Nature-Photo.jp Q&A写真掲示板

どうしたらもっとうまく撮れるの?を目的とした掲示板です。 すばらしい作品はご遠慮下さい。
http://www.nature-photo.jp/

1: 飯舘村1  2: 東北行1  3: 東北行3  4: 鼠ヶ関灯台4  5: イワユリ5  6: 鼠ヶ関漁港1  7: 胆沢城1  8: 猪苗代湖3  9: 猪苗代湖1  10: 猪苗代湖1  11: 磐梯山3  12: 夕景 南淡路3  13: 明石海峡令和元年6月6日3  14: タイムスリップ3  15: 明石SAの空3  16: 月山新道のパーキングで2  17: 村山盆地2  18: 牡鹿半島4  19: ブレーキとアクセルペタルの踏み間違いとは?2  20: 東北行1  21: 女川町3  22: 東北行1  23: 南相馬市1  24: 南相馬市3  25: フクロウ6  26: 北上川3  27: 東北行2  28: ゲートブリッチと働く船5  29: 東北行3  30: 東北行1  31: 東北行1  32: 桜3      写真一覧
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飯舘村
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp0 Quattro
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 14mm F4
焦点距離 14mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/60sec.
絞り値 F5.6
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2704x1808 (6,564KB)
撮影日時 2019-05-01 23:56:52 +0900

1   kusanagi   2019/6/23 14:05

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東北行
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 sd Quattro H
ソフトウェア Capture One 6 Windows
レンズ
焦点距離 18mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/30sec.
絞り値 F3.5
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 320
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 3500x1546 (5,077KB)
撮影日時 2019-04-29 03:04:24 +0900

1   kusanagi   2019/6/23 14:02

高速道や自動車専用道なるものを写真の被写体にする方はあまりいないと思われます。それは
鉄道写真を撮る人はいても、自動車交通を写真する人があまりいないのと同じ事情でしょうか。
歌曲をみても鉄道や連絡船、鉄道駅の歌は多々あるのですけど、ハイウェイとか道の駅を題材にした
ものはあまり見当たりませんね。

「JR東海 X'MAS EXPRESS」
https://www.youtube.com/watch?v=zK_eX4Oe5kA
「シンデレラ・エクスプレス JR東海」
https://www.youtube.com/watch?v=VmfSBH1XTJQ
「駅」 竹内まりや
https://www.youtube.com/watch?v=ax2A87M46qw
「別れの朝」 ペドロ&カプリシャス
https://www.youtube.com/watch?v=IknrIKF8wmM&list=RDIknrIKF8wmM&start_radio=1

しかし探せばあることはあるんです。ほぼロック系に限定されますか。

太陽へ続くハイウェイ 長渕剛 XV1900A ROADLINER S
https://www.youtube.com/watch?v=CwjRLIX1c9U
俺らの旅はハイウェイ 長渕剛 30th PREMIUM of the ARENA TOUR
https://www.youtube.com/watch?v=QEsBIjntTQk
氷室京介 TO THE HIGHWAY~ ハイウェイに乗る前に
https://www.youtube.com/watch?v=TJ4-2lNrSes
矢沢永吉~雨のハイウェイ~涙のテディボーイ
https://www.youtube.com/watch?v=AEl6bPN22zA
別離のハイウェイ -男闘呼組-
https://www.youtube.com/watch?v=Uv3j_TOXqqI

まあ、これらは海外、アメリカからの影響でしょう。一般的に日本人は鉄道に絡む情景に郷愁を感じる
ようです。じゃあ、鉄道とハイウェイとくらべて、何が違うかというと、鉄道はお客さんとして乗車して、
移動としての旅自体は人任せであるというか受け手の移動であるということです。
かたやハイウェイの旅は自力で走らなければならないということ。大名気分に浸るわけにはいかない
というわけです。
多分日本人に向いているのは集団移動というか強制移動でもいいんですが、受動的な移動手段や
受け入れ体制ほ好むっていうことでしょうかね。


ところで江戸時代において、高速道はおろか鉄道すらなかった時代です。その当時において、まさに
日本近代文明の礎とでも言うべき海のハイウェイを作った男がいます。
河村瑞賢という人物ですね。
『江戸を造った男』 伊藤潤著 朝日文庫
『男たちの船出』 伊藤潤著 光文社
2冊とも読みやすい小説形式ですので、興味のある方にはお勧めします。
河村瑞賢は幕府の国策的な大事業を手がけているんですね。開運航路整備(東廻り航路・西廻り航
路)や治水(淀川・大和川)、灌漑、鉱山開発まで、とにかく命の尽きるまで働きに働いた人です。

一介の材木商であった瑞賢が大きく飛躍をしたのが江戸を焼きつくしたといわれる明暦の大火でした。
・・・明暦の大火・明和の大火・文化の大火を江戸三大大火と呼ぶが、明暦の大火における被害は
延焼面積・死者共に江戸時代最大であることから、江戸三大火の筆頭としても挙げられる。外堀以内
のほぼ全域、天守を含む江戸城や多数の大名屋敷、市街地の大半を焼失し、死者数については諸説
あるが3万から10万と記録されている。・・・ウィキペディアから

この明暦の大火で瑞賢自身も我が子を失っています。この大火の後始末から幕閣とのコネクションが
でき、以降は江戸幕府のインフラ整備に邁進するという形になっているようです。江戸100万人の台所
を支えた沿岸航路を整備したのは瑞賢と言ってもいいようですね。
簡単に言うと、東北の米を大消費地である江戸に持ってくるということ。その航路の開拓です。船の
建造などもやっているようです。いわゆる千石船です。

米の生産地ランキング
http://www.komenet.jp/faq/ot_kenbetu.html
1位から6位までを北陸・東北・北海道が占めています。お米なんて今の人は関心がないかも知れませ
んが依然として食料の王者であることには変わりありません。私自身も特に米には並々ならぬ関心が
ありますので、新潟を含む東北地方に強い関心があるというのは、基本的に米に関する興味から来て
いると思っています。

ところでモノというものはただ生産するだけではダメです。その物を動かして別の地域、消費地まで
運んで流通させなければ意味が出てこないところがあるんです。それが物流トラフィクとかロジテックス
というやつですね。
これが物凄く大事なことでして、それを整備するのは基本的に国家の役割となっています。
モノを移動させる。人を運ぶということ。江戸期ではこれが近海沿岸航路でしたが、明治は鉄道が加わ
り、昭和は道路や高速道、高速鉄道、航空路も高度に整備されました。平成に入ってからはインター
ネットなどもそうですね。これからの令和時代は高度な移動通信網の時代になるようです。
ちなみにローマ帝国が数百年も続いて覇権を握ったのはローマ街道のお陰といわれています。ローマ
のインフラ整備としては水道とか浴場とかも有名です。

現代のローマ帝国である米国幕藩体制において、新興の中華帝国が挑戦している分野は、南シナ海
やインド洋の真珠の首飾りや、ユーラシアのシルクロード構想、それから5Gインフラとかですね。
中国がただ世界の工場としてモノを作るだけではダメで、それらの流通経路を握ることであると考える
のは当然の成り行きです。
そしてそれをさせまいとして圧力をかけているが米国幕府です。

ちょっと余談ですけど・・・
中国はよく日本に対して、君たちは米国の属国であるであるのは情けない。米国から独立しなさいと
呼びかけられるのですが、もちろん本音は、米国の属国から正真正銘の中華帝国の属国になるべき
だと考えているわけです。
この甘言に容易に飛びつくのが日本のリベラリスト達というわけです。日本が米国の属国であると
いうのを最初に言い出したのは、そういう中国共産党が最初であるわけですが、それを日本の左翼が
真似て、そして庶民もなんとなくそう考えているというのが日本の米国属国論の本質です。
何事にも言葉には裏があり、それを知っておくことは大切ですね。

そもそもロジテックスという言葉は軍事用語だったのかも知れませんね。ローマ帝国はその整備された
道路網でもって紛争地に軍隊を素早く移動させ、ロジテックスである兵糧も大量に送ることができまし
た。このロジテックスの盤石さがローマ帝国を根本から支えていたというわけです。
そのようなものは現在の米国でも同じです。米国海軍の強力さはどの国も敵いません。空母艦隊スト
ライカー打撃群というのは唯一米国でしか実現されていません。

中国この空母打撃群に対しても挑戦しているようで、とりあえず空母3隻体制に持ってこようとしていま
す。遼寧とあと2艦を建造中でこの3隻体制でもって常備に空母を運用できるというわけです。
よく日本の大型護衛艦を空母だという人がいますが、あんなのは空母だとは言えません。垂直離発着
のできるF35Bを搭載したところで所詮はヘリ空母レベルしかないのですから。
本格的な正式空母というのは艦載機を含めて1隻1兆円かかるそうです。さらに空母を護衛する艦隊も
必用です。そしてそれらの維持費も凄いことになるので正に傾城の軍艦であるというわけです。中国は
それをやろうとしているわけですから、米国としてはやれるものならやってみなはれ、というところでしょうか。

米国が南シナ海において航行の自由作戦なるものを行っているのは、要はロジテックスの問題なんで
すね。また日本ではシーレーンという言葉もよく耳にします。世界中の艦船が世界の海を自由に航行
出来なければ貿易はできず世界の民は干上がってしまいますから。
ちなみに中国が南シナ海を牛耳るようになりますと、海の関所を設けて日本の船から航行料をとるよう
になるでしょう。漁業は中国のもの、海底資源も中国のもの。そして通行料も取れる。また沿岸諸国は
中国海軍の圧力によって中国の言いなりになってしまいます。
南シナ海やインド洋を中国のものにしたい。彼らにとっては当然の目論見となります。

江戸時代においても現在でも、東北を初めとする北日本の食料資源が日本を支えてきたという事実が
あります。江戸100万都市を支えたのは東北にある幕府天領の米ですね。17世紀末には約400万石と
言われた天領からの年貢は幕府の財政を支えました。(他にも鉱山とか貿易港も天領でしたね)
この天領からのお米を江戸に持ってくるという、そのために河村瑞賢が奔走して航路を開いていくとい
うのが伊藤潤の小説の粗筋なのですが、日本の近海の海はけっこう荒れて厳しいんです。
太平洋側の銚子沖とか紀州・遠州の海とか、津軽海峡も。さらに冬場だと佐渡海峡ですか。ここらを
大型船でもって安全に運行できなければ日本のロジテックスは確保できないというわけだったんです。

それらの航路が安全に整備されたのは江戸時代になってからでした。出羽で穫れたお米は日本海を
下り下関から瀬戸内に入って大阪へ。さらに紀州遠州を回って江戸湾に入ったんですね。陸奥の国の
お米は太平洋を南下し伊豆の下田まで行き、それから江戸湾に入りました。
鉄道や道路の時代からは考えられない遠回りをしていたように思えますが、当時の陸路というのは
お話にならない貧弱さでしたから海運に頼る他はなかったのです。

西廻り航路が開発される以前は、出羽のお米は一旦敦賀に陸揚げされ陸路で山越えをして、さらに
琵琶湖北岸から水路で大阪まで来ていたんです。このルートは私も一度車で走りましたが、大変だな
って思いました。大した量は運べないでしょうし。
下関から大阪までは瀬戸内の航路ですが、これもまた大変なんです。座礁の危険性があるんです。
ですから今でも瀬戸内航路は水先案内人が必用です。

なんやかんやで物流に関しては私も関心があります。国内物流だけでも面白いですよね。
江戸の昔は参勤交代というのがありました。それで高知藩なんかはどうしていたかというと、四国の山
を歩いて越えたんですね。これはもうびっくりですね。それで瀬戸内の香川県に来てそれから船で大阪
に。大阪からは東海道を歩いて江戸へ。その四国の山越えのルートには今は高速道が走ってます。
本当は船で一気に江戸まで行ければいいんでしょうけど、幕府がそれを許さなかったわけでしょうね。
香川の高松藩にしても大きな藩船を持っていたんですが大阪までしか利用していません。ここらあたりの非合理性は問題なんですが、こと物を運ぶ物流に関しては、大型船を近海航路で縦横に走らせて
いたということだったのです。

千石船、和船というのは古臭いと思われそうですが、実は明治の半ばころまで使われていたのです。
鋼鉄船に比べて建造費が安いですし燃料も食わない。そして積み荷も結構大きいんです。1本帆です
けどヨットと同じような横風も受けて走らせますしジクザクで向かい風でも行けました。
西洋船のように外洋は無理でしたが沿岸の近海航路では合理的な船だったんですね。こと物流の船
に関しては幕府のトン数などの制限はありませんでした。1本帆の制限もなかったそうです。

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東北行
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp0 Quattro
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 14mm F4
焦点距離 14mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/15sec.
絞り値 F4.0
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 800
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2704x1808 (6,495KB)
撮影日時 2019-05-01 02:49:46 +0900

1   kusanagi   2019/6/23 13:58

高齢になって車を暴走させる人には、おそらく共通した性質というものがあるだろうと考えます。
それは、アクセルやブレーキを踏む動作が急激で強過ぎるのです。おそらくハンドル操作も
そうでしょうね。つまり若い時から車を飛ばしていた人だろうと思いますよ。飛ばすことが格好良い
と勘違いしていた人達だろうということです。
もともと安全運転でおっとりとした操作をする人は、たとえペダルを踏み間違ったとしても暴走なんか
しませんから。

よく車を飛ばす人や、自分は運転が上手いと思っている人の車の助手席で、その自慢の運転法
を見る時があったりするんですが、殆どの人は車を正しく制御できていません。ただスピードだけが
出ている危険な運転をしているように思いましたね。
とにかくそういう人は運転はしているけれど車に乗せられているような人ばかりです。
そういう自覚がなくて、しかも過剰な自信があり、それでそのまま歳をとって身体能力が落ちると、
大きな事故を起こすのではないですかね。

暴走事故には、オートマチック車とかハイブリット車とか、そういうような要因もあるんですけど、やっ
ぱり基本的に日頃から手荒い操作の運転をしている人が、重大事故を起こすっていうことだろうと
思います。

私のことを言えば、車を所有してから3台目で軽自動車(しかも低馬力の)に乗り換えました。
それまでのスポーツタイプの普通車に比べて、なんと走らないことかと唖然としたのですが、(^^ゞ
よくよく考えてみれば、これまでは車の力で自分が速いって勘違いしていたことに気がついたのです。
そしてこういう非力な車を適切に走らせることこそが、本当の意味での車の運転ではないかと考える
ようになりました。以来ずっと軽自動車のマニュアル車に乗り継いでいます。自分にはこれが分相応と
いうか、これで十分に満足できるわけですし。

しかし私のようではなく、ずっと高性能のスピードのでる車に乗っていたならば、人間、勘違いしたまま
で終わるんじゃないですかね。若い頃は高出力の車を制御できていても歳を取ればそれができなく
なる。
気持ちでは制御できているつもりでも身体能力ばガタ落ちですから。どうも、そういう人達が昨今の
暴走事故を起こしているように思えてきます。

車もカメラも要するに機械やモノです。自分の本当の素のママの力ではないですね。そういう身体の
拡張系であるわけですが、ともすればそれらも自分の力の一部のように錯覚をするのが人間という
ものです。
しかし強力な機械やモノを、自分が本当に制御できているのか。使いこなせているのかと問うと、実際
はそうじゃなくて機械に引きずられているのがリアルな現実であったりするんでしょうね。

「私とMT車(マニュアル車) 」
https://mtsya.hatenablog.com/entry/2017/09/01/113747
https://mtsya.hatenablog.com/entry/2017/11/19/012929
他にも色々とあり、なかなかにしみじみとしたブログで興味深く読ませていただきました。

笑休さんが良くおっしゃっていたのですが、自分の写真に行き詰まった時は、コンデジなんかを敢えて
使うって言ってましたね。つまり高級な高性能な機材ばかり使っていては自ずと限界があるということ
でしょうか。
これはつまり自動車の例と同じで、高性能の車ばかりに乗っていてはダメだよっていうとことと共通
するものがあるのかもしれませんね。
高性能なカメラ機材の使用で、車ではないので取り返しの付かない事故を起こすことはありませんか、
もしかすれば自分が気がつかないだけで大きな不利益というものを被っている可能性があるかも知れ
ませんね。それは自分の能力以上の、過剰な機材性能による不自然さ、ということでは同じだから
です。

もしかすると、高級な機材ばかり使うっていうことは、自分のモノの見方というものが歪められるような
ことが起こるかも知れず、モノごとの真実を正しく見ることができなくなってしまう、ということが起こりう
るかもわかりません。
カメラというものは眼の拡張系です。良いカメラやレンズを使って写真を撮ると、自分の本来の能力以
上の写真を撮ることが可能です。しかしそれが習い性になると、自分の本来の能力の見極めができな
くなるような気がします。

実は今回の東北行で、シグマsdクワトロHでは廉価レンズを着けて撮影しました。それで同時に持参し
たdpクワトロ0/2と比べれば画質はかなり落ちます。写真はあまり綺麗ではないのですね。
dpクワトロには良いレンズが最初から付いていますね。レンズ固定専用機ですから当然です。一方、
sdクワトロHは、良いレンズも良くないレンズも着けられるのですから、dpクワトロに匹敵させようとすれ
ば18-35とか24-105とかのレンズを装着しなければならないのです。

しかし今回の撮影は、敢えてそういう廉価レンズを着けての撮影でよいということでやりました。自分の
撮った写真に満足していてはいけないような撮影行になるだろうという予感があったからです。
つまり良い写真(良い画質の写真)ばかり撮っていてはダメなんじゃないかなっていうことなんです。
もちろん全て低画質のLOW-RAW写真で撮ったというのも同じ理由によるものです。

