカメラならではの望遠
撮影とかマクロ撮影も可能です。とにかくいくらでも撮れるから、昔のように写真はこうこうだ、ということ
を言わなくなってきていますね。
メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-510 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 29mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/30sec. |
絞り値 | F3.2 |
露出補正値 | -0.7 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 400 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2560x1920 (2.75MB) |
撮影日時 | 2007-01-03 01:40:16 +0900 |
最近の狛犬は、このように花崗岩でできています。昔は彫刻技術が乏しかったので硬い花崗岩を細工
するのは難しく、せいぜいレリーフのお地蔵さんまででしたが、今は技術の向上で立体的な彫刻ができ
ますので、最新のものはほぼすべて花崗岩の狛犬となっています。中国製の狛犬も出回っているみたい
ですね。
しかし狛犬マニアとしては、花崗岩のものはキレイ過ぎて味わいに乏しいと感じています。まあ、後百年
もすれば味が出てくるかなって思いますが、その時は既に私はいません。(笑)
狛犬には瓦陶器製のものもあります。私も3回ほど見たことがありますね。また個人で焼き物として作る
人もおられます。それは置物ですかね。そういえば狛犬をブロンズ青銅で作ったのもあったと記憶します
ね。牛などではコンクリート製もありました。神社には牛とか神馬なども置かれていますが青銅製が多い
です。そして手水場には龍とかですね。
神社の石像物としては、とにかく石段であり鳥居であり灯篭や祠などがそうなのですが、その中でもっとも
愛らしいのが狛犬・獅子です。
これがお寺になりますと石像やお地蔵さんになります。人型になるんですね。香川の石仏や地蔵は今ひとつという気がしていたんですが、狛犬を求めて撮影に行きますとなかなか立派なのが多くありました。
石灯篭なんかもこれから意識してみていくと様々なものがありそうですがあまり面白くはなさそうですね。
狛犬良いですね・・
雰囲気を上手く取り入れ素適な写真です。
良い狛犬の写真が拝見でき癒されました、感謝です。
ペンタックス645DのRAW画像は、私のPCではライトルーム4.1とペンタックス・デジタルカメラ・ユーティリ
ティ4で現像できるのですが、もうひとつ、ピカサ3をインストールしている関係で、ピカサ・フォトビューア
でも簡単に見ることができます。スピーディに閲覧できるのですが、本体のピカサ3は現像に対応していな
いようで、それでピカサ・フォトビューアの表示画像をコピーして、ウィンドウズのペイントに貼り付けると
90MBくらいのPNGファイルになります。それをキャプチャーワンでJPEGに圧縮したのがこの投稿写真で
す。
このやり方の画像生成自体はまどろっこしいのですが、とにかくピカサ・フォトビューアで簡単に閲覧でき
るのは何と言っても有難いです。
ピカサ・フォトビューアはペンタックスやオリンパスのRAW画像が閲覧できるのですが、今回の645Dが可
能だったので、ピカサをインストールしていて良かったかなって思ってます。
現像はともかくとして、簡単にスピーディに閲覧できるソフト的な手段は持つべきであって、シグマは純正
RAWソフト以外は閲覧もできないわけですね。それで645Dの優位性を感じています。
もっとも、素早く見る為のノウハウとしては、撮影時点でRAW+JPEG撮影をすれば何の問題もないわけで
すよね。(^^ゞ ただ、RAW+JPEG同時記録は、書き込みが遅くなることと、撮った後のデータ管理が煩雑と
いうことで、私は昔からやっていません。撮影もデータ管理もシンプルで、というのが私の考え方です。
JPEGで見て、さらにRAWソフトでも見るとなると二重に閲覧することになり、画像データに心身が塗れ過
ぎるわけでして、私の考え方の、できる限りPCでの画像操作を短縮したいという考え方に反することにな
ります。それで今後も二重記録撮影はしないでしょう。
そうは言いながらも実は、ピカサ・フォトビューアはほとんど使っていません。(笑) 使うのはライトルーム
だけですね。やはり画像データの二重見は私は好きでないということなんでしょう。一発でTIFFデータ並
みの画質がビューできないと、画像閲覧の意味が薄れると私は考えているからです。ペンタックス・デジタ
ルカメラ・ユーティリティ4は閲覧画像がダメなので既に脱落しています。
こういう感じで、メインのソフトはキャプチャーワン、そしてシグマSPP、さらにそれらから漏れ出たカメラは
ライトルールで、ということになりました。
それと多重のソフトを使うというのも私は賛成できません。これをやっていた方達は長く写真趣味が続行
できなかったと思っていますので。とにかく一発撮影と一発現像閲覧ですかね。これに勝る方法はないだ
ろうと私は考えてます。