もしかすれば良い写真とは、人間の想像力を無くしてしまう可能性があるのではないですか。
写真撮影はきっかけに過ぎず、本当はその被写体について自分なりに思いを巡らし考えるということ
が大切なのですが、綺麗な写真を撮ってしまうとそれだけで人間は満足してしまい、それ以上の考えを
しなくなるように感じられるのです。つまり思考停止です。
ビジュアル情報は人間の思考をスポイルさせる。これは昔から私が感じていたことですが、しかし今の
世の中はほぼそのような事態に陥っていますね。つまり写真を撮ったり見たりすると思考力(認知・理
解・記憶)の減退になるということなのかもしれません。

人間の正常な思考力をスポイルさせるということでは、オンラインゲームなんかも言われていますね。
特に成長期の子どもがゲーム依存症に罹ってしまうと大変なことになります。ゲームも写真も高精彩な
ビジュアル画像です。もしすれば現在のカメラというのは、人間の能力の限界に来ているのではない
か、という気がしています。

2   kusanagi   2019/7/3 22:42

週刊現代の6月22/29日発行の記事で、16年12月、80歳の男性がスーパー駐車場内で事故
を起こしてしまったというのがあります。被害者は50歳代の主婦、命に別状はなかったものの、
脚に障害が残ってしまいました。
男性は駐車をしようとしてアクセルとブレーキを踏み間違って、車は車止めを乗り越えて建物の
壁に激突。その時に女性を巻き込んでしまったわけですね。急いで降りると車の後部が潰れて
女性が倒れていたとのことです。本人はブレーキを踏んだつもりだったそうです。

この男性ドライバーというのが、運転時は健康そのもの。免許更新時の認知機能検査でも問題
なし。免許はずっとゴールド免許だったそうです。19歳で免許を取って以来、対人対物事故は
皆無。スピード違反で切符を切られたこともなったそうです。
まあ、模範的なドライバーだったようですね。しかしそういう人でも加齢によって、こういう事故を
起こしてしまうんですね。

ただ、私としては気になることがあります。駐車入れをする場合に、殆どの人は後ろからバックで
入るでしょう? しかし私は頭から入れます。こっちの方が絶対に安全だということを知っている
からです。前進で駐車して後退で出る。私は原則、これです。
それからバックする場合は、左側に振り向いてバックします。よく右側に窓から顔を出してバック
する人を見かけますが、あれは危ないんですよ。身体がねじれてしまい、気づかないうちに、間違っ
てブレーキのつもりでアクセルを踏むということがしばしば起きます。トラックなんかで荷物を積み、
振り返っても後ろが見えない場合は両サイドのミラーで確認しながらのバックとなりますが。

ですからこの男性は、駐車入れに関して、2つの過ちをしていたわけだと思います。これまでは
そういう間違ったやり方をしていても大丈夫だったわけですが、それはたまたま運が良かっただけ
ですね。ひとつの事故の背後には数十件のヒヤリハットがあると言われていますが、ただ真面目に
交通ルールを守っているだけでは、車は安全ではないということを知らなかったのでしょう。

歳を取ると勘違いということがままあります。今乗っている車ではなくて随分以前の車の運転癖が
出てくる場合があるんです。新しいことは忘れて大昔のことを思い出してしまうというやつです。
ふと妻の名前を呼んだのだが、それは離婚した前妻の名前だった、とか。(^^ゞ

それから車はバックの方が強力な駆動力を持っているのをご存じですか。それは今の車の殆どは
FF方式でフロントにエンジン、駆動輪も前輪であるということからきます。車の重心がフロント側に
移動してしまうのでバック時の駆動力は強力なんです。
それからハイブリット車の場合、アクセルをドバッと踏みますと、モーターの駆動力が最大となり
これまた高トルクで走るんですね。酷い人の場合はアクセルを全踏して、ニュートラルからいきなり
リバースにシフト(前進のつもりが間違って)する人がいます。そういう事故が実際に身近で起きました。

私は車の運転はあくまでマニュアルミッションにあると考えています。例えば先程のバックの場合、
マニュアル車はクラッチも踏まなければならないので、自然と左振り返りの姿勢になるんです。
それから駐車入れでバックから入るというのはパワステがあって操作が楽だからなんですね。昔の
ようにパワステがない場合は頭入れが普通ですから。
そういう具合で、車の操作が機械に置き換わって楽になってしまうから、ついついルーズな運転を
してしまうのです。そういうわけで車の装備はますます自動化しているわけで、そうなるとドライバー
はますますルーズで危険な運転をしまくるようになるんです。

クルーズコントロールというのは便利ですね。高速道の場合だと、もう運転しながら熟睡できるほどに
便利な装備です。車検時に車屋さんに、この車(私のはマニュアルミッション車)で高速道を3000キロ
走ってきたと言いますと、そりゃあミッション車だと大変だったでしょう?と言われましたが、これは
マニュアル車の場合はクルーズコントロールがないからですね。
それでずっとアクセルペダルを踏んでいなくてはならないんですが、これにはコツがあって、厚底の
大き目のシューズで、ペタルをつま先ではなくて足の底全体で押すようにペタルを踏めば楽ちんなん
です。もっともこれはアクセルペダルが吊り下げ式の場合に有効なんです。マツダのようにオルガン
式ペタルだと難しいんですね。
アクセルペダルの踏み方には自由さがあって良い。そういうことをスバルの広報誌に書いてあった
んですが、それでスバルはオルガン式ではなく吊り下げ式にしていると言うことらしいです。私の
高速道のやり方はまさにそれでしたね。

マツダの話がでたので話を引きずりますと、ロータリーエンジン。今はないですが、私もこのロータリー
を一時は買おうかなって思ってた時があります。しかし先輩のサバンナRX7を翔ってみて、気になった
のはアクセルオフでエンジンブレーキが効かないことに不満があったんですね。これって危ないん
じゃないかっていうことだったんです。それで安く譲ってくれる話は止めました。
エンブレが効きづらいというのはAT車全般にありますし、最近のCVTなんかは特にそうです。
CVT車なんかはアクセルのオンオフにタイムラグがあって、自分で車を操作しているという感覚に
乏しいですね。まあ昔と比べれば今の車は大分よくなりましたが。

ブレーキが効きにくい、独特であるというのはハイブリット車がそうらしいです。私の考えとしては車は
ブレーキこそが命であって、エンブレから始まってフットブレーキ、さらには自由に使えるワイヤー式
サイドブレーキなんかもそうであって、とにかくブレーキシステムをないがしろにしている最近の車は
失格だと感じているのです。
マニュアル車のニュートラル、AT車のニュートラルも動力を切断できるということで広い意味でもブレー
キ・システムのひとつです。ニュートラルに入れづらい最近のパネル式シフトレバーは危険ですね。

車は、「止まる、曲がる、走る」という基本の操作感が大事なんですが、昨今の暴走事故を見ておりま
すと、もう自由な車の時代は終わったのかもしれないと感じます。

3   kusanagi   2019/7/7 23:53

●『認知症ドライバーの事故で「家族は崩壊する」』
https://president.jp/articles/-/20720?page=2
>認知症ドライバーは、事故寸前でも「ヒヤリもハッともしない」
Mさんによれば、認知症の兆候が出ていても、それを自覚していない人がほとんどだそうです。
厚生労働省の発表によれば、65歳以上の高齢者の7人に1人が認知症患者とのこと。(ちなみに
国民の4人に1人は65歳以上)
>つまり……、周囲が今すぐにも免許を返納してもらいたいと思っている肝心の認知症ドライバーは、
ほとんど含まれていないのではないか、とMさんは言うのです。
「私が見てきた認知症の疑いがあるドライバーは例外なく自分を客観視できず“オレは大丈夫だ”と
思い込んでいました。また、プライドが高く、弱みを見せられない、人の指図は受けないという意識が
強い。だから、何の逡巡もなくクルマの運転を続けるわけです」
>自動車保険 認知症は「保険金が全額出ない可能性」

●『浦和での高齢ドライバーによる死亡事故 15歳の女子高校生がはねられて死亡』
https://sai001.com/ietuite-urawa-ziko/
>「そのまま壁に向かってうちの娘を押し当てて、5分も6分も10分も降りて来ない。本人は。周りの
人間がダーンと窓叩いて、それでも降りてこない。『何やってんだ!お前、早く降りろ!バックしろ!』。
それでもアクセル踏み潰してた」
「娘が『ギャーー!』って言ってる声がマンションの3~4階まで響いてたってんだから」

上の浦和の事故は読んでいても悲惨でいたたまれない気持ちになります。
しかしこの、「それでもアクセルを踏み潰していた・・・」という下りが重要なんです。
脳に欠陥がある人というのは、脳卒中(脳出血)でも脳梗塞でも、パーキンソンでも、それから認知症で
も同じだと思うんですが、占星術的には共通するものがあるんです。それは第1室の、身体では脳に
当たる部分に土星などの凶星があるんですね。性格的にはシツコイまでの自己主張や自己正当化が
特徴です。とにかく自分の考えを曲げないんです。
それが事故に繋がると、俺の踏んでいるのはブレーキに絶対間違いがないという強迫観念になるん
じゃないでしょうかね。本当は、たとえブレーキとアクセルを踏み間違っても、それに直ぐに気づけば
とんでもない重大事故には繋がりにくいんではないかなとも思えます。ところが自己過信が強過ぎると
何時迄でも間違った操作をし続けてしまい、重大事故に繋がりますから。高速道の逆走もそうです。

ですから第1室に大凶星がない人、ましてや吉星がある人というのは事故を起こさないし、脳の病気
にもならないんではないかということです。交通事故というのは、あっという間に起こるというイメージ
がありますけど、占星術的にはそうではないのです。起こすべき人が起こしているという考えになりま
す。
今回取り上げているのは、あくまでも高齢者による運転の操作ミスなどによる事故の考察なんですけ
れど、これは認知症などの(なにしろ65歳以上の7人に1人がそうですから)、脳の障害と密接な関係が
あるということなんです。
ですから最初から暴力的な人が事故を起こすというのは考察外としています。そういう人は若い時でも
事故を起こす常連ですから。
この高齢者による大事故は、元役人さんなどの位を極めた人でも事故を起こしているという特徴があり
ます。これまで何の犯罪歴もなく事故歴もなく一般市民として問題なくやってきた人でも、脳の障害など
によって事故を起こすという問題なんです。

上にも書かれているように、認知症などの脳の障害というのは自己認識に乏しいということですかね。
自分で認識できないだけでなく、周囲の人も、単にあの人は頑固者というくらいのイメージでしか捉え
られなかったします。
●例えば、東日本大震災の大川小学校のこと。
一番の原因は強弁に間違った主張した自治会長が原因ということになるんですが、あの頑固さ、自己
本位、権威主義、強弁性というのは脳の障害そのものだと言えます。非常に興味深いのは、自治会長
が高台と言ったところは、私が現地で確かめても高台なんていうものではなく、ほんの少しの高まりで
しかなかったという事実です。
しかしながら体力が極度に落ちている人にとっては、その程度でも高台ということになるんでしょう。
占星術で第1室に土星などがあると体力や筋力がなくなります。これは共通していますね。

そういうことで、あの大川小学校の惨事は、昨今の老人の暴走と同じように捉えられてしかるべしだと
私は考えているんです。認知症老人が車で暴走して若い人を巻き込んで大事故を起こす。それと問題
の根っこは同じでしょうね。
もっとも、その老人の暴走を学校側が阻止できなかったのは大問題でして、権限のはっきりした所在を
明確にしておかなければ、これからも同じような事故が多発する可能性があります。
よく世の中には、老人が自治会長などの地域の役職を買って出て偉そうに振る舞うというのがあるん
ですが、そうい人は押しなべて認知症予備軍ではないかと疑ってかかる必用がありそうですね。

脳の働きというのは、基本として、認知・理解・記憶です。
一番大事なのは認知力でしょうか。それで認知症という名前が付いているんじゃないですかね。この
認知力というのは体力や筋力と密接な関係があると考えているのですが、とにかく老人になると筋力
が衰えるのですが、その十分な自覚がなければならないということですかね。

この認知、というの別の言葉で言えば、直感です。最初に脳にインプットする事柄。これが間違って
いれば後の理解力や記憶力というものが優れていても意味がありません。自然界において、この認知
や直感が間違うと命取りになります。それで自然界では老個体というのはいません。
占星術的に言えば、この直感力(認知力)というのは火星が司ります。もしくは第1室とか8室とか。
ここに凶星があるとダメですね。逆に吉星があると優れます。それは生き延びる力と言ってもよいの
ではないでしょうか。自分を大事にはするけれど、自分の考えにはこだわらない、という柔軟な人が
優れているということになります。この反対に、自分の考えに固執し過ぎて自分の命を疎かにする人が
周囲をも巻き込んで惨事を起こすということになりますか。

認知症ドライバーは、事故寸前でも「ヒヤリもハッともしない」・・・これは恐ろしいことですね。殆どシャブ
中毒と同じです。何にも怖いものがないから、免許を返納しようかという気にもなれないでしょう。
こういうドライバーが放置されていているのは日本の交通行政の怠慢以外ではありませんね。

高齢者の事故防ぐためには、車の安全装置を強化するのが早道のようです。しかしこれにも限界が
あるというのが本当で、例えば高速道の逆走などは機械で警告・通報は出来ても運転そのものは止め
られません。ブレーキの踏み間違い防止や自動停止装置は、スピードが出ていれば無効となります。
軽度の事故は防げても重篤な事故は防げないというのが現実のようです。
それどころか車は、ますますオートマッチな装備の充実で無自覚なドライバーでも容易に運転できるよう
になって来ています。そういうオートマチック車に慣れたドライバーがこれからも増加するわけでして、
今の若い人が高齢者になった頃は、事故率が急増するのは間違いないでしょう。

『運転のプロが読み解く、高齢者の暴走事故の真相』
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/16085
>高齢のドライバーが最も苦手なのが、急ブレーキ
>急ブレーキを悪と思い込んでいる傾向
>今後の対策として、AT車のアクセルとブレーキの間に、欧州車のようなスペースを設けて、両方の
足を使い、運転せざるを得ないようにすることも※
>現在の検査は、記憶力を判断することに重きを置いているのです。

※『ATのブレーキは、左足で踏むべき!』
https://ameblo.jp/doe136-2/entry-12460276406.html
私も最初の頃は、AT車の左足ブレーキは危険では?と書いてきましたが、色々と調べるうちに左足
ブレーキが良いと思えるようになりました。
参考までに言うと、私の場合はMT車でも左足ブレーキが使えます。また右足でブレーキとアクセルを
同時に踏むことも。若いころ峠を走りこんでいた時の遺産ですかね。(^^ゞ 
ラリー車でスバルを翔っていた選手がAT車でこの左足ブレーキでやっている映像がありました。普通
ラリー車はMT車(シーケンシャルシフトに改造したものもあり)でやるんですがAT車で走るケースもある
んですね。
右足でアクセル、左足てブレーキと分けてしまうと、まず踏み間違うことはないでしょう。ただし、車に
よっては右足ブレーキが出来にくい車もあるんです。そういう場合はちょっと無理ですけどね。

>ブレーキとアクセルの踏み間違えなんて、昔は聞いたことが無い! MTなら100%起こりえない。
と書かれていますが、MT車でも踏み間違うことはあるんじゃないかなって思ったりもするんですが、
実際にはないんでしょうね。でも、なぜたろう?(^^ゞ 
昔は急ブレーキはよく掛けていましたね。意図的にドリフトをする時にもそうてすが、狭い山道で対向車
が来て衝突寸前で止まったりとか。そういう時はクラッチを踏む余裕はなくてエンストです。
長年、MT車を運転してきて、免許取り立ての時からずっと、ブレーキとアクセルを踏み間違ったことなど
皆無ですねー。だふんMT車を運転しているかぎり、踏み間違いをするこはなさそうです。

ちょっと想像するに、それはクラッチを踏む左足の存在自体、が右足の操作の間違いを牽制している
ように思われます。
MT車は左足が生きているから、右足も自然にそうなってくる。しかしAT車は左足が死んでいるから、
仕事をしていないから右足が不安定になるんじゃないですかね。
そうだったらAT車は積極的にブレーキの役目を負わせて活かしてやるのが正しいのじゃないですかね。

人間歩く時は片足ケンケンでは歩きません。両足を使ってあるく。そういうことだとMT車は両足を使って
いるから正常な姿なんですね。ならばAT車も両足を使って運転をすべきでしょう。片足操作のAT車は
カタワ運転、チンバ(ビッコ)運転ということになります。
それなのに日本の車はペタル配置が悪くてカタワ・チンバ運転しかできないのが多いというのは、これは
大問題なのかも知れません。
『意外と知らない…なぜペダル操作は片足で行うのか?』
https://www.kurumaerabi.com/car_mag/list/2048/
こういう意見もまだまだ多いのですが、AT車しか乗らない人であれば積極的に右足ブレーキに慣れて
行くべきではないですかね。

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鼠ヶ関灯台
Exif情報
メーカー名 NIKON CORPORATION
機種名 Z 7
ソフトウェア Capture NX 2.4.7 W
レンズ 24-70mm F2.8
焦点距離 65mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/6sec.
絞り値 F3.2
露出補正値 -0.7
測光モード 分割測光
ISO感度 80
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 8028x4799 (21,050KB)
撮影日時 2019-06-19 04:35:04 +0900

1   zzr   2019/6/18 22:12

漁港裏の砂浜にて。
トリミングのみ。

2   kusanagi   2019/6/19 21:23

パッと見た目の第一印象としては、やたらヌケが良いレンズだなっていうこと。
陰になっているところの釣り人も写っていますしね。そしてユリの花の写真をみても発色が素晴らしい
です。漁港の写真も実に自然な描写をしています。
調べてみると、ナノクリスタルコートは無論、反射防止コーティング「アルネオコート」を採用とあります。
「アルネオコート」はレンズ面に対して垂直に入射する光に対して高い効果を発揮し、「ナノクリスタル
コート」と併用することで、可視光全域で安定した超低反射率を実現・・・ということです。
これは凄いレンズですよ。車で言えば、レクサスかニスモかっていうところでしょうか。(^^ゞ 確かに
お値段も特別です。
こういうレンズは、ニコンZ6にはオーバークォリティだと思いますが、Z7だとこの程度のものが必要に
なるな、という気がします。

スバリ言うと、レンズはコーティングによって決まる。昔のレンズでも、同様な設計であってもコーティン
グがマルチタイプになった時点でググッと発色がよくなりますからね。解像度も上がりますし。
このコーティングの改良による効果ほど、目に見えてユーザーが利益を受ける技術は他にはないだろ
うと思ってます。
zzrさん、良いレンズを買われましたね。(^^ゞ もうこれ1本あれば十二分に楽しめます。

残念なのは、このレンズ、ニコンZでしか使えないということ。Fマウントでこれを出してくれればソニーや
シグマで使えたりするんですが。(^^ゞ
レンズというのはフランジバックやバックフォーカスが短いほど、レンズ後端と撮像素子面の距離が短
くなります。つまり無駄な空気の層が狭められるということで、良画質に直結するようです。その典型が
スマホのカメラですね。一番良いのはレンズ群の間、レンズとセンサーの間が真空であることでしょう。
そうか全てガラスで詰まっているか。(笑)

そういう意味ではミラーレスカメラの中で最短のフランジバックになったニコンZは、ことレンズに関して
は(特に標準以下のミリ数のレンズ)、最高の性能を出すポテンシャルがあるんです。
しかしフランジバックを狭めれば今度は周辺画質とかで、レンズ設計が難しくなります。ガラス素材の
良い物を要求されますし。それで結果としては高性能だけど極めて高価になるというわけです。
(これ用のプロテクトフィルターも高価です)

このアルネオコートを使ったレンズは他にはまだ出ていないようです。これから広角ズームに採用され
るとしてもまだ数年先でしょう。よってこのレンズはニコン随一、唯一のレンズと言っても過言ではない
かもしれません。こういう特別なレンズを、よく使う標準領域のレンズで出してくれたことは有り難い
ですね。

3   zzr   2019/6/21 03:58

Kusanagi さん、おはようございます。
ずっと欠になってた標準ズーム。
f4のレンズとこちらで迷ったのですが宵祭りや神楽の舞台が撮るのに明るい方がいいかなと思ったのでこちらにしました。
三脚が使えない場面が多いんですよね。
手ぶれ補正は思ってたとおり便利で良さそう。
今度はもう一つ気になる接写の方を試してきたいと思います。
シグマの24ー105とフィルターを共有できるのもありがたいです。

4   kusanagi   2019/6/21 21:46

Sタイプの標準F4のレンズを買うのであれば、Fマウント24-70F2.8を修理して使うほうがましのように
思います。このアルネオコートのレンズは、とにかく別格という気がしますよ。
なお、フィルターはやはり純正の方が良いかもしれません。だいぶ高いですけど。
Nikon レンズフィルター ARCREST PROTECTION FILTER レンズ保護用 82mm ニコン純正 AR-PF82
アマゾンで13000円ほどです。それにしてもS24-70F2.8のフィルター口径は82ミリですか。
(フィルターを何度も付け替えたりするのは、もしもの場合、キズをつけたりとかホコリ混入とかがあり
ますので要注意ですね)

Sタイプ広角レンズはアルネオコートがありません。多分買ってもがっかりするかもしれませんよ。
それだとFマウントの広角ズームで十分という気がしてます。
NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
https://kakakumag.com/camera/?id=13551
NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
https://kakakumag.com/camera/?id=13551&page=2
とは言っても、広角ズームも良いですね。(^^ゞ フィルターが付けられるのもいいです。
それにしても24-70mm f/2.8 Sの描写はこのサイトを見ても、別格という気がしてます。とくに夕暮れ時
の撮影が素晴らしくて、その時間帯の撮影が多くなる私としては実に魅力的です。これはカメラの性能
も与っていると思います。(裏面照射型センサー)

このレンズとカメラで宵祭りや神楽の夜間撮影というのは最高の使い方でしょうね。もっともニコンZ6の
方がより向いているのですが。
最近のカメラには、高画素機と普通画素機の2機種が出てますね。ニコンもパナソニックもソニーもそう
です。(ソニーなんかは3機種も) こういうのは静止画と動画という区分けでもあるんです。
昔は低画素カメラでシャッターチャンスを追い、高画素機で風景を撮るという区分だったのですけど、
今は連写カメラが動画カメラになっちゃったんですね。しかしまあ、動画はやめたほうがいいですよ。
編集に時間がいくらあっても足りなくなりますから。(^^ゞ 編集は一切しないということであれば、動画も
楽しいんですけどね。単に記録動画として。

https://photoxp.jp/pictures/202657
Otus 100mm F1.4 ZF2
レンズコーティング技術の究極の姿がこれ、っていうところでしょうか。
ヌケの良さはど外れています。ほとんど中版カメラ用のレンズですしね。

ところで・・・
今回の新潟山形地震は、震度6強にしては被害が少なかったのですが、これは揺れの振幅が、周波
数が0.5秒と小さかったのが被害軽微に繋がっているそうです。これが2秒サイクルくらいになると木造
家屋は倒壊したかもしれません。(その分、屋根瓦はずり落ちてしまい、ブロック塀は倒壊しているよう
です)
とにかく、山形は運が良いですね。前回の震災でも山形は放射線被害を受けていませんから。

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イワユリ
Exif情報
メーカー名 NIKON CORPORATION
機種名 Z 7
ソフトウェア Capture NX 2.4.7 W
レンズ 24-70mm F2.8
焦点距離 70mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/80sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 -0.7
測光モード 分割測光
ISO感度 80
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 1981x1320 (1,721KB)
撮影日時 2019-06-19 03:36:44 +0900

1   zzr   2019/6/18 22:10

今が盛りです。
hdr+サイズ変更。

2   裏街道   2019/6/19 00:12

福岡からこんばんは。
住み難そうな場所にしっかり根を張って逞しく美しく生きってますね。
学ぶべき事がありそうです。
震度6の地震情報に6の驚いておりますが大丈夫だったでしょうか。

3   zzr   2019/6/19 08:46

裏街道さん、おはようございます。
大きな地震など久しぶりでびっくりしました。
強い揺れが結構長く続き東北の震災の時の事を思い出しました。
強震の割にそれ程被害もないようで、また、心配されてる例のものでもなくて良かったです。

4   裏街道 長崎   2019/6/19 14:23

某国営放送をみながら走っていたのですがトイレ休憩から戻ると
地震速報に変わっておりびっくりでした。
震度6の揺れで大きな被害が起きていないのは幸いでした。
新しいレンズを入手されたんですね、おめでとうございます。

5   zzr   2019/6/21 04:17

おはようございます。
この一週間は余震の可能性があって油断できないそうです。
レンズ、もう一つの方にすれば広角も一緒に買えたんですが。。夏ボに期待です ^^;

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鼠ヶ関漁港
Exif情報
メーカー名 NIKON CORPORATION
機種名 Z 7
ソフトウェア Capture NX 2.4.7 W
レンズ 24-70mm F2.8
焦点距離 30mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/2.0sec.
絞り値 F5.0
露出補正値 -0.7
測光モード 分割測光
ISO感度 80
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 1981x1320 (1,369KB)
撮影日時 2019-06-19 04:26:03 +0900

1   zzr   2019/6/18 22:08

レンズが届いたので試写に出かけたのですがイワシの大群が来ていて釣りになってしまいました ^_^;
サイズ変更のみ。

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胆沢城
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp0 Quattro
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 14mm F4
焦点距離 14mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/30sec.
絞り値 F4.5
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 125
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2704x1808 (6,306KB)
撮影日時 2019-05-04 21:04:19 +0900

1   kusanagi   2019/6/13 00:17

古代日本の領土は西暦750年ごろで宮城県北部と秋田県までだった。
という記述が見えますが、面白いことに私の最初の東北行は山形と秋田までであり、2度目の今回は
福島と宮城、そしてほんの少し岩手に垣間見ただけでした。
もし私が朝廷軍だとすれば、西暦750年の時代に合致しているわけですね。それは西日本から見れば
日本海側は比較的近くて、太平洋側は遠いのです。ここらあたりは現代の東京関東を中心にしてみる
見方とは随分と違います。

それにしても岩手県というのはあまりにも此方からは遠くて、ピンとこないのですが、岩手県の面積は
15,278平方キロメートル。そして四国の総面積18,300平方キロメートルなので、若干四国のほうが大き
いですがほぼ匹敵すると言えば、やはり驚いてしまいます。
「地図遊び」
http://fanblogs.jp/oortcloud/archive/124/0

もっとも何度も書いたように、東北の道は走りやすくてあまり距離感を感じないところがあります。
実は今回の東北行も、震災跡は止めにして会津から一気に岩手県を北上して十和田湖まで行こうか、
という別プランもあったんです。途中、遠野なんかを見学してですね。
しかし奥磐梯で出会ったご夫婦にお会いして、強く福島の震災跡の見学を勧められて、もう腹は決まっ
たというわけだったのです。
震災跡を見るのは苦しいだろう、という予感は当然にあり、できることならば避けてとおりたいというの
はごく普通の人情ですね。

もしも今回、福島原発被災地を避けて通っていれば、私はハッピーのままで今も過ごしていただろうと
思いますね。(^^ゞ しかしそうはならなかったというのも何の縁みたいなものです。
福島原発被災地は私の心の中のがん細胞のような位置を占めてしまったという気かしています。これ
を取り除くことはできないように感じられます。

そうだ、話は岩手県でした。(^^ゞ 胆沢市まで行ってきました。その途中、平泉も寄りましたがこれは
オマケみたいなものです。本命は胆沢城跡です。もっとも城柵跡は田圃の真ん中位で遺構らしきもの
は何もないのですが、その周囲の雰囲気を体験したかったのですね。
そんな程度で岩手を知ったことにはならないのですが、とりあえずはタッチをしたよっていうところです
かね。(^^ゞ もし3回目の東北行があるとすれば、こんどは胆沢城から北上して青森まで行ってみたい
ですね。そして津軽を回って日本海側にそって帰郷するというルートになろうかと思います。
とにかく岩手、陸奥の国は私にとっては未知の国です。

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猪苗代湖
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp0 Quattro
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 14mm F4
焦点距離 14mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/125sec.
絞り値 F9.0
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2704x1808 (3,869KB)
撮影日時 2019-04-30 21:11:47 +0900

1   kusanagi   2019/6/12 23:25

ウィキペディアによりますと、東北地方は北海道と同じく北アメリカプレートに属しているとあります。
東北や北海道の、あの緩やかで広大な山々の光景写真をみておりますと、他の日本の風景とは
随分と違うと感じるのですが、その主な原因が西日本のユーラシアプレートとは根本的に成り立ち
が違うっていうことなのかもしれませんね。

日本列島にはもうひとつ異質な光景があって、中部山岳地帯ですが、これはフォッサマグナ地帯
も含めてこの日本列島の成り立ちと深い関係があります。巨大なプレート運動の褶曲の力でもって、
世界的にも稀な高い峻険な山岳帯が形成されたからです。同様に列島を東西に走る中央構造線の
山脈地帯もそれに次ぐものかもしれません。

とにかく東北地方の自然のスケールは西日本と随分と違うのですが、不思議に香川に住む私には
東北の光景に違和感がないんですね。それは香川平野というものが特殊な地形だからかもしれま
せん。香川県はとにかく狭いのですが、山々は低くてなだらかです。実は山の天辺は急傾斜なので
すが麓は緩やかです。
この香川独特の自然地形は瀬戸内全般に共通していて、もし瀬戸内海が干上がってしまうと広大な
平原が生まれるのですが、その風景はきっと東北地方に似ていると誰もが感じるでしょうね。
香川平野は特別に、その想像上の瀬戸内平野が陸地化しているだけなのです。

香川や瀬戸内平野が東北に似て緩やかな傾斜をしているのは、これは水の侵食による老齢化した
地形のせいです。かたや東北や北海道は北米プレートという元々のプレートの成り立ちの違いから。
とにかくスケールこそ違え、その山の形から香川に住むものは東北の地形に違和感がないのです。
これは車で走っても直ぐに分かります。香川平野や東北を走ってもエンジンに負荷があまり掛かりま
せん。各平野をつなぐ峠なんかもなだらかで低いですしね。
ところが四国の山々を走ると一変します。エンジン全開が続くんですね。

東北の道の走りやすさと言ったら、山はあるけど山はないという感じで、もし車ではなく昔の馬に乗って
しても同じように感じるんではないでいかね。考えてみると戦で馬が本当に使えるというのは東北だけ
ではないでしょうか。だいたい日本の戦国時代の戦などは歩兵が主で騎馬なんてのはわずかでは
なかったですかね。武田軍の騎馬軍団なんて言いますけど、
https://www.lymphocyte-bank.co.jp/blog/etcetera/1966003/
あんなのは局地戦だけの利用でしょう。本当に馬に乗って山野を縦横に駆けめくるっていう本当の馬
の使い方なんて、日本ではもしかしたら東北でしかやれなかったのではないでしょうか。

北海道はもっと広くて、自衛隊の戦車で北海道でしか使えないという大型戦車がありました。(^^ゞ
その戦車はもう時代遅れで、今はもう日本全国どこででも走れて空輸もできる小型戦車や双輪の戦車
になってますね。

とにかく地形というのは移動ということに関しては大きな意味を持っていて、歴史や政治経済を考える
上で重要な事柄ですね。
東北は、ミニチュア香川平野の拡大版であるというのをつらつらと書いてきましたが、しかしそれ以外
のことはまるで違います。というか圧倒的に違うんですね。(^^ゞ
気温が違う。空気や空の清さが違う。水が違う。米の美味さも違う。そして植生が全く違います。雑草
から樹木までぜんぜん違うのです。
そういうのは私には現実感が今だに伴わなくて、なんだか天国がどこかに迷い込んだのではないかな
という、そういう気分なんです。(^^ゞ 東北から帰ってきてしばらく経つと、あれは夢のなかでの出来事
だったのかな?という、そういう感じです。海外旅行から帰ってくるとそんな気分になるのでしょうが、
まさに私にとって東北とは海外そのものかも知れませんね。

ふと思ったのですが、東北は馬で車で走るのに適しているのですが、それを言えば瀬戸内は船で走る
のに向いているということです。南船北馬なのか、と言えなくもないですね。(^^ゞ
潮の流れなんか関係ない高出力のプレジャーボートならば、縦横無尽で瀬戸内を走り回ることができ
ます。その爽快感は東北の高速道を思わせます。

2   zzr   2019/6/16 05:09

おはようございます。
濡れた路面と曇り空、いい雰囲気です。この位の明るさの風景もシグマは得意ですよねー ^_^

会津若松から49号を西進して猪苗代湖沿いに出た辺りの気がしますがこの風景ありましたっけ。。
もう少し行けば左の方に磐梯山の稜線が見えてくる筈ですがこの天気だと山は見えなかったですかね。
この手前の方から少し左に入った所にシグマの工場があります。
広い受付フロアには製品の展示棚や色々な掲示物とかがありました。

東北の道は走りやすかったですか。
瀬戸内は高速からの眺めしか見てないですが地形の変化が大きくて道も複雑そう。
いつか走ってみたいものです。

3   kusanagi   2019/6/17 20:38

メイドイン会津シグマ動画
https://www.youtube.com/watch?v=FUFy9RfdG3w
https://www.youtube.com/watch?v=y2JJrn66A80
https://www.youtube.com/watch?v=fdF3RG0DDYw
https://www.sigma-global.com/jp/about/made-in-aizu/
こんな感じで、シグマは積極的に会津を押し出していますね。この会津の豊かな自然があったれば
こそ高度な精密機械ができるのだというわけなのです。
実際にそのとおりで高度な自然環境というものがなければ、高度な文明の製品はできないのです。
たとえば中国はこれが弱点で、清い水、澄んだ空気、緑の環境に育まれた人材に乏しいですから、
自ずと出来上がる製品には限界があるというわけです。

そもそも私の東北行は、お米の産地の旅でもあるのですが、よいお米ができる産地は自然環境が
高度なのです。自然環境に高度という言葉は不自然かも知れませんが、とにかくその環境の高度さが
美味しいお米や優れた工業製品も産むということになり、そもそも豊かで高度な自然環境を作り上げる
ということ自体が、文明発展の肝心要であるということだと考えているのです。
自然環境というのはただそこにあるというのではなく、人間が働きかけてつくり上げるものなのです。
言わば自然と人間との共同作業です。膨大な歴史の時間をかけて日本列島は隅々までより高度な
自然環境を作り上げてきました。ある意味、日本の歴史とはそういう自然環境を作ってきた歴史でも
あるんですね。(それを言えばフクシマ原発災害は歴史上最大の汚点であるということになります)

写真家は神が創り上げた大自然こそが素晴らしいと考えるかもしれませんが、私はそうではなくて、
その大自然に人間が働きかけて造った、より高度な自然こそが価値あるものだと考えているのです。

シグマの工場は連休中なので行っても仕方がないだろうということで行きませんでしたが、あとから
思うとちょっと工場の全景でも見たかったなあって。(^^ゞ

この写真の撮影地は国道49号線ではなく、県道9号線に南下した直後のところです。湖面に沿って
走ることができます。

東北の道は緩やかで直線が多く橋もトンネルも少なくて、ちょっと距離感覚が此方とは違いますね。
こちらも高速道を走る限りは東北と変わらないのですが、一旦降りて一般道を、特に山岳地帯になる
と、いつまで走っても目的地に着けないということになって、時間に余裕を持たせていないと慌てること
になります。気をつけないといけないのは過疎地はガソリンスタンドが少ないんです。私は紀伊半島
でガス欠寸前になりましたからね。山道は思いの外ガソリンを食います。以来、ガソリンはコマメに
給油することにしています。