それから自分はJPEG撮影しかしない、というのもアリだと思ってます。JPEGだけの記録でRAWなどは
無視というのも潔くて良いと考えます。手持ちのカメラもJPEG撮影しかできないというのがあり、その場合
は当然にJPEGで撮影します。JPEGデータはTIFFデータと並んで永遠性があり、百年経っても閲覧できる
という高い信頼性があります。
メーカー名 | Panasonic |
機種名 | DMC-L10 |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/160sec. |
絞り値 | F6.3 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3648x2736 (8.08MB) |
撮影日時 | 2007-01-07 22:43:52 +0900 |
神社の狛犬・獅子は、拝殿や向かって左が口をつぐんでいる狛犬で、右が口を開けているのが
獅子です。ところが下に投稿した写真は左側が獅子となっていて、変だなって思ったら、写真が左右
反転していました。(笑)
最初に縦位置撮影で画像が寝ていて、間違った操作で上下が逆になったのを天地反転させたのが
原因のようです。確かに獅子の下側の字が逆文字になってます。(^^ゞ 今回上げた写真が、本当の
正写真ですね。
パナソニックのレンズはコントラストが強くて、そのぶん中間諧調が乏しいのですが、メリハリのある
写真になります。ボディのパナL10の画質もそのような傾向なので、その相乗効果でかなり硬い描写
となりますが、言い換えればダイナミックな描写となります。モニターによってはL-1やオリンパスの
レンズは、描写が眠いように見えるかと思いますね。(^^ゞ
パナソニックのカメラで最高の画質を出してくれるのは、フルサイズ機のLUMIX DC-S1/S1Rです。
センサーはソニー製ですが、画像エンジンはパナソニック製なので、しかも渾身のエンジンとも言うべき
ものを搭載したカメラですから、その画質は中判カメラ並みだと私は思っています。あまり人気のない
カメラかも知れませんが間違いなく名機だと思ってます。ただレンズの手持ちがゼロなので手を出し難い
カメラとなっていますね。
フォーサーズカメラは望遠には有利ですが、しかし標準や広角レンズを着ければAPSやフルサイズカメラ
と同じような一般的な写真が撮れます。youzakiさんもぜひ、フォーサーズ機を大いに使っていただきたい
と思っていますよ。(^^ゞ この「その他デジカメ写真」にも投稿をお願いしたいものです。
なお、望遠撮影やマクロ撮影に眼が慣れていると、普通の撮影はまどろっこしいところがあるかも知れ
ませんが、ごく普通に眼で見えた感覚で素直に撮れるのが標準や広角レンズです。それは肉眼での
視野角のことですね。
私、個人的には広角や超広角レンズが好きです。何も考えずに肉眼で見たままの広さが得られるから
ですね。大雑把でズボラな写真術ですけど、記録として撮影するには便利なレンズとなります。なお広角
レンズも、接近して撮影すれば被写体は大きく撮れますね。
ところで下のリンクの動画をみていると、佐渡島でのトキの話が後半に出てきました。
「ネオニコ系農薬 人への影響は【報道特集】」
https://www.youtube.com/watch?v=0J1T-MO3t5U
トキはなかなかに綺麗で優雅な鳥ですね。たぶん佐渡へ行かないと見れない鳥だとは思いますが。(^^ゞ
素敵な窯犬の写真いいですね・・
先の投稿の狛犬も良かったですが後ろ姿もいいです。
台座の彫り物も気に入りました。
また素晴らしい狛犬の紹介を期待しています。
メーカー名 | PENTAX |
機種名 | 645D |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/60sec. |
絞り値 | |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4000x2996 (6.49MB) |
撮影日時 | 2020-11-28 21:52:23 +0900 |
ペンタックス645Dで致し方なく、手馴れたキャプチャーワンからライトルームを使うようになっているの
ですが、こと645Dに関してはソフトの動作の重さに不本意を託っています。やはりキャプチャーワンは
4000万画素でも5000万画素でもスピーディですからね。ライトルームでの645Dは、ほぼシグマのSPP
でのメリル並みの遅さですから。
とは言っても1000万画素クラスのパナソニックだとスムーズに動作してくれます。ライトルームの画質
は悪くないですね。もっとも645のライトルームでも、読み込み始めてしばらく放置しておきますと読み込み
が進んできてスピードは上がります。そこらへんはSPPとは違うところ。
とにかく様々な機種だけでなくソフトも多様性を持たせたほうが面白いかなって思いましたね。
ペンタックス645Dはその圧倒的な光学ファインダーが利点なのですが、これに慣れるとフォーサーズの
ファインダーは極めて小さく感じます。その中間がフルサイズやAPSカメラなんでしょうけど、慣れという
のはあるもので、使っていると小さなファインダーのパナL10や、ミラーレスの背面液晶での撮影でも苦に