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猪苗代湖
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp2 Quattro
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 30mm F2.8
焦点距離 30mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/250sec.
絞り値 F6.3
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2704x1808 (4,774KB)
撮影日時 2019-02-28 16:48:05 +0900

1   kusanagi   2019/6/12 23:15

自然の湖を持たない四国の人間からすれば、巨大な水たまりである湖は憧れとなるのです。
猪苗代湖は面積としては103㌔平方㍍で日本で4番めに大きな湖ですが、2と3番が霞ヶ浦と
サロマ湖という純粋な湖ではないので、この猪苗代湖は琵琶湖についで2番めの大きな湖と
言ってよいでしょう。
裏磐梯から山越えで猪苗代湖に行ったのですが、最初に遠目に垣間見た猪苗代湖の巨大さ
に驚いてしまいました。この湖は磐梯山の山崩れによってせき止められた湖だろうと思います。
堰止湖の分類ですかね。本来は大きな盆地というか平原であるところに水が溜まって湖となった
わけですね。これは人工的な溜池と同じ成り立ちなので私としては親近感が出てきます。
(調べると猪苗代湖は、地殻の一部が分断されて上下にずれると高低差が生じて窪地が形成さ
れるという断層湖というらしいです。バイカル湖、琵琶湖、諏訪湖などがそうです。これに堰止湖
の要因が加わったのかもしれません。)

猪苗代湖は大きな湖なので、湖沿いの道を走ると、ふと瀬戸内の光景に似ているなっていう
シーンが多々ありました。実感としては入江の海という感じてす。しかし湖ですから塩水ではなくて
貴重な真水であるということに意義があります。塩水は農業用水や工業用水や都市の水道には
使えませんから。この猪苗代湖の水が会津盆地の農地を満たしているということで宝の水でも
あるんですね。

ついでに言うと奥磐梯の湖沼群の水は磐梯山の麓を周って猪苗代湖に注いでいます。それらの
河川は会津盆地を満たしてから阿賀川となって新潟の日本海に流れ落ちるんですね。
地理的には会津盆地は日本海と太平洋の真ん中に位置するんですけど、地形的には日本海側に
属すると言ってよいでしょう。山形盆地も最上川でもってそういう位置関係にありますからね。
福島と山形は近くて、奥磐梯の山を超えて北上すればそこは山形県の米沢市になります。(桧原湖
で地元の人が教えてくれました) 
そして会津若松や喜多方の会津盆地を加賀川に沿って下れば、そこは庄内の酒田市ではなくて、
新潟市になるんですね。そんな感じで、何とも山形の地形と似ていることに驚いています。

ところで地図を見ながらふと感じたことなんですが、自然のダムとも言える猪苗代湖の水を中通りの
福島市や郡山市に持ってこれないかな?ということです。今は地形的に会津盆地に流れ込んでいる
のですが、会津は会津で本来は阿賀川の水系の盆地です。別に猪苗代湖の水が無けれれば困る
ほどでもないでしょう。他方、中通りには阿武隈川が流れていますが西東北ほど水は豊富ではない
かもしれません。
猪苗代湖から中通りまで走りましたがさほどの山脈はないですね。用水路を掘っても難しいことは
ないように感じます。そして猪苗代湖の水は磐梯山の火山岩地帯の良質の水ですので、その水で
米を作れば美味しくなるはずです。
ここまで書いていて、もしかすれば既にそういうのは実現されているのではないかと思い、調べて
みると、これは既に、安積疏水(あさかそすい)や新安積疏水となって実現されていました。
http://www.maff.go.jp/tohoku/nouson/zigohyouka/zigohyoukatop/pdf/h28sinasakakisokouhyou.pdf
そういえばお昔、学校で習ったような記憶が・・(^^ゞ

さらに想像を逞しくしてみますと、猪苗代湖の水位を低めればそこには膨大な耕地が自然と生まれ
ます。とにかく猪苗代湖の膨大な水と、その広大な面積がもったいないなって思いました。猪苗代湖
を干上がらせれば、ほぼ八郎潟干拓地と同じくらいの新たな農地が生まれるのです。(全部を干拓
することは出来ませんが半分くらいは容易に出来そうです。)
猪苗代湖の湖底はフラットだろうと思いますので大型機械農法が可能ですね。
原発災害で失われた国土を取り戻すっていう意味でもこういうのは考えてもいいんじゃないですかね。

この猪苗代湖干拓構想、誰かが考えていないかなって調べたのですがあまり見当たらないようです。
正直言って、放射線災害で汚染されたところは捨てるしかない、というのが私の感想です。数百年も
すれば取り戻せるのですから未来永劫失われるということではありません。
とにかく現時点で除染だ何だと言ったところで今はどうしようもないじゃないですかね。除染事業は
無駄な公共土木事業になっているという見方をする人もいます。
ならば積極的に新たな土地を造ればいいんです。その格好の土地が同じ福島県の中にあるじゃ
ないかということです。除染に注ぐ膨大な税金を猪苗代湖干拓に回してくれれば、10年20年で湖を
緑の大地にすることが可能です。勿論都市も工業団地も造れますし。
(もっともこれからの日本人口が激減していく時代になりますから、土地は余ってくるということになり
ます。いまさら農地も干拓も必用がなく、新しい土木工事などは出来ないでしょう。)

「帰還困難区域」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/kaihatu/016/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2013/10/02/1340046_4_2.pdf
帰還困難区域の人口・面積は約2.5万人・約337k㎡となっています。猪苗代湖の約3倍の面積なん
ですね。もしくは琵琶湖の面積670.4 km²の半分です。
378,000 km²とは日本の国土面積ですが、その0.1%の面積が失われているのです。住むことも使う
ことも出来ません。

参考までに、おさらいとして・・
原発の放射線被害のことはなかなか分かりにくいのですが、小出裕章氏の話がわかりやすいように
思います。長いので時間のあるときに。
「小出裕章『3.11から7年 放射能のいま…』2018.1.20」
https://www.youtube.com/watch?v=-vM0OXmYiF4&t=6636s

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猪苗代湖
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 sd Quattro H
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 18-200mm
焦点距離 18mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/125sec.
絞り値 F8.0
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 3088x2056 (8,252KB)
撮影日時 2019-04-30 21:43:41 +0900

1   kusanagi   2019/6/12 23:09

猪苗代湖の南東部に当たる浜辺です。あいにくの小雨で磐梯山は霧の中。
風があれば湖面は波立ちもしますが、この日は沖には波があっても浜辺は静寂に包まれていて、
なんとも不思議な感覚に戸惑うほどでした。この不思議な静謐感を感じられたことに大いに満足を
して未練を断ち切りこの湖を発ちました。

瀬戸内の遠浅の浜辺は、私には当たり前の光景ですが、他県から来た人に聞くと、さすがに海だから
波打はあるのだけど、とにかく穏やかで優しい浜辺に感激をすると言います。
そして夕日が素晴らしいと。(これは湿度が高いことと関係があるかもしれない)
太平洋や日本海を見慣れた人々からすると、内海とは独特なものなんだろうということですかね。
その穏やかな内海を見慣れた私から見ても、猪苗代湖の静寂な優しさは驚きだったのです。
ここはもしかして天国なのか?と錯覚をするほどに。(^^ゞ 
不思議に燕が無言でせわしなく飛び交っていました。

東北へ行くと、しばらくは東北病とでもいうものに陥ってしまい、こちらの香川の光景に無感覚になる
んですね。一種の鬱ですかね。(^^ゞ それで現実感を取り戻すにはしばらくの時間がかかります。
しばらく遠ざかっていた瀬戸内の遠浅の浜辺に行ってまいりました。1キロほどの自然の砂浜の海岸。
誰もいない私だけの浜辺です。そこをいつもの様に裸足で波打ち際を歩いてみました。
猪苗代湖と比べれば、まず小さいながらも立派に波があり潮騒の音がします。瀬戸は干満の差は
激しいので、総じて水か(潮が)生き生きとしているということ。そして砂浜には貝やカニや様々な虫達。
浜辺を歩く足にボラが驚いてくるくるとご愛嬌。
そして海と空には夕日が。あいにくの曇り空と多量の湿気が幻想的な色模様を出してくれています。
そして潮の匂いがなんともいえません。
燕がピイピイといいながら飛んでいました。

つまり瀬戸内は猪苗代湖に比べれば圧倒的な生命感にあふれているのです。清潔感はないかも
しれませんが、浜辺に打ち上げられた生活ゴミも含めてその命の躍動感は全く違うんですね。
瀬戸内は泥臭い現世そのものなんですし、猪苗代湖は、今にして思えば私には天国のようだったかも
知れません。
東北は本当に美しいのです。信じられないほどに透明感があり、広大で遠目が効いて本当にこの世の
ものとは(私には)思えないほどなのです

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磐梯山
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 sd Quattro H
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 18-200mm
焦点距離 33mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/400sec.
絞り値 F13
露出補正値 -0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 3088x2056 (6,948KB)
撮影日時 2019-04-29 22:12:01 +0900

1   kusanagi   2019/6/12 23:06

昔読んだ漫画で、髙橋ツトム氏の『SIDOOH/士道』(しどう)のがありました。
その中に猪苗代湖を配下に遠望する磐梯山の光景が印象に残っていたのです。
https://aplac.net/thisweek/essay849/849.html

この写真は奥磐梯の桧原湖(ひばらこ)なので猪苗代湖ではないのですが、そもそも奥磐梯の
湖沼群は、明治の中頃の磐梯山の水蒸気爆発でできた新しい湖なので、上の漫画の幕末時代
には存在しませんでした。

会津磐梯山は宝の山よ♪という民謡がありますが、噴火と山崩れを繰り返して湖を造るっていう
のは何とも壮大で、火山がない四国では想像の他だったのです。
四国にも過去のカルデラの名残があるようで、石鎚山がそうなんです。しかし日本列島ができる
ころの話ですから大昔ですね。それでも独特の風景があって、他とは何か違うって感じます。

この磐梯山や裏磐梯の湖沼群はジオパークの気分として散策しましたが、また今回の原発災害
との比較も私の脳裏に上がりました。
磐梯山の水蒸気爆発による山崩れはスケールが大きいのですが、数百年に渡って人が住めなく
なるというのではありませんでした。被害額としては原発の方がはるかに上でしたね。
時間さえあれば山にも登れるのでしょうけど、後に控えている浜通りの震災避難地区の予定があり、
それでも裏磐梯に1日、猪苗代湖に1日と過ごすことができました。なんとも会津はいい。心底そう
感じました。

2   zzr   2019/6/16 09:21

こちら桧原湖ですか。
この先にある五色沼に行った時に通った事がありますが磐梯山がきれいに見えるんですねー。冬の風景も良さそうです。

3   kusanagi   2019/6/17 20:44

桧原湖は、ほぼグルっと一周しました。かなり大きな湖ですね。景観はバツグンです。あと秋元湖も
堤防を歩きました。(湖が改造溜池になっていて水力発電もしています。堤防からの磐梯山も綺麗で
した) 小野川湖は横を車で走っただけの撮影。
翌日予定していた五色沼は、天気がますます悪くなり良い景色は期待できないだろうということで、
屋内の噴火館の見学にあてました。それから猪苗代湖に進みましたが、2日間は湖三昧でしたね。

今回の東北行では5000ショット撮影したのですが、まだ殆ど見れていません。まあ、撮った写真は
逃げないのでそのうちじっくりと見てみたいと思ってます。
今回の東北は前回と違って、震災跡地、とくに原発被災地などを訪れましたので、精神的にヘビーな
旅でした。その心の重さっていうのはまだ全然取れていません。
考えてみると震災というのは一種の戦場だったというか、そういう意味では戦場の兵士やカメラマンが
罹る、PTSD(心的外傷後ストレス障害)に近いものがあるのかもしれません。
まっ、そんなに大げさなものじゃないですけどね。(^^ゞ
震災から8年経ってもそうなのですから、震災直後に訪れたとすれば大変なショックだったでしょうね。
ましてや、実際に自らが被災し家族をなくし、また棲家を追われた当事者の方々はどんな気持ちで
いるのかは、私には想像すらできかねます。

震災跡見学ショックでも実は2種類あるようです。ひとつは2万人もの命を一瞬にして奪った津波被害。
もう一つは目には見えないがしかし長く尾を引くだろう原発震災。私にとって今だにストレスを感じてい
るのは後者の方です。原発被災地は今だ戦争が続いているのですね。
政府は東京オリンピックという祭りを誘致しましたが、それは国民から東日本大震災の心の傷を取除
こうという思惑があるんだろうと思います。それは確かに津波被害には通用するかもしれませんが、
現在も未来も進行形の原発被害には何の効果もありません。その地には時間の経過だけが唯一の
解決策となるしかないのです。

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夕景 南淡路
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS-1Ds Mark III
ソフトウェア Photoshop Lightroom 5.7.1 (Windows)
レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
焦点距離 47mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/500sec.
絞り値 F10.0
露出補正値 -1.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 3684x3684 (2,730KB)
撮影日時 2019-06-07 03:16:53 +0900

1   裏街道   2019/6/8 21:47

明日はお休みですのでのんびりです。

2   kusanagi   2019/6/8 23:52

裏街道さんの、滅多にないだろうと思われる休日、どうぞゆっくりと休んでくださいな~。(^^ゞ
そうですか、月曜日からは鹿児島行きですか。

高速道の、鳴門=高松間がこの5月、全線複線化しましたので、京阪神から四国に渡るのには、
ますます明石・鳴門ルートが便利になりました。
そこに淡路島があったればこそのルートですが、ほとんど通過の道だけを提供している感じの
淡路島なんですが、まあ地味な島ではありますね。思いつくのは牛乳と玉ネギくらい。(^^ゞ

大鳴門橋に車を止めての渦潮撮影は、ちょっと問題がありますかね。しかしまあ、愛媛今治の、
来島海峡大橋は歩いて(レンタサイクルで)渡れます。渦潮も見られます。私も高所恐怖症ながら
撮影をしつつ歩いて渡ったことがあります。車道側にへばりつくようにして歩きましたが。

四国の山道(香川を除く四国)は落石が多いのです。大雨や台風の後が危険です。落石はだいたい
路面に割れて散らばっているのですが、これを踏むと危険です。タイヤを破損する場合があります。
凝灰岩の岩石はたとえ脆くなった石でも切り口が鋭利で、容易にタイヤを傷つけるんです。
小型車だと避けられる場合でも大型車だと、えい面倒だ、ということで踏むと痛い目にあいます。
私は落石を見つけると停車して片付けることにしています。でっかい岩は無理ですけどね。
こういうことがあるので私は県外を走る時はスペアタイヤ2本搭載で行くのですが、幸いに今まで
パンクしたことはありません。

3   裏街道   2019/6/9 10:54

【鳴門=高松間がこの5月、全線複線化しましたので】

そうなんですよね、前回松山向けで走りやすさを実感しております。
後ろの車を気にしないでオートクルーズを経済速度に設定してのんびり走れるのがありがたいです。
この先チャンスがあったら海沿いのR196の風景を楽しみたいと願っております。


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明石海峡令和元年6月6日
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS-1Ds Mark III
ソフトウェア Photoshop Lightroom 5.7.1 (Windows)
レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
焦点距離 24mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/640sec.
絞り値 F8.0
露出補正値 -0.3
測光モード 部分測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 3499x2333 (5,119KB)
撮影日時 2019-06-06 19:22:54 +0900

1   裏街道   2019/6/6 23:04

某権力からの監査が終わりある程度自由に走れる日常が返ってきました。
走りたい道を走りたいように(道交法は厳守)走れる事は気分の良いものです。
貨物船や漁船の往来が多い明石海峡で船のない風景は珍しいのかもしれません。

2   kusanagi   2019/6/8 00:01

自動車というのは自由の象徴みたいなところがありますね。これが自由の発祥の地、アメリカだと
国土が広いのでよけいにそう感じるのではないですか。
裏街道さんだともう日本全国、走らなかったところはないという具合になってると思いますが、とにかく
日本は狭いわ。(^^ゞ というところでしょうか。
私にしても、まさか自分で、しかも小さな軽自動車で千キロ駆けって東北まで行けるっていうこと、昔は
想像すら出来なかったですね。もちろんそれは高速道のお陰なんですけど、とにかく自分で運転して
数千キロの旅ができるということ。これを知ったことはある意味、自由を手にしたということでもあるん
でしょう。

高速道は普通の道路と、軽飛行機の間の位置にいるという気がしているんですが、海上大橋を渡る
時は正にそう感じます。四国はこの大橋が3ルートありますので何時でも飛行機気分を味わえるの
ですが、高所恐怖症の私にはそう手放しで嬉しくはないんですね。(^^ゞ
それにしてもこうして写真を見ると、こんなに針金細工のような狭い橋の上を、皆んな平気で走って
ますよね。ポキッと折れたらもうそれでおしまいですよ。数十メートル上から海上に落ちれば絶対に
助かりませんから。

四国の高速道は、山間部を走りますのでトンネルも橋も多くて、とにかく橋の上を走るときが危ないの
です。風が強いですしね。その点、東北はあまり橋がなくて安心して走れました。