ならなくなります。
つまりはファインダーというものは、あってもなくてもさほどに重要なものではないのだということでしょう。
一番に大事なのは裸眼の肉眼で撮影するものを決定することですからね。それを最後に確認するだけの役割なのがファインダーですから。
写真は見て撮る。肉眼で見て探して写真を撮るわけですけど、もっと大事なのは、その光景に至ること
ができるのは自らが歩いているからであって、歩いてそこまで到達できるから撮影ができるわけです。む
ですから、写というのはファインダーでもなくて、眼でもなくて、本当に大事なのは、歩けることだと最近は
ひしひしと感じています。
それからただ歩くだけではなくて、カメラを持てなければなりません。その両足と両手があるから写真が
できるのであって、そんなこと当たり前じゃ、と言われるかもしれませんが、写真にとって大事なことは
詰まるところ、健康な身体だということでしょう。
健康な心身さえあれば写真は容易くできます。ということは心身が不健全であれば写真は出来難くなる
ということでしょうか。
そして写真をして思うことは、さらに写真を撮りたければもっともっと歩いて出かけなければならないと
いうこと。つまりは健康であり続けないと写真は継続できないわけですね。歩いていって、カメラを持ち続
けて、そしてこの世界の様々なものを見続けていくということ。写真とはそういうことなんではないかと
最近は思えてきています。
良い写真を撮るとか、それを見せてどうこうするとかいうのは瑣末なことなんでして、とにかく自分の写真
をやり続けていくと言いますか、この世界に興味をもって歩き続けていくことの大切さが最も大事なん
ではないかなということですかね。
コロナ禍を切っ掛けに、最近は身近な場所での撮影に終始していますが、それでも被写体に不足を感じ
ることは一切ありません。狭い香川や四国のなかでも十二分な世界が広がっています。
日本全国を走り回ったところで、地球を股にかけて出かけたところで、太陽系や宇宙に比べれば微々たる
ものです。私にとってはこの四国の、瀬戸内の世界で満足ですしそれ以上は望むべきものではありませ
ん。むしろ、これからは自分の内面に広がる世界を発見していきたいなって願っています。
とにかくこの世界は多重性に満ち溢れていますね。多様というよりも多重性であって、圧縮されている
というイメージです。紐解く鍵を見つけ出せばその多重がほどけ多様な世界観を見せてくれるわけです。
メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-620 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 11mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/30sec. |
絞り値 | F2.8 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 800 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2560x1920 (3.21MB) |
撮影日時 | 2009-01-02 02:03:39 +0900 |
残留思念という言葉があります。ある人が自分の思い、思念、ついては欲望というものを物に込める
というくらいの意味です。その典型が古代の王の墳墓です。殆どの墓は盗掘にあってしまい王の
思念は残ることがありません。もちろんそれで良いわけです。
そして写真にも自分の思念を込めることが可能ですが、特別な思考をする自欲過多の人が写真に
念を込めることをするようです。断っておきますがそれは芸術ではありませんし、写真の本性でも
ありません。芸術の仮面を被っているようでいて、その実は単なる自己拡張を写真に押し付けている
だけなのです。それを見抜かないと人は簡単に残留思念の弊害(呪い)を受けてしまいます。
私はよく神社を撮ります。神社の発祥や起源は様々ですが、最近面白い神社を見ました。
元は古墳です。かなり大きな円墳なのですが、その半分が神社の建物によって削られているのです。
これはどういうことかというと、残留思念という古墳の残滓を、神社という装置によって浄化するという
役割を担わせているのではないかということです。
神社は浄化のシステムを持った一種の装置でしょうか。香川は溜池が多いのですが、大きな池には
必ず神社が付随します。溜池は大きなインフラなんですが当然に自然を破壊してしまいます。その
償いとして人々は神社を建立するのではないかと感じたわけです。そして神社の杜には無くなった
土地に生えていた樹木を添えるのです。これは罪滅ぼしの意識なのかもしれません。
神社には偉大な人物を起源とする神社も多々在ります。日光東照宮などは典型ですし天神や八幡
もそうです。出雲大社も伊勢神宮もそうかもしれません。これは人物を称えているようでいて、
本当はそうではなく罪や穢れの意識から祭り上げているように思えてきます。どんなに偉い人物で
あっても所詮は人間であって、多くの人々の願いや欲望というものの総意で国を建てたとはいえ、
それによって自然というものは破壊され姿を変えていかざるを得なくなります。そう考えれば大きな
神社も、溜池に付随する小さな神社と役割は変らないということになりますね。
神社の造りは極めてシンプルです。鳥居があって真っ直ぐに進んだところに拝殿と本殿がある
だけです。このストレートな配置とその間の空間が神社の命という気がしています。
とって着けたような説明かもしれませんが、これはカメラに良く似ていますね。まずレンズ先端が
あって、その中をストレートに光が進み、そしてフィルムやセンサーに到達しますから。(笑)
鳥居と本殿のあいだの空間はデジタルになってからますます狭くなっていますけど、まっすぐに
光が走るということは変りません。
私は罰当たりかもしれませんが神社に詣でて撮影をしていて、手を合わせるなどいうことをしたこと
がありません。平気でずかずかと入っていき無遠慮に撮影しまくります。鳥居があり石柱や狛犬獅子
があり石灯篭があり・・・そういうのはカメラのレンズの中を通り過ぎていくという感覚であって、
私自身が光であるとすれば何の遠慮もいらないということになりますから。
おそらく全ての神社の大本は太陽神かもしれません。太陽の光と水があれば作物や植物や動物
たちは育ち生きていけるのであって、これよりも根源的なものは他にありません。
こういう神社装置というものがあって、それによって穢れを取り去り人としての罪の意識を払拭する
のではないでしょうかね。おもしろいものを発明したよねっていう気がしています。
私は一個の光の粒子にすぎないのであって、レンズやカメラの中を散策するようにして神社とこの
世界というものを見ている。そういう気がしています。
メーカー名 | Panasonic |
機種名 | DMC-L1 |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | 24mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/160sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3136x2352 (4.08MB) |
撮影日時 | 2006-02-09 21:25:59 +0900 |
パナソニックL1とL10は良く似たネームですが、全然違う成り立ちのカメラなんですね。そもそも形も違うし
バッテリーも違います。L1はオリンパスE330と同じフレームを使っています。オリンパスE-300と同じ方式
のペンタプリズムを使わない形の一眼レフですし、E300やE330が中級機でありボディ品質もよいように、
L-1も高品質のカメラです。そして映像エンジンも優れています。手を抜いていないカメラなんですね。
L10はどうかといいますと、これはオリンパスE510ベースでして、510と同じような廉価機というべきです。
510は映像エンジンの手抜きはないと思いますが、L10は手を抜いています。発色が浅いですし、色転び
をよくします。露出補正も正確ではありませんね。
(参考)
オリンパスE330(750万画素)発売日・・・06年2月
パナソニックL1 (750万画素)発売日・・・06年7月
オリンパス510(1000万画素)発売日・・・07年6月
パナソニックL10(1000万画素)発売日・・・07年10月
それで実験的に前回とは真逆のレンズを着けて撮影をしました。今度はL1にパナソニックのレンズ。L10
にオリンパスのレンズです。価格帯は同じクラスのレンズ同士です。
そうすると、L1は映像エンジンがしっかりしているのでほとんど変化なし。やや発色が浅くなったかな、と
いうレベルです。パナのレンズも解像度がありなかなか良いレンズだと思いました。
そしてL10にはオリンパスのレンズを。前回と違って発色が安定しています。黄かぶりが多かった写真が
ニュートラルになりました。色も飛ばずに出ていますね。
ここら辺りの相違が、カメラの違いといいますか搭載する映像エンジンの相違なんです。オリンパスでも
E330は良い色が出ますし高級機っぽいのですが、パナもL1は高級路線なんですね。ファインターも良い
ですしね。(やや暗いのが欠点)
そして510やL10になると大衆路線になり、カメラの品質は落ちています。映像エンジンすら落としてくると
いうわけです。デジタルの場合は後から出るカメラの方が優れているという印象を多くの人がもたれてい
るかも知れませんが実際はそうではありません。価格帯やコストダウンでデジタル部分もコストカットの
対象になるんだということです。
画質と言えば、多くの人がレンズの仕事であると思われているかも知れませんが、撮像素子や映像エン
ジンでも画質は大きく違ってくるわけでして、やはり高級機は良い色を出してきます。もちろん今回試した
ように廉価カメラをレンズでカバーするというのも正解ですが、カメラの映像エンジンも良く考慮して選択し
ないと後で不満足がつのるという場合もあるわけです。
イメージセンサーは汎用性あるのでカメラの価格帯で相違は見せないと思いますが、映像エンジンはカメ
ラ機種ごとに違ってくるとみたほうがよいです。廉価機や中級機の下のクラスを買って、それでレンズは
高級なものを揃えるというのはあまり賢くはありません。それよりも高級機や中級機の上位機種を買って
レンズはそこそこで揃える、というのが懸命な購入法かもしれませんね。