3   裏街道   2019/6/8 16:12

本州と四国を結ぶ橋上に駐車して風景を楽しみたい衝動は常にあります。
特に鳴門海峡大橋上からの渦潮を絡めた風景を撮ってみたいです。
まぁ、車を停めて海を覗き込んでいたら『自殺志願者だ!』と通報されてしまいそうですが・・・。(^_^;)
先月、熊本の某道の駅で出会った八幡平のお方は『四国の山道には参った。
落石を踏んでタイヤを2本もダメにしてしまった』と渋い顔をしておられました。
また『右も左もわからず困っていたときに地元のお方が全て手配してくれ
ありがたかった』とも。
月曜日から鹿児島へ走ります。
大雨は勘弁してほしいなぁ~。

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タイムスリップ
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp0 Quattro
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 14mm F4
焦点距離 14mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/200sec.
絞り値 F11
露出補正値 -0.7
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2704x1808 (8,039KB)
撮影日時 2019-05-02 20:48:07 +0900

1   kusanagi   2019/6/4 22:08

天安門事件30周年 当時の写真2000枚を初公開 「大紀元時報※」
https://www.excite.co.jp/news/article/EpochTimes_42637/
https://www.excite.co.jp/news/article/EpochTimes_42637/?p=2
https://www.excite.co.jp/news/article/EpochTimes_42637/?p=3
https://www.excite.co.jp/news/article/EpochTimes_42637/?p=4
https://www.epochtimes.jp/djy/about_djysb.html

>当局の情報封鎖で今の中国の若者は事件の存在さえ知らない。事件の様子をカメラに収めた、当時19歳の大学生、劉建(Jian Liu、仮名)さんですら、この30年でフィルムの存在を忘れていた。
>数年前、アメリカに渡った劉建さんは、少しずつ心の奥にしまい込んだ記憶を取り戻した。劉さんは今年の6月4日は事件の30周年記念日だと気づいた。30年前、天安門広場で50日間カメラを構え続け、当時の様子を撮影したのを思い出した。
>「フィルムはどこだ?どこに置いたか?現像できるのか」と心配していた劉さんはこの2カ月後に、分厚いほこりを被った大量のフィルムをやっと見つけた。しかも、フィルムはきれいに現像できた。
>劉建さんは銃声が響くなか、家まで走って逃げた。その後、劉さんは中国当局にフィルムを没収されないように隠した。以後30年間、撮影したこともフィルムのことも、記憶の深い底に封印した。
>劉建さんはこの2000枚以上の写真の公開を大紀元時報に託した。アメリカにいる友人が劉さんに大紀元時報を薦めたという。友人は他のメディアに写真を公開すれば、中国共産党による海外での浸透活動で、劉さんの身の安全が危険にさらされる可能性があると言った。


劉建さんが撮られた写真は1989年ですからね。もう随分と昔のことなんですけど、いまこの時点で
天安門事件の写真が劉さんだけでなく各所から出ているということは、米国が本気になって中国共産
党叩きを始めたことと関係があるのかもしれません。しかしそういう政治的なものとに関係ありなし
でも、やはり劉建さんが撮られた写真には迫真の価値がありますし、見事な撮影だなって感じます。
未現像のままで保管されていても、カラー写真は少し退色がみられるものの、殆ど劣化していない
ことに驚きますね。フィルム写真というのは侮りがたいという気がしました。
30年経って現像され日の目を見た写真は、つい数カ月前に撮影されたのではないかという錯覚すら
覚えてしまいます。
(未現像フィルムということが返ってよかったのかもしれません。パトローネに収められさらに塩ビの
容器に入れられたフィルムはキズとか光やカビの侵入を防ぎますから)

この場合、写真論として肝心なのは、写真を撮ったことすらすっかり忘れていた劉建さんが、現在この
写真を発表する意義を見出したというか、使命感というものに至ったということです。その決意という
ものがなければ、この写真は最初から存在していなかったのと同じになったわけですからね。
過去からタイムスリップでやって来たような写真。なんとも不思議を感じますがこういうのがあるから
写真というのは面白いって思います。

2   裏街道   2019/6/6 22:58

中国共産党独裁政権を中国の国民が認めているのならそれに対して
意義を唱える事はないけれど共産党の流儀を地球規模に広める動きには
断固抵抗する・・・力はないかなぁ~。

3   kusanagi   2019/6/8 00:01

「戸籍アパルトヘイト国家・中国の崩壊」川島博之著(講談社α新書2017年)という本があるのですが、
・・・2049年、中華人民共和国は建国100週年を迎えますが、そのときまで現在と同じ権力構造が
維持されることはありません。断言してもいいでしょう。・・・
という下りがあります。中国のことを本当によく知っている人の言うことですので、間違いがないと
思います。しかし良くなるとかどうかは言っていませんので、むしろ悪くなる可能性が高いかも知れ
ませんが。(^^ゞ
とにかく中国の中国共産党の覇権はやがて終わるということです。そもそも本当の実力などない国
ですから、たんに運が良くてバブルに終わっただけ、一時の中国の夢を見ただけってことになるんで
しょうね。
日本にいるとマスコミの報道が中国礼賛というか実力以上の見せかけ報道をしていますので、中国
があっけなく滅ぶということが想像しにくいかもしれませんね。

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明石SAの空
Exif情報
メーカー名 Canon
機種名 EOS-1Ds Mark III
ソフトウェア Photoshop Lightroom 5.7.1 (Windows)
レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
焦点距離 24mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/250sec.
絞り値 F9.0
露出補正値 +0.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 3500x2333 (2,603KB)
撮影日時 2019-06-04 02:06:22 +0900

1   裏街道   2019/6/3 20:03

こんばんは。
明日、瀬戸内市で帰り荷を積むために今夜はWi-Fiが
ある程度スムーズに使える明石SAにての車中泊です。
Yモバイルの場合アドバンスモードだと無制限に使えますから
休憩や車中泊の場所選びの第一条件はWi-Fiのアドバンスモードが使える所です。
もうすぐ梅雨がやってきますから晴れの日は貴重ですね。

2   kusanagi   2019/6/4 22:02

「ノートパソコンやタブレットPCでネットを外で使う方法」
https://netsurbible.com/notepc-tablet-internet
「ポケットWi-Fiのアドバンスモードとは?」
http://yasashikunet.com/pocketwi-fi-adv/
https://4net.jp/pocket-wifi/advance/
「明石サービスエリア」
http://www.w-holdings.co.jp/sapa/2147.html?
ワン公のマークがソフトバンク(Yモバイル)のワイファイのようです。

こんな感じで裏街道さんはやっているみたいですね。ちょっと勉強になりましたが、
とにかく自分ではやっていないので、なんとも・・・ (^^ゞ
今の時代、もう移動通信システムがないと生活ができないという感じになってますね。
私は今でもスマホは持ちません。電話は古いPHSで十分ですし、メールなんて必要なし。
車中泊は偶に、という程度ですからね。今回の東北行の車中泊でも夜はもっぱらゲットした
各地のパンフレットを読んでいました。新たに導入したLEDランプが頼もしかったです。(^^ゞ
(文明の恩恵も少しばかり受けてます)
偶に他人様のスマホで電話する時があると、ガンガンに頭痛がします。皆さん、頭が強力
なんだなって感じます。そしてまたあの小さな画面を凝視できること。眼が強力なんですね。
頭も眼もよくない私にはスマホは無理です。
しかし車中泊や休憩中に、ノートPCだと画面が大きくて、キーボードもあるしで、ごく普通に
使えそうなのでよい感じですね。

3   裏街道   2019/6/6 21:46

スマホにしろPCにしろネットに繋ぐことができれば何かと便利なのは否定できない時代ですね。
しかしながら度が過ぎてしまうと病気の域に達してしまう危険性もあります。
ゲームに熱中するあまり引き籠ってしまったり運転中の使用で重大事故を起したり・・・。
私の場合は趣味だけでなく仕事上でも重宝しております。

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月山新道のパーキングで
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 DP2 Merrill
ソフトウェア Capture NX 2.4.7 W
レンズ 30mm F2.8
焦点距離 30mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/250sec.
絞り値 F11
露出補正値 -1.3
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス "\x00\x00\x00\x03"
フラッシュ なし
サイズ 1881x1254 (2,065KB)
撮影日時 2012-01-12 14:45:54 +0900

1   zzr   2019/5/30 02:56

通り慣れてる道も高いトラックの運転席からだと新鮮に見えます。
ただ橋の補修で交互通行になってる場所で右側を走るとこがあって、高所恐怖症のケがある私は軽く鳥肌でした。

2   kusanagi   2019/5/31 21:54

パーキングエリアのあるところはあまり見晴らしがよくないところが多いのですが、ここはそうでも
ないようです。位置は月山の南側でしょうか。山の雪が少なめです。
トラックは運転台は高くて見晴らしは良いのですが、橋なんかを渡るときは逆に見晴らしが良す
ぎて嫌ですね。(^^ゞ 
此方四国は、瀬戸大橋にしろ鳴門明石ルートにせよ、とにかく巨大海上大橋を渡らないことには
本州に行けませんから、その通過にはいつもヒヤヒヤで渡ります。これがまた長いんですね。
なぜ海底トンネルにしなかったのか、いつも疑問に思ってます。私は高所恐怖症ですが閉所恐怖症
ではないのでトンネルは平気です。しかし閉所恐怖症人は長いトンネルだと気が狂いそうになる
かも知れませんね。(^^ゞ

やはりメリルの画質は素晴らしいですね。私の場合は今回LOW-RAWというクワトロ方式をスポイル
しての撮影でしたから、ぜんぜん色が乗ってません。普通は通常RAWでクワトロ方式を活かした
現像での後に、改めて画素圧縮をすべきなのですが、全ては面倒だの一言で、低画質で撮影しました。
我侭な撮影ですけど全ては自分ファーストでやっていこうということで。(^^ゞ

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村山盆地
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 DP2 Merrill
ソフトウェア Capture NX 2.4.7 W
レンズ
焦点距離 30mm
露出制御モード 絞り優先
シャッタースピード 1/1250sec.
絞り値 F2.8
露出補正値 -1.7
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス
フラッシュ なし
サイズ 1623x1019 (558KB)
撮影日時 2012-01-12 13:56:21 +0900

1   zzr   2019/5/30 02:47

納品が終わった後農道に車をとめて一息です。
庄内から見る月山の雪は殆ど消えましたがこっち側からだとかなりありました。

2   kusanagi   2019/5/31 21:51

村山盆地とは山形盆地の別名という説明もありますが、もっと広域に、南の上山盆地と北の
尾花沢盆地も含めた地域を指すようですね。山形市を中核とした7市7町。
https://www.pref.yamagata.jp/regional/murayama_bo/introduction/murayama.html
とにかく広大な盆地で神奈川県よりも広いとのこと。
東北地方の盆地は広大でして、しかも信州のように山が高くないので、盆地のイメージでは
なくて平野という感じです。そういえば私が今回少し走ったところの北上盆地。この平野も実に
広大です。南北に長い、ということでは村山盆地と共通しています。
東北の盆地には他に、会津盆地、米沢盆地、郡山盆地、横手盆地がありますね。

東北を車で走って思うことは、距離の割には道が良いことや混雑がないこともあって、短時間
で長距離を走れるということです。それだけでなく山が峻険ではなくて道路が直線であるという
こともあります。トンネルなども少ないですしね。そういうのは北海道と似ているのかも。
これが四国や紀伊半島となると直線道路が少なくて走って見ると思わぬ程に距離があります。
地図上の思い込みほどには走れないんですね。もっとも高速道は別ですが。

今回の東北では、新潟市から会津盆地の自動車道を走ったのですが、当初の予定より早く
会津盆地に着いたことです。途中工事中で下道を走ったにもかかわらず。
また猪苗代から南相馬までは高速ではなく下道ばかり走りましたが、これも予想よりも短いと
いう気がしました。
新潟から浜通りまでは東北の地図で見ても東西に太いところなんですが、とにかく東北の山は
なだらかで車の移動には向いているという気がしますね。

東北から此方に帰ってきて、いつも残念に思うのは此方の空気がクリアでないということ。それで
遠望が利きません。その点、東北は空気が澄んでいてどこまでも見えるということで写真撮影
に向いているんです。何を撮っても絵になる、ということで羨ましいこと、しきりです。(^^ゞ

庄内側の月山に雪がなく村山盆地側だと雪が多い、というのは庄内平野が暖かいということ
なんでしょう。
トラックの運転席は高いので、座ったままでも十分に撮影できますね。

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牡鹿半島
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 sd Quattro H
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 18-200mm
焦点距離 18mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/200sec.
絞り値 F9.0
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 3088x2056 (6,938KB)
撮影日時 2019-05-03 18:03:38 +0900

1   kusanagi   2019/5/31 21:47

そうそう、撮影中は、カメラは手に持ってでないと意味がないですね。肩や首にカメラを掛けた
ままの歩きでは運動になりません。(^^ゞ

PCソフトウェアはそれはそれで楽しみなところがありますが、キヤノンの2000万画素くらいまで
のカメラだと、確かにスムーズに画像処理を楽しめるところがあります。
しかし現在のカメラはもう4000万画素オーバーのカメラが主流です。シグマ・クワトロHは通称
5000万画素のカメラです。ニコンZ7も4500万画素。シグマ・メリルも4600万画素。
ニコン850もソニー・アルファ7RⅢもキヤノン5DRもだいたいそんなところですかね。

うっかり多量に撮影してしまうと、あとで見直すことすら大きな負担になる場合があるんじゃない
でしょうか。
それで私は、もう開き直って1000万画素レベルのカメラでよいって言うことなんですね。(笑)
しかしクワトロHにしても貧弱なLOW-RAWではなく、当然に正常なRAWで撮るのがマトモで
素晴らしい画質を約束してくれるのは間違いのないところなんです。
しかし私の場合は作品ではなく記録として撮ってますので、どうしてもショット数は多くなります。
後の見なおしの事を考えると、やはり低画素低画質で撮っておくほうが楽なんですね。もしニコン
Z6を買うことがあれば私はJPEG撮影で行こうかって考えてます。

しかし最初から作品レベルで撮影し、多量ショットをする必用のない場合は、当然に高画素&
高画質で撮影しておくことになります。
それで今回は、『総データ量方式』という考え方をしてみました。記録手法で多量ショットをする
のであれば低画質で。作品的に高画質で撮影するのであれば今度はショット数を少なく。
案外に理にかなっているのではないでしょうか。(^^ゞ
例えばクワトロHのLOWはデータ量が通常の1/4ですから、今回のように5000ショットをしたならば
通常RAW撮影では1250ショットで押さえるべきだとということです。8日間の撮影でしたので1日
あたり150ショットくらいになります。フイルム撮影であれば1日4本。これでは記録撮影としては
少なすぎて、それで低画質のLOW撮影となったというわけですね。

*

今回は三陸は見ていないのですが牡鹿半島を回って感じたことは、その入り組んだ海岸線の
そもそもの海岸は瀬戸内と変わらないレベルの低いものだったんだなっていうことです。
確かに入江ばかりなので、直線海岸線の相馬市のような太平洋の荒波は来ないのですけど、
それにして海岸線が低く過ぎるって感じました。
こちらの高知だと常に台風の高波があって、漁村などは高い堤防で既に防御されているんですね。
また波打ち際に無防備に住宅地があるっていうことはありません。
考えてみると、東北の太平洋側は台風の被害というのはあまりないんですよね。日本海側だと
冬場の荒波があるんですが、太平洋側はそうではなかったのかも知れません。それで最初から
かなり無防備な海岸線だったような気がします。

高知などは戦時中に起きた南海大地震で壊滅的な被害を受けています。それでも記憶は遠くなった
と言いますか、危ういところは数多くあるんじゃないかって思いますね。以前横波半島とか土佐清水
なんかの漁港をみて回った時の記憶を思い出してみても、やはり東北と同じような被害がでるよう
に思います。
幸いに原発は太平洋側にはありません。東海の静岡だけですね。こっちの愛媛の原発は瀬戸内側
なので大した津波はきません。
まあなんというか、原発さえ大丈夫であれば何とかなるという気分です。
問題は警報が出て(地震が来て)、あとはいかに素早く高台とかに逃げられるかどうかです。
東北の実例をみんなよく知っているので、もたもたする人は皆無だろうと思いますが、それにしても
地震がきてから津波がくるまでの時間が早すぎます。それだけでなく震源地が陸地に近いので地震
の揺れそのものの被害が大きくなりそうです。特に山間部は。
しばらく高知の方に行っていないので、そのうち行っでみようかと考えています。

2   kusanagi   2019/5/28 23:09

久々ぶりのカメラネタで行こうかと思ってます。(^^ゞ
FringerのキヤノンEF→富士フイルムXマウントアダプター
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190524-00000067-impress-ind
なお、
Fringer FR-FX10 電子マウントアダプター(キヤノンEFマウントレンズ → フジフイルムXマウント変換)
で検索するとアマゾンで購入できます。

ミラーレス電子シャッターカメラこそが私のメインカメラなんですが、それでソニーアルファ、オリンパス
OM、そして富士Xマウントのミラーレスを使っているのです。
問題はレンズですね。私には新規にミラーレス用レンズを購入する余裕はありません。それでマウント
アダプターでもって(電子接点付きの)、デジイチ用のレンズを使い回すということをしています。
ソニーに関してはデジイチ用レンズが豊富にありますし、ソニー・ミノルタアルファレンズ、キヤノンEF
レンズ、シグマSAレンズと、ソニー製、シグマ製の各マウントアダプターで豊富なレンズを使うことが
できます。
オリンパスも同様で、オリンパスとパナソニックのフォーサーズ・デジイチ用レンズを使えますね。