映像エンジンと言えばRAWソフトもそのひとつなんですね。よく言われるのが正確に丁寧に撮影すれば
JPEGとRAWとは同じ結果を得られる、と思っている人達がいるということです。RAWの役割は大雑把な
撮影をして後で修正をするための手法であるというわけですか。
しかしながらRAWソフトは一種の映像エンジンですからJPEG撮影とは段違いの画質を出してくるという
のが事実です。JPEG撮影は手抜きのエンジンなんです。これを理解できていない人は素人に多いんで
すが、おそらくRAW撮影をしたことがないからでしょうね。見比べができていないといいますか、その違い
が分かるPCを持っていないからかもしれません。
そんなわけでカメラやPCの映像エンジンというのは大切な役割を持っているのであって、これを無視して
写真はできないと思ってます。とは言ってもカメラの映像エンジンの不備を他の手段、レンズとかソフトと
かで、ある程度は補えるというのもこれまた事実です。
今回比較したパナL1とL10ですが、実際に撮影をしてみて使いやすいと感じたのは廉価機のL10なんで
す。カメラの形状がL10のほうが持ちやすいのと、ファインダーは廉価なのですが明るいというのが原因
です。(L10のファインダーに装備されたミニマグニファイヤーは外して) L10や510は安物なんですけど
使いやすいというのは確かです。
漏洩電磁波はL1もL10も同レベルですから、画質が落ちるという欠点があったとしても使いやすいL10の
方の出番が多くなるというのはあるでしょうね。パナL-1はボディ品質も良く映像エンジンも良いのですが
やや使いづらいということで損をしているという感じです。
※写真はL-1にパナソニック14-50F2.8-3.5のレンズ。
メーカー名 | Panasonic |
機種名 | DMC-L10 |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | 14mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/200sec. |
絞り値 | F5.6 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3648x2736 (7.97MB) |
撮影日時 | 2007-01-08 21:10:21 +0900 |
写真はL10にオリンパス14-54F2.8-3.5のレンズ。
メーカー名 | Panasonic |
機種名 | DMC-L10 |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | 17mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/200sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2736x3648 (7.89MB) |
撮影日時 | 2007-01-07 22:43:40 +0900 |
写真はL10にパナソニック14-50F2.8-3.5のレンズ。
今晩は 狛犬は大好きで他のサイトでも狛犬の写真を探し鑑賞しています。
素適な写真が拝見でき楽しめました、感謝です。
私も以前は4/3cameraファンでE-1からE30まで8台あります。
M4/3cameraも4台あります。
鳥の撮影を休止して今はEOS7Dがメインカメラですが時々L10,E-30,E-M1も使用しています 。
L10の写り腕がいいのにまたレンズが良い素敵な写に脱帽します。
メーカー名 | PENTAX |
機種名 | 645D |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/250sec. |
絞り値 | |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 7264x5440 (34.5MB) |
撮影日時 | 2020-11-28 21:01:59 +0900 |
撮影レンズはペンタックス67用の75ミリf4.5の標準レンズです。換算で0.8倍の60ミリ相当です。
無論手持ち撮影です。ピントはフォーカスエイドを使ってます。
マウントアダプターはペンタックス純正のもの。自動絞り機構が効きますので使いやすいです。
メーカー名 | PENTAX |
機種名 | 645D |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/100sec. |
絞り値 | |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 中央重点測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 2996x4000 (7.9MB) |
撮影日時 | 2020-11-28 21:26:54 +0900 |
撮影レンズはペンタックス67用の55ミリf3.5の広角レンズです。換算すると45ミリですか。
重量級のレンズですので腕が鍛えられるのが嬉しいです。(^^ゞ
メーカー名 | Panasonic |
機種名 | DMC-L1 |