ところが富士Xマウントミラーレスカメラに関しては、それができません。富士には純正品としての
デジイチカメラとレンズが無かったからです。(富士のデジイチはありましたがニコンのカメラを使って
ましたから)
富士Xマウントの純正レンズは高価ですし、また種類が豊富とも言えません。それで富士のカメラに
行き詰まっていたのですが、上記のリンクのように、サードパーティ製の電子接点マウントアダプターが
あるのに気がつきました。装着レンズはEFマウント。ソニーやニコン、ペンタックスと違い完全電子
マウント方式ですからできる話ですね。
とりあえずEF(EFS)マウントのレンズはそこそこ持ってますし、面白いのはEFマウントのシグマレンズも
動作するようですから、間接的に富士Xマウントのシグマレンズが出来上がってしまうわけです。



富士のセンサーは技術力が高く、その画質は素晴らしいのですが、使えるレンズが限られているの
ではあまり面白くないのです。いろいろと各社のレンズを試せるから、レンズ交換式カメラというのは
意味があるわけでして、富士のカメラに富士のレンズだけっていうのではどうしても限界があります。
どんなに最高と言える良いカメラとレンズだけの組み合わせだけでは人間は満足できません。
最高のカメラと最高のレンズ。それだけでは、そもそもそれが最高のもの、ということすら理解できない
のがユーザーです。良い悪いは、飽くまでも他者との比較で初めて理解できることなのですから。
真なる、よるべ【寄る辺/寄る方】の意味を知ることは大切なことなんですね。

それから、小型のミラーレスカメラに、大型のデジイチレンズを着けて撮影することには意味がありま
す。それはカメラ全体を大きく出来て、撮影時の運動効果を得ることができるからです。
ミラーレスカメラは小型だからよい。というのは既に時代遅れの流行です。そういうのはカメラ女子や
ガジェット好き兄ちゃんに任せておけばよいんです。
伝統的なハイアマチュア人間は、カメラを大きくして使う、もとより大きく重いカメラを使う、というのが
正統派のカメラマンたる所以です。

裏街道さんが高速道SAの、歩いての出口云々を書かれていましたが、これはSAに車を止めて、そこ
から写真撮影のための歩き運動をされるからなんですね。職業ドライバーにとって歩き運動は死活を
制します。
そもそも写真趣味の効用とは何か。いえ、写真趣味の目的とは何か。それは写真道なるものを極める
ことではなく、また芸を磨くことでもありません。そういうのはあくまでも建前なんでして、本当の目的は
健康と体力維持だけです。私はそう言い切ってしまいます。
写真趣味という金の掛かる趣味をして、その投資に見合うものは、この健康と体力維持しかないのが
本当ですよ。

ですからカメラなんてのは何でもいいんですが、ひとつ条件をつけるとすれば、ある程度の重さという
のがなければ良い歩き運動にはならないのです。これは当人の体格にもよりますが、最低限1キロ
グラムを超えなければカメラではない、ということです。重ければ重いほど良いカメラですが、重すぎる
と肝心の歩き距離が稼げませんからね。ほどほどでないと現実的ではありません。それで大型の三脚
を持つのは難しいです。
そしてカメラは持ちやすいのが良いカメラです。それでグリップの追加は良い選択です。グリップは
既成品だけでなく自作も視野に入れたいものです。

こういうカメラ運動の視点からすれば、軽く小さなカメラであるミラーレスを、デジイチ用の大きなレンズ
で満たすというのは間違いのないことなのです。それで準理想のカメラとなりますから。
とにかく、写真の本当の意味合いを忘れて、建前だけの思考をしていては人間、進歩ができません。
写真趣味とはまずカメラ運動であるということ。そのためにカメラを選ぶということ。まあ、それだけで、
他のことはさほどに必用がないですかね。



最近思ったのは、もうRAW撮影はしなくてもいいんじゃないかっていうことです。JPEG撮影で十分じゃ
ないのかっていうこと。写真趣味は撮影こそが大切なのであって、パソコンの前で座るのは最低限で
よいのです。ましてや画質なんていうものがナンボのものでしょうか。
画質はそこそこで良い。そう心底思います。

私の今回の撮影は画質をわざと落としての撮影でした。データはLOW-RAWでしか撮ってません。
クワトロHの装着レンズはAPS18-200と10-20というエントリーレンズでした。それで十分と考え、他の
レンズは持参しませんでした。
今回の撮影は被災地をメインにしたのですが、強く感じたのは、写真とはきっかけに過ぎずで、本当
に大切なことは、自分がその現場に立つことであるということでした。自分がその場を、自分の足で
歩いて、ついでに記録として写真を撮ったというに過ぎなかったことです。
そこにはイワユル写真ノの為の被写体を目指した写真というものはありませんでした。
ただこの私とカメラがあっただけです。

今回の最大の写真機材はむしろ車でした。後はコンデジで良いと考え、写真の大部分はdpクワトロ
ゼロでの撮影でした。LOW-RAWですから画質的には本当のコンデジそのもです。
写真の画質を意識して落とそう。それは2年前の東北行でもそうでした。古い1000万画素クラスの
カメラで撮影をしましたから。
それはなぜなのか。今に自問すれば、良い画質をゲットすればそれに反比例して、自分の眼で見た
記憶というものが薄くなるという予感がしていたからです。
その考えは今も変わっていず、それで今回も自信をもってシグマも低画質撮影をしたのです。結果として正解だったと思ってます。

それでは高画質&高画素のカメラで撮影する場合はどうすれば良いのか。答えは簡単です。撮影数
を減らせば結果として同じことになります。つまりは撮影した総データ量で計算すればよいのです。
自分の撮影するデータ量をみずから制限していくというのは強い自制心が求められます。しかしそれを
やらなければならない時代に来ていますね。

最近1億画素のカメラがリリースされました。1億画素と言えば1千万画素のカメラの10ショット分です。
ということは総データ量の考えからすれば1/10ショットでやれば良いということになります。
このような超高画素カメラ、またシグマのような高画質カメラを使うのは魅力的ですが、それは同時に
自制心というものも強く求められる時代になっていると思ってます。
JPEG撮影でも良いのではないか。と冒頭に書きましたが総データ量方式から言えばRAW撮影よりは
ショット数の点で有利になります。優れたJPEG画質のカメラであればJPEG撮影は視野に入れておき
たいものです。

3   足立区の裏街道   2019/5/29 03:19

こんばんは・・・ですね、まだ。
適度の負荷をかけて歩く事が必要というご意見には大賛成です。
が、PCやソフトを使ってあれやこれや弄り回して楽しむ事も
頭の体操になりよい事だと・・・。

近頃の陽気は殺人的です。
まだまだ体力に自信があった私も先日、初めてめまいと軽い吐き気を感じる羽目に・・・。
体調にご留意を。

4   zzr   2019/5/30 02:36

こんばんは。
雄鹿半島、三陸は高い堤防が沢山できてますよね。
これから心配なのは南の方という気がしますけど。。そちらの方の防災対策は同じ位すすんでるのでしょうか。
歩くのは健康にはいいですよね。
でも、何でもそうですが程々が大事だと思います〜。

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ブレーキとアクセルペタルの踏み間違いとは?
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp0 Quattro
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 14mm F4
焦点距離 14mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/50sec.
絞り値 F5.0
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 1808x2704 (6,276KB)
撮影日時 2019-05-04 16:28:29 +0900

1   kusanagi   2019/6/7 23:57

【報ステ】暴走当時の状況は・・・福岡・9人死傷事故(19/06/05)
https://www.youtube.com/watch?v=QdnEaYjbu6k
暴走事故の物凄さが伺える映像です。ノロノロ運転の混雑した一般道で飛び切りのスピードで
突っ込んでいく車が1台見えます。最後に横腹を当てられた車はコロコロと横転して悲惨なことしきり。
驚きの映像です。

それにしても何故、猛スピードのままで突っ走ってしまうのか。これが私には不思議でふじぎで、
しようがないのです。人間、猛スピードを出せば怖くなるでしょう?普通の人間の感覚だと足を引っ
込めますよね。怖くなると手足をカメのように引っ込める。これが通常の身体感覚ですから。
こういう事故の、一般的な事故解説ではドライバーがパニックに陥って、それで右足を突っ張ったまま
になるから、それがブレーキではなくアクセルなので猛スピードで突っ走ってしまうって具合に書かれて
います。

しかしそれは本当かな?って思いますが、もしかすればそういうタイプの人間って本当にいるのかも
知れないな、と考えると理屈は通るのです。
よく登山で滑落事故があるんですが、ある登山家がいってまししたが、危ないなって感じて、それで
身体を硬直させる人がいるそうです。身体を突っ張ってバランスを回復させようとするんですね。
しかしそれは危険なのでやめたほうがいいって書かれてましたが、私であれば危ないって思えば
即座に腰を落として座り込みます。からだを伸ばして突っ張るのではなく、逆に手足を縮こませる
ように自然になると思います。これが普通ではないですかね。
腰を落として身をかがめれば、よしんば足を踏み外して落ちたとしてもどこかで引っかかるというか
大した事故にはならないような気がするんですね。

柔道で背負投か何かの技を掛けようとすれば、そうさせまいとして手足を突っ張る人っているんです。
でもそれって危険ですよね。そのまま投げられたら上手く受け身がとれないですから。
逆にやりにくいのは投げられまいとして縮こまる人。腰を落とされると投げる方としてはさらに
相手より腰を落として掬いこまないといけないので投げたとしても威力はほとんどなし。それどころか
寝技にもってこられる危険性があります。
受け身にしても柔道では手足を畳にバタンとやりますが、柔術ではそんな危険なことはしません。
丸まったままで転がり体全体で威力を吸収させるのです。柔道はあくまで畳の上のスポーツですか
らね。

余談が続きましたが、パニックに陥って手足を伸ばして硬直させるっていうのは極めて危険である
ということなんです。
しかしながら、もしかすれば性格的にそういうタイプの人っているのかも知れないということです。
性格的といいますか、そういう無意識の対処の仕方をする人。
よく気が動転して、腰を抜かすっていうじゃないですか。これはパニックで筋肉が脱力するのだと思い
ます。つまり下手に逃げたり立ち向かったりしてはダメって身体が考えて、脳の命令系統を奪うのだ
と思うんですが、案外にそれで助かったりするわけです。
しかし筋肉の脱力をすればその次の瞬間には猛然とフルパワーで行けるんです。逆に硬直させた
ままだと筋肉は疲労して力がでなくなります。

こういうのは身体性の科学といいますか、頭で考えるのではなく、日頃から身体を動かして身体に
覚えこませておくしかないのですが、それが疎かになっているからいざという時に逆に危険な行動を
とってしまうんじゃないですかね。どうもそのような気がしてならないのです。
ブレーキとアクセル。よしんばこれを踏み間違ったとしても、無意識にスピードに危険を感じて足を
ペダルから離すということができていないのです。ブレーキもアクセルも、とにかく踏まなければ車は
加速はしません。

マニュアルミッションの場合、常に両足を頻繁に動作させていますね。左手のシフトレバーも。
こういう基礎動作の延々とした繰り返しをしなければ走らせることができないのがマニュアルミッション
の車なんです。ところがオートマチック車はズボラ運転ですね。ズボラをやっているから、車を動かす
という基本の動作を忘れてしまうんです。これは身体能力の低下を招いてしまいます。
マニュアルミッションが比較的安全だというのも、この基本動作の繰り返しによる身体能力の維持と
いうのがあるからかもしれませんね。

2   kusanagi   2019/5/26 22:25

動画
なぜ老人はプリウスで事故るのか、年間500台の車を運転するドライバーが解説
https://www.youtube.com/watch?v=z4o4PT2l70k
どうしてこうした?プリウスのシフトレバー
https://www.youtube.com/watch?v=uIFdMK8cj4U
プリウスのチェンジレバーで悩む
https://www.youtube.com/watch?v=zC6p3OkDZis
【トヨタ プリウス】高齢者にお勧めできないトヨタに直して欲しい事
https://www.youtube.com/watch?v=wygFuE4uUVM
BMW&プリウスのアクセルとブレーキ踏み違えを語る‼
https://www.youtube.com/watch?v=fHUcs6SpQeg
プリウス事故の理由をプリウスユーザー目線で考えてみた
https://www.youtube.com/watch?v=Bz2Zm7mYohE
高齢者によるプリウスの事故の原因はここにある?
https://www.youtube.com/watch?v=5pCp373hD6Q
新型プリウスでも事故!サポカーは誤作動?
https://www.youtube.com/watch?v=xMd1zM7VQIg
意外と知らない!?車のオルガン式ペダルをマツダが採用する理由!そのメリットとデメリットとは?
https://www.youtube.com/watch?v=G5tYxAOk20s
デミオとセルシオでは同じオルガン式でも構造が違う
https://www.youtube.com/watch?v=GfXyrq4A7KE
意外と知らない!AT車のコラムシフトが消えていく理由とは?シフトレバーの特徴やこれからの形状はどうなる?!?【インパネシフトの時代】
https://www.youtube.com/watch?v=tq-OnRg38yc
今日のプリウス 圧倒的加速で5台ぶち抜く!! あおり運転
https://www.youtube.com/watch?v=9MoTjaHip_w
プリウス相手にゃ道交法は機能せず。ルール違反しまくりの暴走まとめ【ゆっくり実況】#今日のプリウス
https://www.youtube.com/watch?v=XKX5uctZ2zo
【衝撃】 トヨタ プリウスの暴走事故多発の 裏側に 回避マニュアルが あったとか、、、
https://www.youtube.com/watch?v=OV9iHrxvkas
【プリウス試乗!とにかく事故る要素を詰め込んだのかと】
https://www.youtube.com/watch?v=Y2KgB8iI-40
プリウス全車種入庫禁止
https://www.youtube.com/watch?v=-SGtZg3bzOk
プリウスミサイル
https://www.youtube.com/watch?v=xW8SKu0eEQg
GTA5 プリウス乗りの良くある事故映像 Part.6
https://www.youtube.com/watch?v=prRgPlNy5og

市原市の公園にプリウスが飛び込んだ事故 HV・EVなど電動車特有の事故か?
モーター駆動の低速トルクの強さ
http://news.livedoor.com/article/detail/16485740/
運転手は踏み間違いを強く否定していたにもかかわらず、早々に“メーカーの担当者“と車の安全性を調べて『異常はなかった』と結論が
https://tocana.jp/2019/05/post_95865_entry_2.html
気がつけば高齢者御用達に! トヨタ・プリウスが年配者に人気なワケ
http://news.livedoor.com/article/detail/16416791/
一連のプリウス/アクアによる多数の暴走死亡事故はトヨタ車の欠陥ではないでしょうか。
https://carview.yahoo.co.jp/ncar/catalog/toyota/prius/chiebukuro/detail/?qid=10167621180
なぜ「プリウス」はボコボコに叩かれるのか
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1904/23/news048_2.html
「プリウス暴走事故」トヨタも警察も解明しない深い闇
https://www.sentaku.co.jp/articles/view/17594
プリウス ペダルレイアウト
https://isayama.info/archives/8130
セレクターレバーやブレーキペダルに操作感が皆無に等しく・・・
https://togetter.com/li/1355569
左寄りブレーキ
https://minkara.carview.co.jp/userid/1511142/blog/39151695/
高齢者事故を防止する人間工学
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1704/24/news041.html

再び動画
プリウス操作
https://www.youtube.com/watch?v=MDtuxswqypA
★1 「タクシードライバーが語る、アクセルとブレーキの操作方法。」
https://www.youtube.com/watch?v=nCXCiM_ZFLw
★2 「ペダルを踏み変える場合は足を完全に離してはいけない」
https://www.youtube.com/watch?v=zljDOVi0dcI

色々と貼り付けましたけど、プリウスのことなんてどうでもよくて、最後の★しるしのリンクだけが
有益だと思います。
なぜ人はブレーキとアクセルペダルを踏み間違うのか。その根本には正しいペダルの踏み方を
していないからだろうと思うんですね。
★2の「ペダルを踏み変える場合は足を完全に離してはいけない」というのは運転工学のある教授
も言ってましたが、じゃあ、どうすれば良いのかという具体的な操作感は、★1のリンクで細かく
説明してくれています。
このドライバーは自分はマニュアル車に乗っていると言ってますが、私もそうなのでよくわかるんです。
マニュアル車だと左足でも足を操作しますから、正しい姿勢を保つ必用があるんです。
それはどういうことかと言うと、左右の足はそれぞれペダルに対して斜めにペダルを踏まないって
いうことなんです。そして右足のカカトは床から離さないこと。アクセルとブレーキの右足はペダル軸に
平行になるようにカカトごと移動し、正しく足を構えてから踏む、ということです。
マニュアル車に乗っている人は直ぐに分かると思うんですが、両足ともペダルを操作するというのは
考えてみれば姿勢が不安定になるわけで、それで左右の足とも踏ん張れる姿勢でないといけないん
です。ということは右足を斜めにしてアクセルやブレーキペダルを操作するなどというのはできない
んですよ。

とくに昨今の高性能車や、昔の性能の低かったマニュアル車の場合だと、特にブレーキは正しい位置
から強力に踏まないと車は止まってくれなかったんです。
そういうわけですから、アクセルの位置からブレーキの位置への移動は、足のカカトを床に着けたまま
スライド移動をして、それでそれぞれの定位置でペダルを踏むんですね。★1の方が言っているとおり
のことを私もやってます。
★1の方は(ペダルを踏み間違えて)事故を起こす人は、アクセルペダルとブレーキペダルの真ん中に
右足のカカトを置いたままで、足先を斜めにして両ペダルを踏んでそれぞれの操作をしているんでは
ないか?と言ってます。(教習所はそれを勧めているようです)
たぶんきっとそうでしょう。しかしこの操作法は極めてルーズな操作法で、まるでペタルを何かのフット
スイッチを押すような感覚で操作をしているんですね。これではマトモにブレーキもアクセルも踏めて
いません。
1トン以上の高速で移動している物体を操作する方法ではないです。極めて無責任な操作法ですよ。

最近はプリウスとかの重大事故が多いですね。高齢者だからと言って、事故原因をそれで済まして
しまうのではなくて、何が問題で何がいけないのかっていうことをよく考えないといけないんです。
こういうのは他人事ではなくて、私もやがては高齢者になるわけでそれで事故を起こす可能性だって
あるんですね。
それにしてもアクセルペダルとブレーキペダルを踏み間違うっていうのは、私にはどうしても理解でき
なかったんですよ。理解不能なんだけど歳を取ればそうなるのか?という具合ですかね。(^^ゞ 
とにかく納得がいかなかったわけです。

しかし★1の説明で、なるほどそうだったのか!という気持ちになってます。
カカトを中心にして左右につま先を振るだけの操作と、カカトからずらせてから操作するというのは
全然違うんですね。これは自分でやってみるとわかります。私は幸いに今までつま先だけでペダルを
操作をしたことがないです。そんなルーズにやり方をしようとも思いません。
話はちょっと変わりますが、左足ブレーキ操作というのがあります。私も少しやる場合があるんですが
本格的にその操作はしません。なぜならば左足ブレーキというのはカカトを床に着けたままのチョコン
ブレーキしかできないからです。(実際に左足ブレーキをやっているよっていう人の動画をみると、
チョコンブレーキで始終やってます) これではもしもの場合のフルブレーキはできないんですよ。
強力なフルブレーキはあくまで左足を床に固定し身体を安定してから思いっきり右足でブレーキを踏む
しかできないんですね。それで左足ブレーキというのは正しくない操作法だと私は思ってます。
(アクセルの右足を床に据え直して、それから左足ブレーキだと強力に踏めますが、そういうやり方を
習得している人はいるのかな?)