ソフトウェア | Photoshop Lightroom 4.1 (Windows) |
レンズ | |
焦点距離 | 33mm |
露出制御モード | 絞り優先 |
シャッタースピード | 1/2000sec. |
絞り値 | F4.0 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 100 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3136x2352 (4.99MB) |
撮影日時 | 2006-02-09 00:52:34 +0900 |
RAWソフトの問題で買ってはいたものの使えなかったカメラです。今回ペンタックス用でライトルームを
インストールしましたのでやっと使えるようになりました。レンズはオリンパス14-54F2.8-3.5。この時代
のデジイチ用のレンズはオリンパスが断然に良く、パナソニックのものは画質がよくありません。
パナのレンズが良くなったのはミラーレスになってからですね。
同時代のパナL-10というL-1の廉価機も所持しているのですが、カメラの品質としてはL-1の方が格上
です。それでも画質も含めてデジイチのカメラの出来としてはオリンパスが断然に優れていたようです。
メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-30 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 60mm |
露出制御モード | 低速プログラム |
シャッタースピード | 1/500sec. |
絞り値 | F7.1 |
露出補正値 | +0.7 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 4032x3024 (3.29MB) |
撮影日時 |
このカメラは液晶モニターが壊れていて画像を見ることもカメラを設定することも不完全になっています。
電源のオンオフの接触も悪かったのですけどそれは何とか直ったみたい。しかしAFの定め置きができま
せん。レリーズボタンの接触が鈍っているのでしょうか。なんとも不完全なカメラですけど、こうやってまだ
まだ使えています。
ようするにカメラは手に持って歩いて撮影できればそれでいいんだいという気がしてます。(^^ゞ
島山歩きの記録写真です。船に乗って自転車で走り、山道を歩いて山頂にのぼり縦走しました。二百㍍
程度の小さな山ですが文字通り海抜からの登りとなっています。あえて言えば「道」ということがこの写真
群のテーマでしょうか。
我々は生まれて以来からずっと、人それぞれに人生の道というものを歩まされるのですがその道は平坦
とばかりはいえません。初てっばなから苦難の道だったり、また途中で墜落することだってありますね。
しかしその道筋のほとんどは先人が歩んで出来上がった道でしょう。こうして小さな山でも既に山道は
出来上がっているのでして、そこを外れて歩くことはあまりしません。しかし失われてしまった道も多くあり
その道を歩いて復活させることもできます。
人生の道があれば、この歴史にも道筋というものがあります。歴史は繰り返すと言われているように大概
は良く似た道を繰り返しているみたいですね。もしかすれば世界の歴史も百年前と同じ道を歩んでいるの
かもしれません。
こうやってカメラをもって写真を撮り、道を歩けることが何よりの楽しみとなりました。歩けていることが何よ
りも嬉しいということですか。この身体も70年近く続けていると何処そこに不如意なところが出てきます。
脛が痛んだり記憶力が衰えたりでその都度原因を模索して解決しているのですが、やがては思うにまか
せぬようになるのてしょう。とにかく人生の最後の友は写真やカメラになったという感じですね。(^^ゞ
それが写真ではなく菜園だったり釣りだったりする人もおられるでしょう。なんでもいいからやはり有意義
な趣味というのは必要かなって思っています。
しかし写真は高齢者の友だけだとは限りません。それは当然のことであってむしろ若い人にこそ写真と
いうものを身に着けて、そのノウハウでもってこれからの人生を楽しんでいってほしいと願っています。
私の場合、写真の第一義として、歩きを大前提としてあげています。これは10歳代で写真を始めた頃から
の習慣です。もし私が50歳代で写真を始めたならば、こういう歩きの写真術は学べなかったかもしれませ
ん。また撮影中ずっとカメラを手に持っての撮影術も同じでしょう。
物事への習慣づけというものはやはり若くなければ身に付かないように思えますね。
メーカー名 | OLYMPUS IMAGING CORP. |
機種名 | E-30 |
ソフトウェア | Capture One 8 Windows |
レンズ | |
焦点距離 | 16mm |
露出制御モード | ノーマルプログラム |
シャッタースピード | 1/800sec. |
絞り値 | F10 |
露出補正値 | -0.3 |
測光モード | 分割測光 |
ISO感度 | 200 |
ホワイトバランス | |
フラッシュ | なし |
サイズ | 3927x2945 (4.55MB) |
撮影日時 |