もしもの時、事故直前にドライバーがすることは、ハンドル操作で逃げることではなくて、とにかくおも
いっきりブレーキを踏んで速度を殺すことです。その結果相手の車にぶつかっても仕方ないです。
ABSが付いている車はブレーキを踏みながらハンドル操作もできます。でも実際にはプロドライバー
でもない限りなかなできないんですよ。なのでひとつの操作をすることになると、とにかくブレーキなん
です。それも圧倒的なブレーキです。タイヤはロックしますが制動距離は最短でいけます。
「自動車事故多発の原因は、ブレーキを適切に踏めない人が多いせい!?」
https://diamond.jp/articles/-/203103

それからプリウスの重大事故が多いのですが、これは基本的にはモーター駆動プラスで加速するので
加速力が強力なんですね。ハイブリット・スカイラインで乗った時、その加速力に驚かされました。瞬時
にして時速100キロになるんです。こんなの普通の人には制御出来ないレベルだと思いましたから。
それで結論として、『間違ったペタルの操作法+強力モーターのハイブリット車+高齢』という3重苦の
場合に重大事故が起きるっていうことじゃないですかね。
とにかく基本的に正しいペタル操作ができていないということ。これが一番の問題だろうと思います。
昨年起きたレクサスの暴走も加害者は今だに踏み間違っていないと主張しているようですけど、AT車
しか乗ったことのないドライバーですからね。やっぱり正しいドライビングができるのはマニュアル車
でないと難しいと思います。


「アクセルとブレーキの踏み間違えた!ペダルの踏み間違いを防止する方法」
https://www.youtube.com/watch?v=E6KvjPr47XU
これが多分、教習場で教えてくれる操作法だと思います。右足のカカトはブレーキ前に据え置く、という
わけですね。しかしそうなるとアクセルペダルは斜めにして踏まなければなりません。長く運転すると
疲れますし、それから微妙なアクセル操作が出来ず、発進時に思わぬ急発進、という感じになるの
ではありませんか?
そして実際のところは、ブレーキとアクセルの真ん中に右足カカトを置くようになると思います。

それで私も自分のマニュアル車で右足定点の方式でやってみました。そうすると、まず発進がマニュア
ル車の場合は難しいです。下手をするとエンスト。それからアクセルペダルをずっと踏んでいると右足
が疲れますね。どうしても足を捻った姿勢になるからです。信号待ちでブレーキを踏んだままの時も
足は逆方向に捻れたままです。
結局、アクセルもブレーキも中途半端のままで運転をし続けることになり、こんな奇妙なことを学校で
教えているのかと思うと、日本の教育機関というのは今も昔も不自然なことばかり生徒に教えている
んだなあって思いますね。

踏み間違い事故はセダンタイプの車に多いですね。(プリウスはセダン) このセダンタイプは最近の
ミニバンと違って着座位置が低く、ドライバーの足は割りとストレートになります。
右足カカト固定の操作法は、このセダンタイプの車でやり易いようです。ミニバンだと着座位置が高く
なり上からペダルを押さえるという感じになりますので右足カカト固定はやり難い気がしますね。それで
踏み間違い事故は圧倒的にセダン車に多いんじゃないですか。
もっとも、高齢者はミニバンでなくセダンタイプを好むっていうのもありますがね。

ペダル踏み間違い暴走事故は、AT車が増えだした頃もありました。
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumona.nsf/html/shitsumon/a109032.htm
昭和六十一年八月二日に東京の環状七号線で発生したいわゆるAT車暴走事故で、当事者である
ドライバーの主婦は、三人を死亡させ、五人に重軽傷を負わせたとして東京地裁に起訴され、禁固
二年の実刑判決・・・
1986年の事故ですが主婦は高齢者ではありませんでした。たしか車はセドリックだったかな。

私の場合は、この正しいペタル操作と正しい姿勢だけでなく、停車時には必ずニュートラルにする方法
やってます。これはマニュアル車だけでなくAT車でもです。つまり私の車の操作法は、徹底的に車を
止める、ということを主眼に置いているのです。
かの徳大寺有恒氏はかつて、車は、「走る・曲がる・止まる」っていう名言を残し、日本の自動車業界
を牽引したのですが、今では走る・走る・止まらないよっていう車ばかりになってしまいました。
走らせることばかり考えていて、車を止める、止めておく、ということが御座なりになっているんです。
ユーザーも低燃費のことばかり考えていて、また安易に安全は機械任せっていうこともあります。
もっともっと真剣にユーザー目線で、自動車の安全のことを考えてもよいのではないでしょうかね。

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東北行
Exif情報
メーカー名 SIGMA
機種名 dp0 Quattro
ソフトウェア SIGMA Photo Pro 6.5.4
レンズ 14mm F4
焦点距離 14mm
露出制御モード ノーマルプログラム
シャッタースピード 1/200sec.
絞り値 F10
露出補正値 +0.0
測光モード 分割測光
ISO感度 100
ホワイトバランス オート
フラッシュ なし
サイズ 2704x1808 (7,160KB)
撮影日時 2019-05-02 17:54:51 +0900

1   kusanagi   2019/5/26 22:18

日本は現実的にアメリカの属国的存在・・・というのはよくある巷の認識かもしれませんが、それは
属国の意味を少し取り違いをされているように思います。例えば歴代の朝鮮半島の諸国は中国
王朝の属国という立場でした。軍事的に守ってくれる代わりに富や物産のみならず奴隷という立場
の貢物も差し出さなければならなかったのです。歴代ずっとそうしていたために半島は貧しいままで
経済も文化も長く停滞しつづけ、やっと半島が発展をしだしたのは日本が併合をして教育をはじめ
あらゆる投資をしてからですね。

それでは、こういうのはどうでしょうかね、現在の世界は徳川の江戸時代という風に考えれば分かり
よいかと思います。
近世から第2時世界大戦までの世界は、言わば戦国時代でした。それが最終的に徳川による
全国統一といいますか、米国が世界大戦に結果的に勝利をして、やっと世界が統一されたという
ことになりませんかね。
徳川氏は中国のように直接的な中央集権体制を敷いたのではありません。諸国の大名による
自治を通して間接的に支配しただけです。大名には普代親藩外様という区分けがありました。
島津や伊達なんかは外様なので、大藩でしたが幕政には参加できずしかも普請や冥加金などで
搾り取られたところがあります。そのかわり幕府は外様の大々名の内政干渉はしませんでした。
出来なかったというのが正しく、改易とか取り潰しとかいうのは外様の大藩ではなかったですね。

こういう歴史のモデルからすると、現在のアメリカ一極の世界というのは、アメリカという徳川幕府が
あって、外様の大名としてロシアとか中国というものがあるのだなっていうことが直ぐに思い浮かび
ます。
私はこの日本も外様大名のひとつであると考えています。やはり1億の人口がありGDP世界3位
というのは大藩です。場合によっては幕府の仮想敵国になる存在ですね。
英国とかカナダとかメキシコというのは普代親藩とかになるんでしょうね。しかし日本は身内という
よりもライバルであり、米国も日本に対して対等な関係を結ばなければ制御出来ない、大国と大国
との関係になりますね。
その太平洋を挟んだ大国どうしが現在は日米軍事同盟という世界最強の同盟関係にあるんです。
戦後、ソ連の圧力があったヨーロッパにおいてはNATOという集団軍事体制を敷かなければなりま
せんでしたが、東アジアにおいては米国は日本というたった一国とだけ(実際は韓国やフィリッピン
や台湾など個別に同盟を結んでいますが)、強力な軍事同盟を結んだだけで、東アジアの平和は
保たれて、しかもソ連の崩壊にまで大きく寄与したわけです。
まあ現在では日本は米国幕府体制の御三家のひとつとなっているのかもしれません。

こんな強力な国である日本が米国の属国であるというのは、ありえないことですよね。
もし日本が米国を捨てて、中国とかロシアとかと組んだとするでしょう。そうなると世界はどうなるのか。
再び戦乱の世の中になるのは目に見えています。それでは世界は滅びてしまいますが。
日本とアメリカは、対等な国と国との同盟関係でもって世界平和に寄与しているというのが真実の
見方です。これを見誤ってはいけませんね。

属国という言葉は、奴隷というレベルの言葉なんです。中国においては人民は皇帝が生殺与奪を
握っているということで奴隷の立場でしたし、朝鮮もそれによく似たレベルの属国だったのです。
もし中国がアメリカを打ち負かせて世界の覇権を握れば、文字通り日本も世界も中国の属国になりま
すね。

こういうことを言うのはいけないのかも知れませんが、世界の国民の民度には資質というものがあり
ます。それが高度なのは世界ではほぼ3地域しかなくて、西ヨーロッパと北米と日本だけなです。
これははからずも、飲料できる良質の水と同じ配置になってます。世界で生水がそのまま飲める地域
は少ないんですよ。森林が豊かで砂漠化していない場所です。
かつては中東もすばらしい歴史を持っていたのですが、環境が悪化して現在では歴史のリーダーシッ
プを発揮できていません。
これからの2千年の未来の歴史を考えた時も、豊かな自然を保っているところでしか発展しないという
のは直ぐにわかります。

米国は少し見誤っていたところがあって、日本と中国の違いというものが理解できなかったところが
あるんです。米国が中国に投資をして経済が豊かになれば、日本と同じように民主主義国家になる
だろうという甘い見通しがありました。それは戦前からの見通しだったのです。
しかし日本というのは聖徳太子の時代から民意というものを大切にして政をしてきた国です。別段に
西欧や米国の力で民主主義の国になったわけではありません。
それで米国は同盟国である日本をすら犠牲にして、中国に投資をし技術を教えて経済を発展させて
きたのですが、結果は無残でしたね。裏切られたという思いなのでしょう。日本は中国の本質という
ものを明治以降からよく知っていますから、最初から結果は見えていたわけですが。

しかし日本もそういう過ちを日韓併合でやりましたよね。膨大な投資をして日本の国富を傾けてまで
半島に思い入れたのですが、結果は反日を招いただけでした。つまりは中華圏というのはそういう
地域であるというだけなんですけど、人間というものは失敗をして身に堪えないと分からないものなん
ですね。
米国政府はファーウェイを徹底的に潰すっていう感じですけど、これはまあ前哨戦ですね。中国には
世界先端の技術というものを持たせない、軍事に回る金は作らせないという方向でやってます。
今はまだ貿易戦争の段階ですけど、いずれは中国海軍を徹底的に潰すはずです。つまり中国共産党
を消滅させるという覚悟でやるんでしょう。

歴史的にみれば徳川時代に於いて、日本は豊かになったというか、国力を溜め込みました。明治に
なって日本が世界に飛躍できたのは、それの資産があったからなんですね。江戸時代といえば鎖国
をして技術も経済も停滞していたという見方をする人が多いのですが、それは左翼の見方に眼を曇らされているだけです。江戸期に日本の社会インフラといものは全て出来上がり、明治になって政府が
投資をしたのは鉱工業や鉄道、軍事や教育くらいのものです。
考えても見ればわかると思うのですが、たった数十年で貧しかった中国が今や数億人の中国人が
日本人よりも豊かな生活をしているんですね。それが出来たのは、現在の時代が米国幕府体制という
ものによって平和な時代が続いているからなんです。けっして中国人が頑張って自助努力でやった
わけではありません。日本が徳川時代の資産でもって、世界戦国時代のなか、自ら努力をして一流
国家になったのとは根本的に違うのです。

中国共産党を作ったのはソ連や米国であり、中国をGDP世界2位に押し上げたのは米国なんです。
米国と日本のような西側同盟国のおかげで、言わばタダ乗りで大きくなっただけですね。
ちなみに中国国民党を作ったのは日本でしょう。とにかく今の中国の国というのは、中国人自身が造
りあげた国ではないのです。明治政府は日本人が創り上げましたが、中国人は全てにタダ乗りばかり
していますね。

これから強硬な対中国戦略というものが米国の主流の政策になるわけですから、米国は日本という
ものを見なおして大切にしなければならないわけです。ですから米国が日本に対して無理難題を押し
付けてくることはないでしょう。
さて、問題は中国自身ですね。これまで米国の技術のプレゼントやモノマネや盗みでやってこれた
わけですが、これから自前の技術発展ができるのかどうか。じっくりと見ていきたいと思います。もし
やれたのならばちょっと中国人を見なおしても良いんですがね。

「始皇帝 中華統一の思想」キングダムで解く中国大陸の謎 集英社新書 という本に何度も問われて
いるのですが、あの巨大な人口と巨大国土というものが歴代ずっと統一されていたのは世界史の
不思議であるということなんです。
世界中見渡してみても巨大帝国というのは確かにありましたがそれは一時的なもので、中国のように
何度もなんども巨大帝国が生まれ続けた地域はないんですね。
一般的な見方ではそれは地勢的に見てその要素があるということなんですが、この本の著者はそれを
もう一歩踏み込んで人文的にソフトウェア的に解説しているのです。けっこう面白い本でした。

中国というのは地理的に平坦な地域ですから、容易に北方からの侵略を受け続けてきました。北の
遊牧民族ですね。騎馬民族ですので軍事力は強大です。それに対抗するためには中国を統一して
力を着けるしか生き延びる方法がなかったということです。
その為には強い強制力で人民を縛り付けるしか手法がありません。そのような為政は秦の成立以来、
ずっと続いていて現在の共産党体制でも何ら変わりはありません。この2千年間以上、同じような仕組み
で国家を運営しているんですね。

我々は日本という、先進的ではありますが国家観としては世界の歴史的にみてごく普通の国に住んで
います。大きすぎず小さすぎず、そして歴史の積み重ねがあり、人々の人権は保たれ平和で民主の
国です。
そういう国にいては決して解らないのが中国という国です。
ところでゾンビ映画というものがありますね。ジョージロメロ監督がジャンルとして確立したようですが、
https://screenonline.jp/_ct/17112057
このゾンビ映画の流行と中国の発展とは一致しています。ゾンビ映画がメジャーになったのは2000年
代にいってからでしょう。
ゾンビというものはけっして普通の人間には解らないものなんですね。そういうものとして描かれてい
ます。それは普通の庶民の感覚としてはゾンビが理解できないように、中国の人々も我々には解らな
いという本質性があるということなんです。中国というまったく理解できないものが興隆してきている。
それで庶民感覚としてはそれはゾンビである、ということなんです。
中国以外のどこの国も人々も中国というものを理解できません。あえて言えばアフリカ大陸の人々が
割りと感覚的に理解できるかもしれませんが。

中国大陸という巨大な大陸。大陸内では移動を妨げる自然障害がありません。海もないし大山脈も
ないし気候は温順で人々は容易に移動でき、ついでに盗賊も軍隊も大陸内を走り抜けることができます。
弱き者や少数派の隠れるところがないのが中国大陸なのです。
https://www.youtube.com/watch?v=bJv7tOGkN0k
中国の人々というのは、タガが外れるという気がします。日本にもそういう人達がいるようで、例えば
過労死ですかね。死ぬほど働くっていうのはタガが外れるとしかいえません。会社とは契約で働いて
いるに過ぎないわけですが、死ぬほど働かせられるのならば辞めればいいんです。やめて他の仕事を
探せばいいじゃないでいかと。なにも死ぬほどのことはないわけですから。
タガが外れているということでは、それはゾンビなんですね。

中国人は帝国の共産党の圧政に辛抱強く耐えるというか、普通の国では考えられないようなタガの
外れた被虐待耐性、ゾンビ性があるんですね。それは信じられない程の能力です。しかしそうしないと
歴代の国家権力の苛斂誅求の中国では生きられなかったということなんです。
私は中国はタガが外れた幼児性の人々の国だろうと考えています。たしかにモノを学ぶ学習能力は
凄いのですが、それ以上ではなく、真の創造力というものはありません。新しい科学技術でもって歴史
を変えていく能力というのはないようですね。人口と国土は大きいのですけど世界の歴史には、もしか
すれば何の貢献もしていないのかもしれません。

米国は日本のような同盟国とでもって、世界の大洋、大西洋、太平洋、インド洋を握っています。これが
あるから米国は世界幕府体制を敷くことができるのであって、それはかつてのローマ帝国そのものかも
しれません。
しかしローマ帝国も長くは続きませんでした。中国のような2000年にも長きにわたって巨大帝国を維持
し続けたのとは違います。
現在のローマ帝国である米国幕府はその役割が終えるとともに消滅をするでしょう。しかし中国には
絶対の世界の覇権を握らせないという役割があるうちは健在であろうかと思います。
巨大帝国というのは、歴史の発展を阻害するとも言えるんです。ローマがあるうちは西ヨーロッパの
歴史の発展はスタートできなかったんですね。中国は2000年間、何も生み出さなかったわけですし。

人間というのは安全が保たれ生活が豊かでも、自由であり、人権を尊重する世界でなければ創造力を
発揮できません。ですからいくら中国の沿岸の人々が経済的に豊かになろうとも、中国発の科学や技術
というものは今だに出来ないのです。これは中国にとっては致命的です。
中国が巨大帝国で持って強権的に維持され続ける間は、中国人は中国では何も生み出せないだろうと
いうことなんです。ましてや中国が世界的に覇権を握り、その走狗たる中国人が世界に散らばるようでは
それこそ人類の未来はないに等しいということかもしれません。
中華帝国は人類の負の遺産。とでも言っていいかと思っています。
2千年前、ローマ帝国が栄えた時、中国では独自の漢帝国が栄えました。しかし現在では地球は狭く
なりましたから、中国が独自に帝国を築くことはできません。現代のローマである米国幕府とぶつかる
のは目に見えていますね。中国がこれから発展し続けていくには、2千年来の中華思想を根本から
解き放たれて生き方を大きく変える必用があります。台湾や香港、モンゴルがその良い見本になるの
ではないでしょうか。

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女川町
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サイズ 2704x1808 (4,585KB)
撮影日時 2019-05-03 23:28:41 +0900

1   kusanagi   2019/5/20 22:56

「まむし」石巻線開業100周年セレモニー演舞(駅構内編)
https://www.youtube.com/watch?v=9o21nNf-W1g
ネットを探してやっと見つけました。何を見つけたって? この写真の大太鼓の打ち手
です。
実は、この打ち手の敲き出す腹に響くリズムによって、もう帰ろうかなって車を走らせて
いたのですが、思い直して急遽引き返しました。
太鼓というのは単純な楽器ですから、打ち手によってガラリと変わるところがあるんです。
もちろん、元々この祭りの太鼓のリズムというのが素晴らしいのですけどね。
この太鼓に出会わなければ、私の女川町感情は随分と違っていたかもしれないなって
思ってます。それほどに素晴らしい打ち手でした。
私は心の底から魂を揺り動かされてしまったということなのです。

2   zzr   2019/5/23 21:04

太鼓の音の違いは難しいけど三味線なら分かる気がします。
五所川原の三味線会館で聞いた音色は素晴らしかったです。
ユーチューブで色々聞きましたけど生演奏の音は良いです。
毛色は違うけど酒田の相馬楼の三味線も良いです。また聞きに行きたいです。

3   kusanagi   2019/5/25 00:13

音楽は生の演奏が一番です。そういうのは写真と全く同じなんですね。太鼓でも三味線でも一流の
演奏家を生で聴くと心に響いてきますね。
この女川の祭りまでに、しばらく被災地や津波の跡などを見てきていたので、それらのわだかまった
気持ちが、この祭りで洗い流されたという気分になったのです。この太鼓の演奏や祭りの掛け声を聴き
ながら、正直、泣けて泣けて仕方がなかったのです。
やはり被災地巡りは、あれから8年経ったとはいえ、見るものに重く心にのしかかるんものなんですね。
あくまでも現地のその場の重みっていうんですか。私が見てきた僅かなところでも何百人もの方々が
命を落とされているはずです。
地図で見ると、三陸海岸は三陸復興国立公園と名が改められているのを知りました。多くの方にここを
訪れて欲しいということなのでしょう。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASFB21075_U3A520C1MM0000/

東北の三味線というのは大変な歴史があり、長い年月の人々の苦しみや喜びというものが詰め込ま
れているわけです。三味線は日本海航路で西の京からやって来たものと思われます。そして津軽三味
線のように独自の発展をしていきました。
「吉田兄弟 「津軽じょんがら節」 ライブ映像」
https://www.youtube.com/watch?v=m-9bVMKlfJM
東北の大地そのものの調べというか咆哮であり法悦のような気がしてます。

津軽海峡冬景色
https://www.youtube.com/watch?v=ZjgbMVGfPBQ
まあ、私が想像できるのはこの歌まででしょうか。(^^ゞ しかし津軽海峡は津軽ではないし、失恋した
若い女性が帰るのは北海道であるわけです。だいたい歌っているのが熊本出身の石川さゆりさん
だったりする。もうめちゃくちゃなんですけどね。しかし若いころの着物姿のさゆりさんの映像は珍しい
です。(笑)
津軽と言えば、私が若いころ見てショックを受けたのが、斉藤真一の瞽女の絵です。是非、検索して
その絵をみてください。

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東北行
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撮影日時 2019-05-03 17:56:00 +0900

1   kusanagi   2019/5/20 22:52

北上川河口から牡鹿半島に向けて海岸線を走っている時、こんな具合で、よく見れば津波の傷跡は
多々見つかります。これらもやがては嵩上げ工事で見えなくなるんでしょう。
そんな小さな傷跡を探している時、ふと涙がこみ上げてくるんですね。それらの津波の痕跡は同時に
ここで多くの人達が波に飲まれてしまったことを意味しているからです。

福島第2から北上して石巻市の北上川近辺にある道の駅で宿泊しようと思ったのですが、駐車場が
一杯で車を留めるスペースすらない有様。どうせならと翌朝予定している北上川河口の大川小学校
までの道のりを、夜間ハイスピードで車を走らせました。北岸を最初に走り、橋をわたって小学校跡地
へ。
真っ暗闇の中、ヘッドライトに校舎らしきものが映しだされました。ああ、ここなんだろうと。
そこら辺りは全てといってよいほど何らかの津波の被害を受けているはずです。
何なら、ここらで宿泊しようか?・・・とは私、ぜんぜん思いませんでした。
再びゆるゆると低速で車を走らせて、今度は川の南岸をとおって元来たところに戻りました。

『津波の霊たち 3・11 死と生の物語』訳者あとがき
https://honz.jp/articles/-/44600
https://honz.jp/articles/-/44650

http://d.hatena.ne.jp/shins2m+new/mobile?date=20180501&section=p1
多くの人々がなくなった場所というものは特別なものです。私はある程度は心霊現象というものを
知っている、つまり科学的に理解しているつもりですが、それだからこそ危うきには近寄りたくない
ものです。
翌朝、眩しいまでの朝日のもと、まず最初に見つけた目新しい慰霊碑に手を合わせました。
私をここまで引き寄せたであろう、9歳の女の子の名前をみつけました。
そしてやっと大川小学校の震災遺構を訪れたのです。

同じ震災でも、津波と原発とではまったく違うものなのです。もっともその2つを同時に受けた地区も
あるわけでして、もの事は複雑です。
津波は多くの人々を、2万人近い方々の命を一瞬にして奪い取っていったわけですが、原発はそういう
ものではありませんでした。人々から土地や財産や仕事や人間関係を奪ってしまったのですね。
そして健康や寿命というものも奪っていきつつあります。原発被害は緩慢なる死とでも言っていいかも
しれません。原発被災地とは、人よりもまず大地が癒やされるべきということなんでしょうか。

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南相馬市
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撮影日時 2019-05-02 03:09:49 +0900

1   kusanagi   2019/5/20 22:49

原発事故直後、フクイチの1~4号機の占星術をやったことがあるんです。それで最悪だったのが
2号機なんですね。しかし見かけ上は2号機が一番まともで不思議だなって思っていたのですが、
後になってこの2号機こそがベントに失敗をして放射性物質の大部分を撒き散らせたことが分かった
のです。この2号機のベントに失敗をしたのが大きな痛手でした。
それからフクイチと並んでフクシマ第2も危機的状況にあったんですが、そこの所長というのが凄い
人でして、フク2を守る為には鬼にもエゴイストにもなるっていう人でした。しかしこの人のおかげで
フク2は大事に至らないですんだのです。
https://www.huffingtonpost.jp/tomoko-nagano/fukushima-nuclear_b_5421167.html
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/180112/soc1801120001-n1.html

私はフクイチの吉田所長(故人)はまあり評価していません。菅総理を出迎えたりして無駄に時間を
潰していますね。皆によい顔をするっていうのは本当の仕事人間ではありませんし、それからこういう
危機的状況では時間との勝負が第一なんでして、それは戦争と同じです。やったはいいけど間に
合わなかったというのでは話にならないんです。吉田所長はやや官僚主義的な人だったんじゃない
ですかね。管理職には向いた人だったのかも知れませんが、本当に仕事を実行するタイプの人で
はなかっのかも知れません。それはかつての連合艦隊の艦長と同じようなところがあるみたいです。
戦争ですから、部下にお前は死んでこいって言えるくらいの人間でないとボスは務まらないんじゃ
ないでしょうか。

柏崎原発で宣伝ビデオを見たんですが最後のところで、若いエンジニア(フクシマにも行っていた)が
これで対策は絶対安心っていうことはなくて、自分はこれからもどんなことでもするっていう覚悟を
語っている若い現場の人が写ってました。
危機対策に於いてこれで絶対に大丈夫、というのは絶対にないんですね。そう、絶対という言葉は
絶対にないんです。事故はこれからも必ず出てきます。しかし打者に球を打たれても得点に結び
つけなければ大丈夫なんですね。車の運転をしていて事故を起こさないことなんて絶対にないでしょ
う。しかし大きな決定的な事故には至らせないぞっていう自信が一番に何よりも大事なんです。

しかしフクシマ以前は、原発安全神話とでも言いますか、そういうものに浸っていたからあんな事故が
おきたんですね。戦艦ヤマトの不沈神話と同じレベルの話です。もう今では地震や津波対策を万全に
やっていない発電所なんてありませんから。それこそ現場の人間の一人々々まで骨身に滲みている
ことです。

柏崎で、ゲート入口はたったひとつって説明員の人が自慢気に力説していましたね。しかし本当は
人には知られない秘密の裏口があるんです。(^^ゞ というくらいの深知恵がないとダメなんですよね。
原発でテロ対策とか言ってますけど、本当に可能性があるのはホンマモノの戦争で弾道弾やミサイル
が飛んでくることなんです。そういう時のシュミレーションや訓練をやっているのかどうか。沖合に海上
保安庁の船舶が待機してますだなんてのではお話になりませんから。
原発保安特別法を作って、やられたら倍返しで相手国にやり返すっていうくらいの覚悟がいるんです。
またそういうシュミレーションもしていないといけないんですね。
私が一番心配しているのは地震や津波なんかじゃなくて、(優秀な日本人が同じ過ちを2度するわけが
ない)、なんと言っても戦時の原発の脆弱性の問題なんですよ。
これを想定外だと言ってはいけません。
東京のど真ん中にミサイルが落ちてきたって、核兵器を搭載していなければ大した被害ではありませ
ん。しかし原発だと違ってくるんです。原子炉(燃料プールも)に直撃されたらアウトですけど、設備を
壊されても被害を食い止めるっていう必死の能力が求められるんですから。
もう原発は再稼働しようがしまいが、国防上の問題になってしまっているんですよ。

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南相馬市
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測光モード 分割測光
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撮影日時 2019-05-02 20:06:11 +0900

1   kusanagi   2019/5/20 22:46

令和の時代は戦争の時代となる可能性が高いです。アメリカ人というのは一旦こうと決めたことは
撤回しない国民性を持っています。アメリカを甘く見てこれに気づかなかった戦前の日本は大きく
失敗をしましたから。
それと同じ過ちの路線をひた走っているのが今の中国ですね。
これからの時代は確かに地域的に中国の味方ですが、それは必ずしも中国共産党の味方であること
を意味しません。ロシアと同じように一旦共産党を解体してやり直すという方法もあるわけですが、
それには中国の分裂を誘います。
大陸はむしろ分裂国家となるほうが地域的に発展するのではないかと考えますが、帝国を目指して
いる中国共産党は大きな抵抗を試みるでしょう。

地政学上、米国は同盟国として英国(豪州)と日本を陣営に入れている限り、中国に勝つことができ
ます。それは大西洋と太平洋を手にすることができているからです。この2つの大洋を失えば米国は
孤立して優位を失います。それだけでなく米国内の技術的経済的優位も精彩を失うはずです。
中国は太平洋の半分を米国からもぎ取りたいと念願しているのですが、それは米国の死活領域で
ある為に実現はできないでしょう。大洋はそもそも区切りがないので全部取るか全部失うか、その
どちらかなのです。
南シナ海は中国の沿岸にしては大きすぎ、太平洋の一部として考えるのが順当です。日本が先の
大戦で数年間も粘れたのは南シナ海や東太平洋を領有していたからなんですね。南シナ海は日清
戦争後に、南太平洋は第一次大戦後にドイツから受けとったということで事実上日本の領土だった
のです。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/68/EmpireOfJapan0.png
この戦前の日本の持っていた大洋の存在を知らない人は多いですね。中国は何でも日本を真似て
いますから、戦前に日本が持っていた海洋を自分たちのものだと考えるのですね。
中国共産党は日本と戦い(そういう史実はない)勝ったという自負があるので、日本が持っていたもの
は全て中国のものだという考え方をしているんです。

日本はアメリカの属国であるという安易な考え方をする人が多いのですが、日本も英国もアメリカの
属国ではありません。英国は7つの海を支配した歴史があり、日本はこのように東アジアに大帝国を
築き、且つ対等に戦ったという歴史があります。
日本が米国の属国であるならば、その領主たる米国を中国に変えて何が悪い?というような安易な
間違った考え方をしてしまうのです。これはあまりにも無知すぎます。

それから西太平洋&インド洋という言い方があるように、すでにインド洋も西太平洋と一体化して考え
られています。この領域は米国1国だけでは維持は不可能で、日本の存在が絶対不可欠です。
そしてこの領域は中国の野心ともバッティングするわけです。
野党の方は日本が米国の世界戦略に組み込まれるのを恐れますが、それは狭い1国平和主義の考え
方であり既に現実にはそぐいません。海というもの、海洋というものを知らなさすぎるわけでして、
本当の世界の平和は海の存在無くして語れません。大洋を平和裏に制覇し諸外国との同盟関係の
維持でもって世界平和を実現していくしか日本の立ち位置はないのです。

中国はウィグルやチベットの若い女性を、漢民族の男性と強制結婚させているようです。中国は
1人っ子政策のツケで男性余りの現実があり、それで被抑圧下にある民族の若い女性を事実上拉致
しています。そしてウィグルやチベットの若い男性は強制的に改宗されマインドコントロールを受けて
います。従わなければ殺されるだけ。
中国の進出が著しいアフリカでもよく似たことが起こっているようです。

2   入野PAの裏街道   2019/5/24 10:54

こんにちは。
久しぶりに四国へ渡りました。
ここ入野PAは新居浜にも近くWi-Fiも使えるので度々寝泊まりしています。
いやぁ~久しぶりで寄ってみたら裏街道ご用達のコンビニができているじゃぁ~あ~りませんか。
これじゃぁ~寄る機会が増えてしまいそうです。
一つだけ不満があるとすればコンビニのバックヤードを通らなければ外に出れない事。
テクテク歩いてカメラ散歩もできるし目の前にみかん山もある・・・。

さて、冗談はこれ位にしてタップリ時間があるので氏のご主張をジックリ読まさせていただきました。
で、日本は現実的にアメリカの属国的存在ではないでしょうか。
もっと言えば地球全体がそうなのかも知れません。
アメリカ大統領の一言で世界の株価が乱高下するのですから。
ちょっと中東を睨めば石油価格が急上昇し全世界の株価に影響する。
亡国の総理大臣が【我が党が政権復帰をして株価が上昇しました】と盛んにアピールしますが
実態はアメリカをはじめとして世界の経済が上向いたから日本も上向いただけだと考えます。
トランプはアメリカファーストを公言しているのですから
日本にだけ甘い態度ではいないでしょう、怖いですねぇ~。
中国や北朝鮮の人々はいつまで耐えられるでしょうね。
海外留学やインターネットで世界の情勢や自国の実態を知る事が出来ますからね。
日本が嫌い、日本は敵だと言っていないで自国の現実に向き合ってほしいと感じます。
やっぱり地球のジャイアンに暴れてもらうのが早いのかなぁ~とも感じます。



3   kusanagi   2019/5/26 22:11

入野PAにはセブンイレブンが出来たようですね。四国は高速道が空いているし、路面も綺麗
なので走りよいのではないですか。
それにしても日本の高速道はかなりに整備できてますよね。四国から東北まで自分の車で
行けるというのは、この自動車専用道があったればこそです。高速道は言わば、自家用飛行機と
自動車の中間に位置する移動手段だと思ってます。半分は飛行機の属性を持たされています
ので空力性能は凄く大事です。私が今、自分の車で考えているのはフロントリップスポイラーが
欲しいということ。(^^ゞ 自作できなかなって考えてます。
メーターパネルの照明ランプを自分で交換しました。メーターパネルを取り出してマメ球を交換した
まではよかったのですが、なんとスピードメーターの針が動いていない。(^^ゞ ダッシュボードの
下側の狭いところに手を突っ込んでやっと正常に接続。
いろいろと自分で車の面倒を見るのは楽しいです。車検で車屋さんに診てもらうと、20万キロ
くらいは十分走れるだろうと言われました。現在は17万キロ後半。少なくともあと3年は頑張りたい
と考えています。

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